知多市【屋根リフォーム】雨漏りの不安を解消!見えない下地補強と防水処理の重要性を解説!安全対策と技術の差とは?

知多市の屋根葺き替え工事。雨漏りを止める専門家の技術と下地補強の全貌。

名古屋市や名古屋市近郊の都市で、屋根リフォームや住宅修理を承っておりますヤマムラ建装です。
今回は、知多市内の工務店様と連携した屋根瓦の葺き替え工事をご紹介します。
築年数が経つと、屋根の傷みや雨漏りが心配になりますよね。
大切なお住まいを守るため、見えない下地補強や防水処理、急勾配での安全対策まで、専門家だからこそできる高品質な屋根工事の裏側をご覧ください。

知多市での屋根瓦葺き替え工事|雨漏りの不安を解消する下地補強

01.知多市 瓦葺き替え 古い瓦を一枚ずつ取り剥がします。

今回は、いつもお世話になっている市内の工務店様と連携して行った、屋根瓦の葺き替え工事の事例をご紹介します。
建物の築年数が長くなると、どうしても経年劣化による屋根の傷みや、そこからの雨漏りが心配になります。

今回もそうした経年劣化が原因と見られるご相談でした。
大切なお住まいを雨漏りから守るため、古い瓦を一度すべて撤去し、屋根を一新する「葺き替え(ふきかえ)工事」を行うことになりました。

今回の工事では、まず工務店様の手で古い瓦を丁寧にめくり、屋根の土台となる「野地板(のじいた)」という合板を貼り替える準備までを行っていただきました。
屋根リフォームにおいて、この下地作りは非常に重要です。

私たちの作業は、新しい野地板合板を取り付け、その上から強力な防水シートである「ルーフィング」を隙間なくしっかりと貼り付けるところからスタートします。
これが雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たします。
その上に、お客様が選ばれた新しい屋根瓦を一枚一枚丁寧に施工し、美しく頑丈な屋根に仕上げていきました。

見えない部分である下地や防水処理こそ、屋根の寿命と安心を左右します。
知多市や知多市近辺で屋根の点検や雨漏り修理、葺き替えをご検討の際は、ぜひ私たち専門家にお気軽にご相談ください。

屋根工事の「簡単そう」には理由が!専門家による効率的な作業の秘訣

02.知多市 葺き替え 屋根全体に野地板合板を貼っていきます。.JPG

屋根リフォームの現場をご覧になった方から「作業が手際良くて簡単そう」と言われることがあります。
しかし、その「簡単そう」に見える作業こそ、実は専門的な技術と経験の積み重ねだったりします。

先日、古くからお付き合いのある建築屋さんとの現場でのことです。
当初、建築屋さんがご自身で既存の瓦をめくる作業をされましたが、やはり普段とは勝手が違い、想像以上に時間がかかってしまったようでした。

私たちが日々行っている瓦の撤去作業がスムーズに見えるとしたら、それは長年の経験の中で見つけ出した、最も効率的で安全な「最適な手順」を徹底しているからです。
一見単純に見える作業にも、専門家としてのノウハウが詰まっています。

結局、建築屋さんの次の工程が迫っていたため、途中から私たちが作業を引き継ぎ、新しい野地板の合板を屋根に取り付けるところから施工させていただきました。
今回は長年の信頼関係があってこその柔軟な対応でしたが、屋根工事はやはり最初から最後まで専門家にお任せいただくのが、品質と効率の面で最も確実な方法だと改めて感じた次第です。

急勾配の屋根工事は安全第一。屋根足場が作業品質を支えます

03.知多市 葺き替え 屋根勾配5寸以上は屋根の上にも足場を設置します。.JPG

屋根工事の現場では、建物の形状によって作業の難易度が大きく変わります。
特に「急勾配(きゅうこうばい)」、つまり角度が急な屋根は、専門家でも細心の注意が必要な現場となります。

今回、建築屋さんと連携して作業を行ったお宅も、まさにその急勾配の屋根でした。
プロである建築屋さんご自身も作業の難しさを実感されるほどで、屋根の上では普通に立って歩くことさえ困難な状態でした。

このような環境で最も重要なのは、何をおいても「安全対策」です。職人が滑ったり転んだりする危険があっては、丁寧で確実な作業は行えません。
そこで私たちは、作業の安全と品質を確保するため、屋根の上にも専用の「作業足場(屋根足場)」を設置しました。
これにより、急な斜面でも職人が安定した体勢で作業に集中でき、万が一の落下事故を未然に防ぎます。

見えにくい部分かもしれませんが、こうした万全の安全対策こそが、高品質な屋根リフォームを実現するための大切な土台となります。

屋根の強度を格段にアップ!「野地板重ね張り」と垂木への確実な釘打ち

04.知多市 葺き替え 合板を専用釘で打ち込む目印を付けます。.JPG
05.知多市 葺き替え 屋根構造で垂木が打たれています。

屋根リフォームにおいて、屋根材を新しくするだけでなく、その土台となる「野地板(のじいた)」を補強することも非常に重要です。
今回は、その「野地板合板の重ね張り(増し張り)」工法についてご紹介します。

まず、既存の野地板の上に、厚さ12mm、約1,820mm x 910mmの新しい野地板合板を、一枚一枚隙間なく重ねるように張り付けていきます。
これにより、屋根下地全体の強度と剛性が格段に向上します。

この作業で最も重要なのが「固定方法」です。合板をただ上から釘で打つだけでは意味がありません。
その釘が、新しい合板と既存の野地板を貫通し、さらにその下にある屋根の骨組み(構造部分)である「垂木(たるき)」にまで、確実に届いていなければなりません。

しかし、合板を張ってしまうと、その下に隠れている垂木の位置は見えなくなります。
そこで私たち専門家は、垂木の位置を正確に割り出し、合板の上に「墨線(すみせん)」という目印の線を引きます。
この墨線に沿って専用の釘を打ち込むことで、一本の釘も外すことなく、屋根の骨組みに強固に野地板を固定できるのです。
この確実な下地作りが、長持ちする屋根の土台となります。

屋根の防水性を決める「ルーフィング」と「衣摺」の役割

08.知多市 葺き替え 屋根の貼った合板に重ねるようにルーフィングを貼ります。.JPG
10.知多市 葺き替え 屋根裏のタルキに沿って衣摺を取り付けて行きます。.JPG

屋根リフォームでは、新しい屋根材を葺く前の「下地処理」が、お住まいの防水性能を左右する最も重要な工程です。

まず、屋根全体の土台となる新しい「野地板(のじいた)合板」をしっかりと張り終えたら、その上に防水シートである「ルーフィング」を隙間なく貼り重ねていきます。
これが雨水の侵入を防ぐ、住まいを守るための第一の防衛ラインとなります。

次に、そのルーフィングの上から「衣摺(きずり)」という細い木材を取り付けます。これは二つの大切な役割を持っています。
一つは、この後で取り付ける瓦を固定するための「桟木(さんぎ)」とルーフィングの間に、わずかな隙間を作ることです。
これにより、万が一雨水が内部に入っても、水がスムーズに下へ流れる通り道となり、雨漏りを防ぎます。

もう一つは、桟木を強固に固定するための「目印」の役割です。
衣摺は、屋根の骨組みである「垂木(たるき)」の真上に取り付けます。
これにより、桟木を打つ釘が、野地板だけでなくその下の強固な垂木にまでしっかりと届き、屋根全体の強度を格段に高めることができるのです。

見えない部分の確実な施工こそが、安心で長持ちする屋根に繋がります。

代表 撮影
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