大府市にて「雨漏りが止まらない！」屋根の雨漏り！修理を行うことで谷樋板金の施工不良を徹底改善！

2025年2月9日 2025年2月6日

ヤマムラ建装株式会社

谷樋板金周辺の瓦を取って施工不良している谷樋板金を修理します

愛知県大府市にお住まいのお客様から、強風などを伴う大雨の時に雨漏りする屋根の点検依頼をいただきました。
屋根に上って調査したところ、八谷部の頂点部分の施工に不具合があることが判明しました。
今回の現場ブログでは、谷樋周辺の瓦を取り除き、谷樋に応急材を貼って、板金の頂点部分には新しい板金を取り付ける様子をご紹介します。

前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『大府市にて住宅の雨漏り調査！目視による点検調査を行って！原因は屋根の谷樋板金の施工不良かも！』

谷樋板金に干渉している瓦を取って行きます

谷樋板金の両端に、雨水が横に溢れないようにするための水密材を取り付けるため、また、八谷部の頂点部分を広げるために、周辺の瓦を取り除いていきます。
谷樋板金の両端に、先ほどお伝えした水密材を取り付けておきます。
水密材の裏側には粘着テープが付いているため、谷樋のような表面がきれいな素材にはしっかりと密着します。
この後、瓦を同じ場所に戻すことで、水密材と瓦の隙間がなくなり、激しい雨が降って雨水が谷樋の中に流れ込んできても、横から雨水が漏れる心配はありません。

八谷部にあたる場所での谷樋板金の頂点を修理していきます

点検調査の時点で発見していた、八谷部の頂点部分の施工不良箇所には、新しい板金を取り付けて雨水などが入り込まないようにしました。
八谷部の板金では、屋根の右側から上がってきた板金と左側から上がってきた板金が、頂点部分で組み合わさりますが、この加工作業が最も注意を払うべき箇所です。
この作業を怠ると、ほぼ100%の確率で雨漏りの原因になってしまいます。

板金の頂点部分は、それぞれの板金を締め付けながら加工して修理していきます。
この締め付け作業の方法によっても、雨漏りしやすいやり方があるので、この部分は特に集中して作業を行う必要があります。

谷樋板金周辺の瓦を再度復旧します

今回の作業の初めに剥がした、谷樋周辺にあった瓦を同じような場所に戻しながら取り付けていきます。
瓦を取り付けたら、ずれたりしないようにコーキングボンドなどで固定しておきます。
周辺の瓦で、小さなサイズの瓦はそのままでは落ちてしまうため、そのような瓦は穴を開けて針金を通して縛って固定しておきます。

もう一方の谷樋板金がある周辺を瓦で付け直していきます。
こちらも先ほどと同じような施工で、コーキングボンドの塗布や針金線で縛る作業を行って、瓦を固定しておきます。

大棟部の取り外した棟瓦を使って積み上げ作業を行います

こちらも、谷樋板金に係る作業を始める前に取り外しておいた、棟瓦を付け直すように積み上げていきます。
ここでは、南蛮漆喰を使いながら熨斗瓦を積み上げていき、大棟部を作り上げていきます。

積み上げた大棟部で谷板金の上部分では、積み上げた棟の隙間部分が見えてしまい、そこから雨水が侵入してしまいます。
その雨水が侵入しないように、今回は板金を取り付けて雨水から守ります。

作業の完了と作業した範囲の掃除作業

積み上げた大棟部の瓦が崩れないように、要所でコーキングボンドを塗って接着しておきます。
ここまでの作業を行ったら、屋根上に上げていた作業道具や工具などを屋根から降ろしていきます。
作業をした範囲を、吹き掃除を行って作業完了となります。
お客様に工事の完了をお伝えし、工事の内容をご説明させていただきました。

一連の流れを施工事例でも紹介しています↓↓↓
『大府市にてゲリラ豪雨などの大雨が降るたび屋根から雨漏りが発生！調査して原因が谷樋板金の不具合施工！修理を行い徹底改修！』
お客様にご協力を頂いてアンケートを取らせていただきました↓↓↓
『大府市にてゲリラ豪雨並みの大雨の時に室内に雨漏り！屋根の谷樋板金を修理後にご協力いただいたお客様の声アンケート』