豊明市【雨樋の修理】切り込みがあった竪樋の交換!塩ビ波トタン屋根の雨水を雨樋に流すための堰止め板金取り付け工事が完了
writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
2025年10月29日追記
豊明市|劣化した雨樋(竪樋)の修理と塩ビ屋根の雨水対策
豊明市で進めてきた、古いトタン屋根からカラーベストへの屋根リフォーム工事。
屋根本体の施工は完了しましたが、今回は点検時にお客様からご依頼いただいていた「雨樋」と「塩ビ屋根」の修理・修繕作業の様子をご紹介します。
切り込みが入っていた竪樋の補修や、雨水が雨樋を越えてしまっていた塩ビ屋根の対策など、細かな部分もしっかり対応し、全ての工事が完了しました。
劣化や切断痕があった雨樋の竪樋部分を修理を行います

豊明市で、雨漏りが発生し経年劣化した古いトタン屋根を葺き替え、新しい屋根材としてカラーベストを取り付ける作業が行われている様子をご紹介しました。
以前のブログ記事では、補強や防水紙であるルーフィングを施工した屋根に、カラーベスト屋根材が取り付けられていく様子が記載されていました。
そして、今回は屋根全体にカラーベストが取り付けられた後、屋根点検時にお客様から依頼された雨樋の修繕工事も行われている様子がご紹介されています。
前回の現場ブログはこちらから戻れます↓↓↓
『豊明市【葺き替え完了】劣化したトタン屋根から軽量なカラーベストへ葺き替え!緩勾配に対応した施工・壁際・ケラバの板金まで』
この一連の現場ブログのはじめとなる初動調査に関してはこちらから読めますよ↓↓↓
『豊明市【トタン屋根】築年数が経過した屋根の点検調査!経年劣化による錆や雨樋の変形が原因か?屋根葺き替えと修理のご提案』
目次
雨樋部材でもある竪樋の修復作業


雨樋の竪樋部分の修理に関するお客様からのご依頼について、ご紹介いたします。
竪樋のコーナー部分に切り込みが入っている原因は不明ですが、その部分を中心に修理を行います。
まずはコーナー部分から先の部分を取り外し、カッターナイフなどを使用して汚れを丁寧に取り除いていきます。
雨樋のサイズはそれぞれ異なりますが、最近の住宅では105ミリのサイズがよく使用されています。
しかし、100ミリや120ミリなどのサイズも豊富にありますので、DIYで雨樋の取り替えを考えている場合は一部を取り外して実物を持参し、ホームセンターなどで確認することをおすすめします。
雨樋の修理や交換に関しては、専門知識や技術が必要な作業ですので、安全を考慮し専門業者にご依頼することも検討してください。
新しく雨樋の部品を取り付けて行きます

雨樋のコーナー部分の口の内側に、竪樋部分を固定するためにコーキングボンドを塗ることがおすすめされています。
雨樋用の接着剤もありますが、雨樋コーナー部分も劣化していたため、亀裂が入らないようにコーキングボンドを使用しました。
このようにして、雨樋の接着固定をしっかりと補修することができます。

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雨樋の竪樋部分を修復する際には、まずコーキングボンドを内側に塗った状態の雨樋コーナーの口側に新しい竪樋を差し込むように取り付けていきます。
この作業によって、竪樋部分の補修修理を行うことが可能となります。
修復作業を進める中で、最初に切り込みが入った状態だった竪樋部分を再び元の状態に戻すことができました。
雨樋の補修には丁寧な作業が必要ですが、しっかりと行うことで雨漏りなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
塩ビ製の波トタン屋根の修繕作業

塩ビ屋根が浮き上がっていた際、雨水が軒先の雨樋を超えて流れ、一階屋根の庇部分に大量に落ちていました。
そのため、一階庇部分に雨水が集まり、劣化や錆びが進行していました。
お客様からは、この状況を改善してほしいとのご依頼をいただきました。
最初の作業では、塩ビ屋根の浮き上がった部分を取り除きながら、桟木材を取り付けていきます。
劣化が進んでいる部分を修理することで、雨水の流れを改善し、屋根の状態を良好に保つことが目的です。


雨水の流れが雨樋に入らないため、軒先部分に堰止め用の板金を取り付けて、雨水を強制的に雨樋に流す工程が必要です。
この際、元々あった雨樋の位置を戻しながら、堰止めの板金を取り付けていきます。
雨樋の位置を正確に調整しながら作業を進めることで、効果的に雨水を流すことができます。

一番初めに取り付けた桟木に向けて、堰き止め用の板金を引っ張りながら、同時に雨樋の中から外れないように取り付けていきます。
最初に取り付けた桟木に向けて、ビス釘でしっかり固定していきます。
この固定方法は慎重に行う必要があります。
板金を正しく取り付けることで、雨漏りを防ぐことができます。
しっかりと固定して、安心して雨漏り対策を行います。
全ての作業が完了しましたのでお客様に完成報告

雨漏りリフォーム工事が完了しました。
塩ビ屋根から飛び出していた雨水を堰止めするため、軒先から取り付けた鈑金を桟木にビス固定し、コーキングボンドで防水処理を行いました。
お客様には作業中に撮影した写真を見ていただきながら、作業の説明を行いました。
お客様も写真を見て、「屋根がすごく綺麗に変わったので、雨漏りの心配がなくなりましたね。」と喜んでいました。
豊明市にお住いのお客様からの依頼を丁寧に対応し、工事を成功裏に終えることができました。
初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
『【トタン屋根葺き替え】豊明市 劣化したトタン屋根で垂木・野地板の補強作業から新屋根材の施工・固定!雨樋修理まで!』







