豊明市にて築年数経過の二階建て建物の切妻トタン屋根を全撤去で新しい屋根材にて葺き替え施工!
お住まいのお客様からの工事依頼を受け、豊明市にある二階建ての建物の切妻トタン屋根の葺き替え工事を行うことになりました。
築年数が経過し、雨漏りが発生している状況ですので、しっかりと補強し、新しい屋根材を施工していきます。
建物の健康を守るために、丁寧な作業を心掛けて取り組みます。
お客様の安心と満足を第一に考え、高品質な工事を提供することをお約束いたします。
工事が完了した際には、お客様のご期待に添えるよう努め、建物の美しさと耐久性を向上させることを目指しています。
工事の進捗や結果について、いつでもお気軽にお問い合わせください。
楽しみにお待ちいただければ幸いです。
建物の状況
築年数 ・・・ 築45年以上
工事費用・・・ 約100万円ほど
施工期間・・・ 約5日間ほど
建物種別・・・ 木造戸建て
作業のビフォーアフター

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施工事例で引用した現場ブログのリンク先
この一連の現場ブログのはじめとなる初動調査に関してはこちらから読めますよ↓↓↓
『豊明市にて総二階の建物で屋根部分のトタン屋根から雨漏りが発生!経年劣化した屋根材を目視で点検調査!』
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
初回点検の無料診断と有料診断の違いの説明↓↓↓
『ヤマムラ建装での目視による建物点検で無料調査と有料調査の違いの説明』
見積もりから工事完了の請求書迄の一連の流れ
『弊社で建物のリフォーム工事などの依頼から契約書の取り交わしを経て工事完了までの一連の流れ』
目次
劣化したトタン屋根を目視による点検調査

豊明市のお客様の元へ、予定していた日時で訪問させていただきました。
お客様から現在の状況を教えていただいた後、雨漏りが疑われる部屋と天井板を確認させていただきました。
天井板には水分が含まれ、若干柔らかくなっているように見えました。
天井裏はほとんどないようで、建物の構造での屋根野地板が直接見える状態でした。
その部屋の窓から、一階の庇屋根に移動できたため、脚立を設置して二階の屋根に登ってみました。
お客様のご自宅の状況を丁寧に確認し、必要な対処法を検討してまいります。

雨樋が外れかかって変形している原因として、まず気が付いたのが、樋吊りの引っ張りが緩んでしまっていたことです。
トタン屋根の軒先部分の設置高さと、雨樋の設置高さが若干あいているように見えました。
このような状況では、雨樋が外れたり変形したりする可能性が高まります。
注意が必要な状態でありました。

トタン屋根の劣化状況を目視検査したところ、錆びが進行していることが確認されました。
建物が新築から何も補修工事を行っていないとのことで、15~20年ごとに新しいトタン屋根に変えることはお勧めできませんが、定期的な塗装などで表面を保護していくことも効果的かもしれませんね。
確かに塗装には防水効果がほとんどないと言われていますが、トタン屋根に塗料を塗ることで紫外線から保護することができ、錆の発生を防ぐことができます。
15~20年ごとの屋根や雨樋、外壁の塗り替えや交換は建物の寿命を延ばすために重要ですので、定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。
一階部分の屋屋根を目視で点検調査を行います


庇屋根がある一階も目視検査を行いました。 二階と同様、トタン屋根が使用されており、劣化錆が見られたため、手直しが必要かどうか診断しました。
一階にはエアコンの室外機があり、作業時には室外機のパイプが邪魔でした。
パイプを切断して移動することはできないため、その場で浮かすような処置を行い、作業に取り掛かる必要がありますね。
トタン屋根以外で気になった劣化部分の点検

雨樋の竪樋部に切れ込みが入っている場合、雨水が外に溢れる可能性があります。
竪樋部は上の屋根の雨樋から雨水を集め、集水器を通って地上へ流す役割を果たしています。
この部分に切れ込みが入ると、一部の雨水が外に漏れる可能性があります。
このような状況では、雨漏りの原因が特定できずに困惑することもありますが、竪樋部の切れ込みが原因である可能性が考えられます。
適切な修理やメンテナンスを行うことで、雨漏りを解消することができます。
雨樋の竪樋部は雨水の流れを管理する重要な部分であり、定期的な点検や補修が必要です。

工事現場でよく見かける竪樋や雨樋のエルボについてご紹介します。
竪樋から続いている雨樋のコーナー部分になるエルボは、一階屋根などが張り出している場合に使用され、流れを変える役割を果たします。
竪樋部材を交換する際には、このエルボ中心に取り替え交換を行います。
初動調査では建物と屋根の雨漏りを調査し、お客様には点検中に撮影した写真を見ながら丁寧にご説明させていただきました。
工事の提案として、一階庇屋根と二階屋根のトタン屋根を葺き替えて野地板合板と新しい屋根材を施工する内容をご提案し、その基本に基づいてお見積りを作成しました。
お客様には納得いただける提案となるよう、丁寧に工事内容をご説明させていただきました。
建物の二階部分の屋根から経年劣化したトタン屋根を取り剥がします

トタン屋根の昔の施工方法では、垂木材の芯材がそれぞれの寸法で入っていました。
この芯材に水が入らないよう、カッパと呼ばれるカバー材を取り付けていきます。
最新の施工方法では、垂木の芯材を入れずに施工できる方法があるそうです。
板金工事に携わる方々は、現在この垂木を芯材とした施工は行っていないとのことです。
新しい施工方法によって、より効率的かつ耐久性の高い屋根工事が可能となっています。

トタン屋根からの雨漏りの原因として、垂木を入れた芯材が数十年後に腐食してしまうことが挙げられます。
垂木の芯材が腐食する原因は、施工不良による雨水の侵入や、トタン屋根と垂木材の化学反応による電蝕などが考えられます。
その結果、屋根の垂木材が腐食し、雨漏りの原因となることがあります。
屋根のメンテナンスや修理を怠ると、内部に雨水が浸入し、さらなる被害やシロアリ発生のリスクが高まります。
屋根の状態を定期的にチェックし、早めの対策を行うことが重要です。


トタン屋根を順番に取り外していくと、そこには穴だらけで劣化した防水紙(ルーフィング)が現れました。
経年劣化もあり、防水紙には熱がこもって野地板合板に貼り付いているため、破れた破片を掃除していくことにしました。
防水紙の劣化が進んでいることや野地板にも影響が出ている可能性があるため、専門業者に相談して詳細な点検を行うことが重要です。
雨漏りの原因を特定し、適切な補修を行うことで、お住まいをしっかりと守ることができます。
定期点検も忘れずに行い、安心してお住まいを楽しんでください。

屋根のリフォーム工事において、古くなった野地板合板を新しいものに取り替える際、まずは古い防水紙の上に新しい野地板合板を重ねて取り付けていきます。
この野地板合板は、一片の大きさが約1,800ミリ×約900ミリで厚さは12ミリの針葉樹の合板を使用しています。
一般的に、メーカーによって大きさは同じであり、厚みに関しては10ミリ以上を使用することで補強の観点からも問題ないと考えられます。
新しい野地板合板の取り付け工事を行う際には、しっかりと補強された屋根構造になることで、屋根の耐久性や強度が向上します。


屋根工事の際、野地板合板を固定するための釘を打ち込む際には、墨打ちをして正確に目印をつけます。
その目印通りに釘を打ち込んでいきます。
次に、建築用のハンマータッカーを使用して、防水紙(ルーフィング)を野地板に重ねるようにしながら、丁寧に止めていきます。
釘の打ち込みや防水紙の取り付けは、慎重に行うことが重要です。
一階屋根のトタン屋根も取り剥がしていきます

トタン屋根の葺き替え作業は、一階の庇屋根から始めました。
劣化や錆が進んでいたため、外壁トタンとの干渉する部分も含めて取り外し作業を行いました。
外壁トタンを一部取り外し、干渉部分をクリアにした後、トタン屋根を丁寧に取り剥がしていきました。
これにより、屋根と外壁の取り合い部分もスムーズに処理することができました。


屋根工事の際には、まずは古い屋根材を取り除き、その下にある野地板合板を確認します。
必要に応じて防水紙を貼り直し、新しい屋根材を取り付けるために屋根の勾配を調整する作業が必要です。
均等な幅で垂木を打ち付け、その上に野地板合板を取り付けていくことで、より強固な屋根を構築することができます。
屋根工事を行う際には、しっかりとした施工が必要となりますので、専門家のアドバイスを受けながら作業を進めることをおすすめします。


勾配屋根の垂木を補強する際には、古い垂木の横に新しい垂木を添えて固定補強を行うことが一般的です。
この補強により、屋根の強度が向上し、安定した状態を保つことができます。
古くなった垂木を補強することで、屋根全体の耐久性も向上します。
垂木の補強工事は建物の安全性を高める重要な作業の一つです。


屋根の勾配を変えた垂木の上に、新しい野地板合板を取り付けていきます。
この作業は二階屋根と同様ですが、墨を使って目印をつけ、その目印に沿って専用の固定釘を打ちます。
一階の庇屋根全体に新しい野地板合板を取り付けたら、その上に防水紙(ルーフィング)を重ねて貼っていきます。
これらの作業が完了すると、次は新しい屋根材を施工していきます。
カラーベストと言う新しい屋根材で屋根を施工して行きます


新しい屋根材として、今回はカラーベストを選びました。
カラーベストは屋根材自体が薄く、低勾配の現場でも使いやすい特徴があります。
基本的な施工方法として、カラーベスト一枚に対して釘を4本打ちます。
最近では業者が利益を上げるために、釘の本数を4本から2本に減らして施工する業者も少なくなってきましたが、水切り板金などが干渉する場所では釘の本数が少なくなることもあります。
釘の本数については注意が必要ですね。


『屋根の頂点部分が大棟部ではなく、壁際部で終了する変形の片棟屋根の形状』を持つ場所では、カラーベストを施工した後、壁際部に専用の水返し板金を取り付けます。
そのためには、まず土台の材木を取り付けておく必要があります。
土台の木材を取り付けることで、後で取り付ける水返し板金を固定するための釘を打ち込むことができ、しっかりと固定されます。
その後、打ち込んだ釘の釘頭には、雨水が染み込まないようにコーキングボンドなどで防水処理を施しておきます。
これにより、屋根の水返し部分がしっかりと固定され、雨漏りのリスクを低減することができます。

一階庇屋根において、作業で浮き上がっている室外機を元の場所に戻し、壁際に水返し板金を取り付ける際には、固定釘を取り付けます。
そして、その釘頭にもコーキングボンドで防水処理を施しておきます。

屋根の補強に新しい野地板合板を取り付けた後、カラーベストを新しい屋根材として施工することができました。
野地板の補強工事が完了し、新しい屋根材の施工により、屋根全体がより頑丈になりました。
野地板の補強と新しい屋根材の施工によって、お家の外観も一新され、耐久性も向上しました。
雨樋部品でもある竪樋部材の修復作業の様子


雨樋の竪樋部材の修復修理について、点検時に確認していた作業を行っていきます。
作業の手順は、まず切り込みを流用してその場所から切断します。
次に、エルボ部材(コーナー部)で、切断した竪樋部材を取り外していきます。
これにより、効果的な修理が行われ、雨樋の問題を解決することができます。
修理作業は慎重に行われるため、安心してお任せいただけます。


エルボの口部分の接着残りを取り除く際には、カッターナイフなどを使用して丁寧に削り取ります。
古い接着剤をしっかりと剥がしてから、新しい竪樋部材を取り付けるための準備を行います。
エルボの内側にはコーキングボンドを塗布し、しっかりと接着させることで、補修工事を丁寧に行うことが重要です。

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先端が劣化浮きしていた塩ビ屋根の補修作業


塩ビ屋根の経年劣化により、軒先部の先端が浮き上がってしまい、雨水が雨樋に流れず外側に流れる状況が生じていました。
修復作業では、桟木を使用して軒先部の浮きを抑え込みました。
さらに、軒先部に板金を取り付けて雨水が雨樋に適切に流れるように方向を変えました。
これにより、雨漏りの問題を解決し、屋根の耐久性を向上させることができました。
修復作業が完了すると、塩ビ屋根は元通りの状態に戻り、安心してご利用いただけます。


塩ビ屋根の軒先先端部分が劣化し、浮いていた箇所に新しく加工した板金を取り付けました。
この新しい板金によって、塩ビ屋根から流れてきた雨水が当たるようになりました。
そして、板金の裏面を辿って雨樋の中に流れるようにしました。
新しく取り付けた板金も雨樋の中から外れないように、寸法を測って加工して取り付けました。
塩ビ屋根部分での固定方法として、最初に取り付けた桟木に向かってビス釘を打って固定していきました。
固定ビスの頭部分には、コーキングボンドを塗って防水処理を施しました。
これにより、雨漏りのリスクを軽減することができます。
作業範囲を掃除を行って完了報告をおこないました

古くなったトタン屋根の葺き替え工事が完了し、屋根全体を掃除し、作業道具を片付けました。
お客様には作業の完了をお伝えながら、作業中の写真を見ていただき、簡単な説明をさせていただきました。
お客様は写真を見て、錆びだらけだった屋根が綺麗になって喜んでいました。
DIYでの修理よりもプロの業者にお任せいただくことで、安心して最適なメンテナンスが行われることを実感していただけたようです。
屋根の葺き替え工事は、しっかりとした点検から始まり、丁寧な作業を行うことでお客様の満足度を高めることができます。
我々【ヤマムラ建装株式会社】では、お住まいの屋根に関するお悩みやご相談に丁寧に対応し、最適な提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
この一連の現場ブログのはじめとなる初動調査に関してはこちらから読めますよ↓↓↓
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