【豊明市】赤錆トタンをカラーベストへ!腐食した下地を合板で蘇らせる屋根葺き替え
writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
「塗装」では救えない屋根がある。赤錆のトタンを剥がし、家の骨格から再生させる
初動調査の様子は[【豊明市】真っ赤に錆びたトタン屋根!?衝撃の現地調査レポート]で詳しく紹介しています↓↓↓
「雨が降ると、なんとなく部屋が湿気臭い気がする…」
豊明市にお住まいのお客様が抱いていた違和感は、決して気のせいではありませんでした。
屋根の上に広がっていたのは、鮮やかな赤錆。それは金属屋根が発する「限界」のサインです。
表面を塗って隠すだけでは、家の寿命は延びません。
今回私たちが選択したのは、腐食した屋根を根底から作り直す「葺き替え工事」でもあり「カバー工法工事」。
古いトタンを剥がし、新しい木材で補強し、現代のスタンダードである「カラーベスト」で装う。
築年数を経た住まいが、再び新築のような輝きを取り戻すまでの再生ドキュメントをご覧ください。
工事のきっかけ
ご依頼のきっかけは、お客様がふと見上げた我が家の屋根の変貌ぶりでした。
かつては綺麗な色をしていたはずのトタン屋根が、経年劣化により一面赤茶色に錆びつき、見るからに痛々しい状態になっていたのです。
さらに、強い雨が降った翌日には、室内になんとも言えない湿気た臭いが漂うこともあり、「もしかして雨漏りしているのでは?」「このままでは天井が落ちてくるのでは?」という強い不安を抱えておられました。
「古い家だから仕方ない」と諦めかけていたお客様でしたが、台風シーズンを前に「一度しっかり直しておきたい」と決断され、当店へご相談をいただきました。
現地調査の結果、塗装でのメンテナンスは不可能と判断し、根本的な解決策である「葺き替え」をご提案いたしました。
工事の概要・データ
| 工事場所 | 愛知県豊明市 |
| 建物種別 | 木造2階建て住宅 |
| 既存屋根 | トタン屋根(瓦棒葺き・赤錆劣化) |
| 工事内容 | 屋根葺き替えカバー工法工事(既存撤去・下地補強・新材施工) |
| 使用部材 | ケイミュー社製 カラーベスト(コロニアル) |
| 発生症状 | 屋根材の著しい錆、下地の腐食、雨漏りの予兆 |
| 築年数 | 築20年ほど |
| 工事費用 | 約30万円 |
| 施工期間 | 約7日間 |
- 1. 「塗装」では救えない屋根がある。赤錆のトタンを剥がし、家の骨格から再生させる
- 1.1.1. 初動調査の様子はで詳しく紹介しています↓↓↓
- 1.1.2. 工事のきっかけ
- 1.1.3. 工事の概要・データ
- 1.1.4. 一目瞭然!ビフォーアフター
- 2. 赤錆の警告・踏み抜く恐怖
- 3. 解体と露呈・腐食した骨組み
- 4. 強固な盤面・カラーベストの施工
- 5. 完工・モダンに生まれ変わった我が家
- 6. 今回の工事のまとめ!!
- 6.1.1. 施工のポイント
- 6.1.2. 代表・山村より一言
- 6.1.3. それぞれの現場ブログ記事のセットリスト!
- 7. FAQ(よくある質問)
- 8. 【豊明市】と同じ地域の現場施工事例
- 9. 各地域での点検やメンテナンスを行ったブログ記事
一目瞭然!ビフォーアフター


赤錆の警告・踏み抜く恐怖

現場調査の日、梯子をかけて屋根に登った私たちは、すぐに事態の深刻さを理解しました。
視界を埋め尽くすのは、塗装の膜が完全に剥がれ落ち、素材そのものが酸化した「赤錆」の世界。
指で強く押せば、そのまま穴が空いてしまいそうな脆さです。
さらに危険だったのは、屋根の上を歩いた時の感触でした。
通常なら硬く跳ね返すはずの屋根が、体重をかけるとグニャリと沈み込むのです。
これは、トタンの下にある木材(野地板や垂木)が雨水によって腐食し、強度を失っている決定的な証拠。
「これ以上放置すれば、屋根が抜け落ちる可能性があります」 お客様にありのままの現状をお伝えし、表面的な修理ではなく、屋根を軽く強く作り直すプロジェクトが始動しました。

まさか、中まで腐っているなんて…。
塗装でなんとかなると思っていましたが、写真を見てゾッとしました。
解体と露呈・腐食した骨組み

工事初日、まずは既存のトタン屋根を撤去する「めくり作業」からスタートです。
バールを使って錆びた金属板を剥がしていくと、長年隠されていた屋根の内部が露わになりました。
予想通り、防水紙(ルーフィング)はボロボロに破れ、その下の野地板は黒く変色して湿気を含んでいます。
特に瓦棒(凸部)に入っていた芯木は、手で崩れるほど腐っていました。
ここから雨水が侵入し、室内の湿気臭を引き起こしていたのです。
このまま新しい屋根材を乗せることはできません。
私たちは腐食した木材を全て撤去し、清掃を行いました。
何もない骨組みだけの状態に戻すことで、ようやく再生への準備が整います。
強固な盤面・カラーベストの施工

ここからが職人の腕の見せ所です。
まずは、凸凹になった骨組みを調整し、新しい「構造用合板(野地合板)」を隙間なく張り詰めていきます。
12mm厚の合板で屋根全体を覆うことで、建物の剛性が飛躍的に向上。
先ほどまでの頼りない屋根が、人が飛び跳ねてもビクともしない強固なステージへと変わりました。
その上に、ゴムアスファルト系の高性能防水紙を施工し、いよいよ仕上げ材である「カラーベスト」を葺いていきます。
今回採用したのは、ケイミュー社の軽量スレート瓦。日本瓦の約半分の重量で、耐震性に優れています。
一枚一枚、職人が釘で固定し、上下を重ね合わせていくと、屋根は幾何学模様の美しい黒色に染まっていきました。
赤錆の面影は、もうどこにもありません。
【重要】 トタンからカラーベストへの変更は、単なるデザイン変更ではありません。
腐った下地を『面』で支える合板に置き換えることで、耐震性と防水性を同時に高める工法です。
完工・モダンに生まれ変わった我が家

屋根の頂点である「棟(むね)」に板金を取り付け、壁際やケラバ(端部)の雨仕舞を完了させました。
【Before】 赤茶色に錆びつき、古さを強調していたトタン屋根。
【After】 シックなブラックのカラーベストが整然と並び、建物全体が引き締まったモダンな印象に激変。
「屋根が変わるだけで、まるで新築みたいですね。これで雨の日も安心できます」 お客様の安堵の表情が、何よりの成果です。
見た目の美しさだけでなく、中身(下地)から若返ったこの家は、これからの数十年もご家族を安全に守り続けることでしょう。
今回の工事のまとめ!!

今回の現場は、目に見える「錆」が、目に見えない「下地の腐食」を知らせる重要なサインであることを証明する事例でした。
施工のポイント
- 脱・塗装: 下地が腐食している場合、塗装は無意味。思い切った「葺き替え」が正解。
- 下地強化: 構造用合板の増し張りにより、屋根の強度と防水性が劇的に向上。
- 軽量化: カラーベストへの変更で屋根が軽くなり、地震時の揺れを軽減。
- 美観向上: 赤錆の古びた印象を一掃し、現代風のスタイリッシュな外観へ。
代表・山村より一言

『屋根が錆びているけど、まだ雨漏りしていないから大丈夫』。そう思っていませんか?
実は、金属屋根の赤錆は末期症状。
目に見えない裏側では、木材が腐って強度が落ちていることがほとんどです。
手遅れになって天井が落ちてからでは、修理費用も莫大になります。
変色や錆を見つけたら、それは家からの『助けて』のサイン。
手遅れになる前に、一度私たちに見せてください。
最適な治療法をご提案します!
それぞれの現場ブログ記事のセットリスト!
- 👉第一話・【豊明市】真っ赤に錆びたトタン屋根の悲鳴!原因を暴く徹底した点検調査
- 👉第二話・【豊明市】トタンを剥がすと腐食の巣!垂木補強で屋根の骨格を作り直す
- 👉第三話・【豊明市】一階庇のトタン撤去!緩勾配を「垂木補強」で修正し下地を作る
- 👉第四話・【豊明市】カラーベスト施工と雨漏りの急所「壁際」を板金の技で封鎖
- 👉第五話・【豊明市】雨樋の「切り込み」と塩ビ屋根の雨水を制御する最後の板金術
FAQ(よくある質問)
Q.カラーベストの耐久性は何年くらいですか?
A.一般的には18年〜23年と言われています。ただし、10年〜15年を目安に塗装メンテナンスを行うことで、防水性能と美観をより長く保つことができます。
Q.トタン屋根からカラーベストに変えると、費用は高くなりますか?
A.塗装に比べれば初期費用はかかりますが、下地から直すため、その後の修理頻度が下がります。長い目で見れば、何度も塗り直したり雨漏り修理を繰り返すよりコストパフォーマンスは良くなります。
Q.音はうるさくありませんか?
A.トタン屋根に比べ、カラーベストは雨音が響きにくい素材です。また、下地に合板を張ることで遮音性も向上するため、室内の静粛性は高まります。

名古屋市南区を中心に、名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
創業100年以上の技術を受け継ぎ、雨漏り修理から外壁塗装まで、すべて私が責任を持って担当します。
最近やり始めた趣味はAIの勉強と筋トレ。
お客様の「困った」を解決し、笑顔にするのが私の仕事です。
【保有資格】かわらぶき技能士・ 増改築相談員/ 【趣味】AIの勉強
【豊明市】と同じ地域の現場施工事例
各地域での点検やメンテナンスを行ったブログ記事

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