【鬼瓦修理】名古屋市熱田区 棟の倒れた鬼瓦を徹底修理!見えない「針金」が安心の決め手!瓦屋根 固定 南蛮漆喰
名古屋市熱田区の鬼瓦転倒事例!見えない針金が安心を左右する
工事のきっかけ
「屋根の隅っこにある鬼瓦が、前に倒れてしまっていたんです!」
先日、お客様から私たちに飛び込んできたのは、そんな驚きの声でした。
屋根の顔ともいえる鬼瓦が倒れているのを見ると、お客様もさぞご不安だったことと思います。
ただ落ちただけでなく、もし人や物に当たっていたら…と考えると、本当に恐ろしいことです。
鬼瓦は、屋根に取り付ける際にきちんとした方法で固定されるものなので、本来はそんなに簡単に取れてしまうものではありません。
私たちもすぐに現場に駆けつけ、なぜ鬼瓦が倒れてしまったのか、その原因を詳しく調べる必要がありました。
屋根の上は普段見えない場所だからこそ、ちょっとした異変でも大きな不安につながりますよね。
特に、鬼瓦のような屋根の重要な部分が倒れてしまうと、見た目の問題だけでなく、雨漏りなどの心配も出てきます。
お客様の不安を少しでも早く解消できるよう、私たちはこのような予期せぬ屋根のトラブルにも迅速に対応しています。
現場での詳しい調査の結果、これは本当に偶然の幸運だったと言えるでしょう。
もし少しでも倒れる方向がずれていたら、鬼瓦は屋根からそのまま地面に落下していたと考えられます。
想像してみてください。もし落下中に、設置途中の仮設足場にぶつかっていたらどうでしょうか?
その衝撃で方向が変わり、お住まいの外壁や窓ガラスに当たって、破損させていた可能性も十分にあり得ました。
今回は幸いにも大きな被害には繋がりませんでしたが、一歩間違えれば重大な事故になっていたかもしれません。
屋根の上は見えにくい場所ですが、だからこそ定期的な点検や、少しでも異変を感じたら専門家に見てもらうことが大切です。
私たちは、倒れてしまった鬼瓦の状況を詳しく確認し、原因を究明した上で、お客様に最適な修理方法をご提案させていただきました。
原因が判明したことで、すぐに具体的な工事内容をご提案できたのです。
私たちプロの目から見て、どのように修理すれば今後安心して暮らしていただけるか、最適な方法をお伝えしました。
その場で、修理にかかる費用をまとめたお見積書をお客様にお渡ししました。
すると、お客様は金額をご覧になって、すぐに工事の依頼を決めてくださいました。
お客様の迅速なご判断と信頼に、私たちも身が引き締まる思いです。
お客様の「これで安心して過ごせます」というお言葉が、何よりも私たちの励みになります。
建物の状況
築年数 ・・・ 約25年ほど
工事費用・・・ 約10万円ほど
施工期間・・・ 2日ほど
建物種別・・・ 戸建て(木造)
ビフォーアフター

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もしご自宅の屋根にある鬼瓦が、ある日突然倒れていたら…?
そんな緊急事態が、先日名古屋市のお客様のお住まいで発生しました。
屋根の顔ともいえる鬼瓦が倒れているのを見ると、お客様もさぞご不安だったことと思います。
ただ落ちただけでなく、もし人や物に当たっていたら…と考えると、本当に恐ろしいことです。
今回は、この衝撃的な鬼瓦の転倒事例から、なぜこんなことが起きてしまったのか、そして私たちがどのようにしてお客様の安心を取り戻したのかを、具体的な修理の様子と共にご紹介します。
普段見えない屋根の裏側に隠された「安心の秘密」を、一緒に見ていきましょう。
目次
鬼瓦転倒の核心!原因究明と修理への第一歩


これは本当に偶然の幸運だったと言えるでしょう。
もし少しでも倒れる方向がずれていたら、鬼瓦は屋根からそのまま地面に落下していたと考えられます。
想像してみてください。
もし落下中に、設置途中の仮設足場にぶつかっていたらどうでしょうか?
その衝撃で方向が変わり、お住まいの外壁や窓ガラスに当たって、破損させていた可能性も十分にあり得ました。
今回は幸いにも大きな被害には繋がりませんでしたが、一歩間違えれば重大な事故になっていたかもしれません。
屋根の上は見えにくい場所ですが、だからこそ定期的な点検や、少しでも異変を感じたら専門家に見てもらうことが大切です。


本来、屋根の棟(むね)の中から出てくる針金は、鬼瓦が倒れないようにしっかりと縛り付けるはずです。
特に屋根の角にある隅棟の鬼瓦は、重力がかかりやすく、下へと引っ張られる力が強く働きます。
そのため、もっと太く、何本も束ねた「寄った(よった)」(複数の針金をねじり合わせて強度を増すこと)針金でしっかりと引っ張り固定する必要があるんです。
ところが、今回倒れてしまった鬼瓦を調べてみると、使われていた針金は一本一本が細く、さらにたった2本の針金をより合わせて固定されていました。
これでは、鬼瓦の重さや経年による負担に耐えきれず、結果的に切れてしまったと考えられます。
少し専門的な話になりますが、隅棟の鬼瓦を頑丈に固定するには、通常、一本の針金をもう一段階太いものにし、それを4本以上程度束ねて(寄り合わせて)使うのが望ましいとされています。
これくらいの強度がないと、鬼瓦をしっかりと吊り上げて支えることは難しいのです。
点検調査をお客様にご報告

詳しい調査の結果、鬼瓦が前に倒れてしまった原因がはっきりとわかりました。
お客様には、その原因と、修理工事ができる可能性について丁寧にご説明させていただきました。
原因が判明したことで、すぐにお客様へ具体的な工事内容をご提案しました。
私たちプロの目から見て、どのように修理すれば今後安心して暮らしていただけるか、最適な方法をお伝えしました。
後日、修理にかかる費用をまとめたお見積書をお客様にお渡ししました。
すると、お客様は金額をご覧になって、すぐに工事の依頼を決めてくださいました。
お客様の迅速なご判断と信頼に、私たちも身が引き締まる思いです。
プロの技が光る!安心の鬼瓦修理工程


名古屋市熱田区での鬼瓦修理、いよいよ本格的な作業に入りました。
前に倒れてしまった鬼瓦をしっかりと固定するため、まずは屋根の棟を慎重に解体していきます。
棟を解体すると、その中から鬼瓦を固定するための針金が出てきます。
今回は、何本も束ねて強度を増した丈夫な針金を取り出しました。
そして、その針金を鬼瓦の背中部分にある、結束しやすい場所でしっかりと縛り付け、鬼瓦が安定して立つように固定しました。
以前の鬼瓦が倒れてしまった原因は、使われていた針金が細く、本数も少なかったことにありました。
そのため、今回は同じ失敗を繰り返さないよう、太さのある針金を複数本使用し、より強固に縛り上げています。
これで、もう鬼瓦が簡単に倒れる心配はありません。

まず、屋根の棟の中から何本も束ねた針金をしっかりと引き出し、鬼瓦の固定に備えます。
この針金が、これから積み上げる瓦を支える大切な役割を果たすんです。
次に、解体したのし瓦(のしがわら)(棟を構成する平たい瓦のこと)を一枚ずつ丁寧に積み上げていきます。
この際、ただ積むだけでなく、瓦と瓦の間に南蛮漆喰(なんばんじっくい)という特別な漆喰を塗っていくのがポイントです。
この南蛮漆喰は、瓦同士をしっかりと接着させるだけでなく、棟全体の防水性を高める役割も持っています。
棟の上に塗った南蛮漆喰の上に、瓦がずれないよう慎重にのし瓦を取り付けていくんです。
このように、見えない部分の補強から、瓦の接着、防水対策まで、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、頑丈で美しい屋根が完成します。

のし瓦を一枚ずつ丁寧に積み上げていく中で、私たちはある特別な作業を行います。
それは、鬼瓦の背中部分、つまり内側の空間に南蛮漆喰をたっぷりと詰め込むこと。
これは、必ずしも全ての業者が行う作業ではありませんが、私たちはこのひと手間を惜しみません。
なぜなら、この埋め込み塗りをすることで、万が一雨水が鬼瓦の隙間から入り込んだとしても、その水が鬼瓦の背中部分の空間に溜まってしまうのを防ぐことができるんです。
水が溜まると、内部の金具や、以前お話しした固定用の針金がサビてしまい、最終的には鬼瓦が再び不安定になる原因となってしまいます。
このひと手間が、屋根を長く、そして安心して使い続けるための大切な秘訣なんです。
安心の完了!お客様の笑顔が何よりの励み


いよいよ最後の仕上げです。新しい針金で鬼瓦をしっかりと固定し、のし瓦を積み上げたら、棟の最終工程に入ります。
棟の最上段には、冠棟瓦(かんむりむねがわら)を一列に並べて設置していきます。
これが棟の“蓋”となり、雨水の浸入をしっかりと防いでくれます。
そして、棟全体が今後も安全に保たれるよう、転倒防止用の針金をしっかりと廻し結び(まわしむすび)(針金を瓦や部材に何重にも巻き付けて固定する結び方)で固定します。
これで、風や地震にも負けない、丈夫な棟が完成します。
屋根の作業が終わったら、残った道具や材料をすべて降ろし、作業した範囲をきれいに掃除していきます。
お客様に気持ちよく過ごしていただけるよう、見えない場所も丁寧に清掃するのが私たちのこだわりです。
掃除が完了した後、お客様に工事の完了報告をさせていただきました。
作業中に撮影した写真を見ていただきながら、どのように修理を進めたか、どんな工夫をしたかを詳しくご説明しました。
お客様は、倒れてしまった瓦のことが心配だったそうですが、私たちが迅速に対応し、きれいに直ったことに大変お喜びになっていました。
「これで安心して過ごせます」とのお言葉をいただき、私たちもホッと胸をなでおろしました。
名古屋市で屋根のことでお困りでしたら、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ私たちにご相談ください。
お客様の安心を第一に考え、確かな技術で丁寧な施工をお約束します。
こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『名古屋市熱田区【鬼瓦修理】屋根の棟に設置した鬼瓦が転倒で緊急事態!針金劣化が原因?安心の固定方法 瓦修理』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『【鬼瓦修理】名古屋市熱田区 経年劣化で固定針金が切断し転倒した鬼瓦!針金を交換作業後にアンケートの記入!』
ヤマムラ建装 株式会社では

