【トタン屋根修理】豊明市 お客様を悩ます雨漏り原因を赤外線調査!屋根の勾配不足とビス穴からの浸水をコーキングで解決

豊明市でバケツ生活からの脱却!屋根勾配のミスマッチを見抜き雨漏りと台風被害を防ぐ徹底修理

現場作業ブログ
01.豊明市 トタン屋根修繕 雨漏りで痕が出来て染みになっています。
豊明市【トタン屋根修理】天井のシミと雨漏りの原因を赤外線カメラで調査!バケツが手放せない屋根で判明した勾配不足の危険性!

工事のきっかけ

「雨が降るたびに、押入れの天井からポタポタと音がするんです…」
受話器越しに聞こえる、豊明市にお住まいのお客様の沈んだ声が忘れられません。
きっかけは、一本のお電話でした。詳しくお話を伺うと、ここ数年、夕立や長雨のたびに天井にシミが広がり、バケツを置いてしのぐ生活が当たり前になってしまっているとのこと。

「いつか天井が落ちてくるんじゃないか」
「カビで家族の健康が悪くなるんじゃないか」
そんな終わりのない不安が、日々の暮らしに重くのしかかっていました。
本来、安らぎの場であるはずの我が家が、天気予報を見るたびにストレスの原因になってしまっていたのです。

現地に駆けつけ、拝見した押入れの天井には、幾重にも重なった雨染みが痛々しく残っていました。
それは、建物が発している限界のサインでした。
「もう、雨音に怯える生活は終わりにしたい」 お客様のその切実な願いに応えるため、私たちは赤外線カメラなどの最新機器と、長年の経験で培った現場の勘を頼りに、雨漏りの正体を暴き出す調査を開始しました。
これは、単なる修理ではなく、お客様の平穏な日常を取り戻すための、私たちの挑戦でした。

建物の状況

築年数 ・・・ 築50年ぐらい

工事費用・・・ 約10万円ほど

施工期間・・・ 1日ほど

建物種別・・・ 戸建て(RC造)

ビフォーアフター

05.豊明市 トタン屋根修理 屋根勾配が無い所にトタン屋根が施工されていました。

11.豊明市 トタン屋根修理 ビス釘の頭部分をコーキングで塗布しました。

名古屋市や豊明市を中心に、地域密着で住まいの困りごとに向き合っている私たちですが、今回のご相談は特に深刻でした。
「雨のたびにバケツが必要」という状態は、すでに建物内部で腐食が進んでいる危険信号です。
一見すると普通の屋根に見えましたが、赤外線カメラを使って調査を進めると、そこには驚くべき施工ミスが隠されていました。
屋根の勾配(傾斜)と材料が合っていない「ミスマッチ」が、無数のビス穴から雨水を呼び込んでいたのです。

この記事では、原因の特定から、コーキングを駆使した徹底的な防水処置、そして台風に備えた板金補強まで、私たちが現場で行った雨漏り解決の全工程をご紹介します。

お客様からのご相談「バケツを置く生活から、もう抜け出したい」

01.豊明市 トタン屋根修繕 雨漏りで痕が出来て染みになっています。
02.豊明市 トタン屋根 雨漏りした雨水をカップなどで拾っています。

豊明市にお住まいのお客様から、「雨が降るたびに深刻な雨漏りに悩んでいるんです」という、切実なお電話をいただきました。
詳しくお話を伺うと、長雨や夕立のような激しい雨が降ると、決まって押入れの天井にじわじわと雨染みが広がり、やがてポタポタと水が滴り落ちてくるとのこと。
そのたびに慌ててバケツを置き、ここ数年はそれが当たり前の光景になってしまっている、と力なくお話しされていたのが印象的でした。

室内にバケツを置く生活は、単に不便なだけではありません。
常に湿気がこもることで発生するカビの臭いや、ご家族の健康への影響。
そして何より、「また漏れるかもしれない」「いつか天井が抜け落ちるのでは」という終わりのない不安とストレスは、心に重くのしかかります。

もう、天気予報に一喜一憂するのは終わりにしましょう。
私たちは、こうした深刻な雨漏りの原因を迅速かつ的確に突き止め、お客様が本当の意味で安心できる暮らしを取り戻すための専門家です。
名古屋市で同じお悩みをお持ちの方は、被害がこれ以上広がる前に、今すぐ私たちにご相談ください。

見えない浸水経路を可視化する「赤外線カメラ調査」

04.豊明市 トタン屋根修理 トタン屋根端側から雨漏りした予想です。
03.豊明市 トタン屋根修理 赤外線撮影で青くなった所が雨漏りしています。

雨漏りは、染みがある場所の真上から水が浸入しているとは限りません。
建物を不必要に傷つけることなく原因を特定するため、私たちはまず「赤外線カメラ」による科学的な調査を行います。

この特殊なカメラは、物の表面温度の違いを色で映し出します。
雨水が内部に侵入して温度が低くなっている箇所は「青色」に表示されるため、水の通り道が一目瞭然となります。
今回の調査でも、屋根の端に青い部分が集中していることが分かり、原因箇所を的確に絞り込むことができました。

屋根の構造的な施工ミス「勾配不足」

05.豊明市 トタン屋根修理 屋根勾配が無い所にトタン屋根が施工されていました。

驚いたことに、問題の屋根には雨水を流すための傾き、いわゆる「勾配(こうばい)」がほとんどありませんでした。
ほぼ平らな状態の屋根に、傾斜があることを前提として作られている金属屋根(板金屋根)が設置されていたのです。

屋根の勾配は、降った雨を速やかに地上へ排水するための、いわば滑り台のような役割を果たします。
勾配があれば水はスムーズに流れていきますが、なければ屋根の上に水たまりができてしまいます。

本来、ここまで勾配のない屋根には、シート防水や塗膜防水といった、つなぎ目のない防水層を作る「陸屋根(ろくやね)」用の施工が必須です。
陸屋根に勾配屋根の材料を使うことは、水を防ぐどころか、溜め込んでしまう非常に危険な間違いなのです。

雨漏りを誘発する無数の「ビス穴」

08.豊明市 トタン屋根修理 当時の技術力不足で屋根に雨水が残っています。
09.豊明市 トタン屋根修理 トタンの上部からビスを打ち固定していました。

さらに深刻だったのが、屋根を固定するために打たれた多数のビスでした。
屋根材の真上から打ち込まれたビスは、雨漏りを防ぐべき屋根に、自ら雨水の浸入口を作っているようなものです。

もちろん、ビスの頭には防水のための「コーキング」という充填材が塗られていましたが、施工が不十分なうえに経年劣化でひび割れ、そこが最大の雨漏り原因となっていました。
これは、雨漏りを直すどころか、新たな原因を無数に作ってしまっていたのです。

このような施工は、残念ながら屋根に関する知識と経験が不足している業者によるものと言わざるを得ません。

雨漏りを止める正しい応急処置

01.豊明市 トタン屋根修理 作業開始前のトタン屋根の状態です。

根本的な解決には屋根全体の改修が必要ですが、まずはお客様の不安を取り除くため、これ以上雨漏りが拡大しないよう的確な応急処置を施します。

生命線はコーキングの「量」と「塗り方」

04.豊明市 トタン屋根修理 雨水が溜まっていた証拠となる水跡です。
05.豊明市 トタン屋根修理 屋根勾配が無い為雨水が屋根上に溜まっていました。

原因となっていたビス穴を、コーキング材で塞いでいきます。
この時、ただ上から薄く塗るだけでは一時しのぎにしかなりません。

私たちは、劣化した古いコーキングを可能な限り除去し、清掃した上で、ビスの頭が完全に隠れるまでたっぷりの量で厚く覆い込むように充填します。
こうすることで水の通り道を完全に塞ぎ、紫外線による再劣化を防ぎ、防水効果を最大限に長持ちさせることができるのです。

板金の「つなぎ目」からの浸入もブロック

06.豊明市 トタン屋根修理 トタン屋根の隙間をコーキングで塗布します。

傾斜のない屋根では、板金同士のわずかな重なり部分から、溜まった水が毛細管現象で吸い上げられるように内部へ浸入することがあります。
これを防ぐため、板金のつなぎ目にも丁寧にコーキングを打ち、水の浸入経路を徹底的に塞ぎます。
一見地味な作業ですが、この丁寧な下地処理と施工こそが、プロの仕事です。

雨漏りだけじゃない!台風で屋根が飛ぶ危険性も発見

03.豊明市 トタン屋根修理 片棟板金の固定釘が抜けていました。
02.豊明市 トタン屋根修理 片棟板金の接続部分が外れかけています。

雨漏りの調査と並行して、私たちは常に建物全体の安全を確認します。
今回も、このままでは非常に危険な状態を発見しました。

屋根のてっぺんを覆っている金属の板を「棟板金(むねばんきん)」と呼びます。
この棟板金を固定している釘が、経年劣化で緩んで抜けかかっていました。

釘が浮いてできた隙間は新たな雨漏りの原因になるだけでなく、強風の入り口となります。
特に大型台風の際には、その隙間から突風が入り込み、棟板金が一気に剥がされて飛ばされてしまう恐れがあるのです。
飛散した板金がご自宅やご近所、通行人に被害を与える二次災害につながることもあり、絶対に放置できません。

釘からビスへ!がっちり固定で二次災害を防ぐ

04.豊明市 トタン屋根修理 ビス釘を打ち込んで板金を固定します。
06.豊明市 トタン屋根修理 打ち込んだビス頭をすべてコーキングを塗布します。

緩んだ釘を同じ穴に打ち直しても、下地が弱っているためすぐにまた抜けてしまいます。
そこで私たちは、釘よりも格段に保持力が強いスクリュー状の「ビス」を使って、棟板金を下地にがっちりと再固定します。

この際、無理に古い釘を抜くと板金を歪めてしまうことがあるため、状況に応じて釘は残し、すぐ近くに新しいビスを打ち込むなど、最適な方法を選択します。
仕上げに、全てのビス頭と釘頭に防水コーキングを施し、作業は完了です。

その場しのぎの修理から、安心の暮らしへ

09.豊明市 トタン屋根修理 板金を固定するビスをコーキング処理します。
10.豊明市 トタン屋根修理 全ての固定ビス釘の上からコーキングを塗布しました。

今回の一連の作業で、差し迫った雨漏りの脅威は取り除くことができました。
しかし、これはあくまで「応急処置」です。
屋根の構造的な問題が解決されたわけではありません。

私たちはお客様に現状を丁寧にご説明し、将来的な不安を完全に取り除くための、屋根全体の改修工事もご提案させていただきました。
間違った修理は、雨漏りを悪化させるだけでなく、大切なお住まいの寿命を縮めてしまいます。

名古屋市及び近郊で、天井のシミや雨漏りにお悩みの方は、手遅れになる前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。


Q1. 屋根の勾配不足とはどういうことですか?
A. 屋根には、雨水を流すための適切な傾斜(勾配)が必要です。
今回の豊明市の事例のように、平らな屋根(陸屋根)に傾斜用の板金屋根を施工してしまうと、水が流れずに溜まり、雨漏りを引き起こします。
これは施工上のミスと言えます。

Q2. ビス穴のコーキングだけで雨漏りは止まりますか?
A. 応急処置としては非常に有効です。
ただし、単に塗るだけでは不十分です。
私たちは古い材を除去して清掃し、ビスの頭が隠れるほどたっぷりとコーキングを充填して、水の入り口を完全に塞ぎます。
根本解決には屋根全体の改修が必要な場合もあります。

Q3. 棟板金の釘が浮いているのですが、放置するとどうなりますか?
A. 非常に危険です。
釘が浮くと隙間から雨が入るだけでなく、台風などの強風で板金ごと飛ばされる恐れがあります。
私たちは抜けやすい釘の代わりに、保持力の強い「ビス」で固定し直し、二次被害を防ぎます。


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