名古屋市天白区にて大棟部に棟瓦の積み上げ作業!耐震補強材を使って屋根土を使わず簡素化した施工

切妻屋根の大棟部に棟瓦を使って積み上げ作業を行います

大棟部に棟瓦で積み上げ作業を行います

名古屋市天白区での雨漏りによる屋根の大棟部分の葺き直し工事が行われました。
前回のブログでは、大棟部に耐震屋根材を使用した工事が行われました。
今回は、従来通りのし瓦を使用しつつも、耐震屋根材を使うことで屋根土を使わずに棟瓦を簡素化した工事が行われます。

今回の現場ブログでは、前回の工事の続きとして、大棟部分に棟瓦を積み上げていく様子をご紹介します。なお、今回紹介する棟の施工方法は、在庫切れの可能性があるため、ご注意ください。

棟の積み上げ作業で二段目以降を積み上げます

一段目と同様でコーキングとビスでのし瓦を固定します

屋根の耐震補強工事において、一段目に横一列に並べたのし瓦の上に、耐震用補強材を取り付けてビスで固定していきます。
そして、その耐震補強材に沿って、二段目ののし瓦も取り付けていきます。
一段目と同様に、コーキングボンドを使用して接着しながら、のし瓦にはビス釘で穴を開けて固定を行います。
これにより、屋根の耐震性を向上させることができます。

補強材一本当たりで5本のビスを打ち込み固定します

耐震補強材を取り付ける際は、まず一本ずつの長さが1mほどの耐震補強材を使用します。
下の段にある耐震補強材のレール部分を、上の段の下部にある耐震補強材のレールと合わせます。
その後、上下の耐震補強材が合致したら、1mほどの長さの耐震補強材の上から、5本ほどのビス釘を打ち込んで固定します。
このようにして、耐震補強材をしっかりと取り付けることで、建物の耐震性を高めることができます。

順番に棟瓦を積み上げて行きます

順序良くのし瓦を積み上げます

新しい瓦の施工方法として、のし瓦を横一列に並べ、一段ずつのし瓦の上に耐震補強材を取り付けていく工法があります。
そして、順序良くのし瓦を上の段に積み上げていきます。
今回は、のし瓦を4段ほど積み上げましたが、過去にこの耐震補強材を使って施工した段数として、8段が最高に積み上げた記録が残っています。
さらに、その工事からすでに10年以上が経過しており、今までにクレームやご相談のお話が一切寄せられていないという事実があります。
この耐震補強材を使用した施工方法は、安心して住まいを守るための重要な要素と言えるでしょう。

積み上げた大棟部の最上段に棟冠瓦を一列並べて行きます

積み上げた棟の最上段遺江戸冠瓦を一列並べて行きます
江戸冠瓦

耐震補強材として、大棟の最上段にある場所に江戸冠瓦を一列に取り付けます。
この際、江戸冠瓦や前回の現場で使用された冠丸瓦などが一般的に使用されますが、特定の種類の冠棟瓦が使用できない場合も考えられます。
冠棟瓦の取り扱いについては、注意が必要です。

伏間冠瓦のイメージ

冠瓦としてのアールが緩いタイプは、瓦メーカーによっては頂点部分での使用が不可能な場合もあることをご存知でしょうか。
過去に一度だけ、使えない瓦が施工されてしまい、急遽別の瓦メーカーから冠瓦を取り寄せた経験があります。
当時は焦りましたが、今となっては貴重な経験となりました。
また、使えなかった瓦メーカーがこの景気で倒産してしまっている可能性も考えられますので、あまり心配する必要はないかもしれませんね。

冠瓦を眺めのビスを打ち込んで固定します

この作業は、屋根の最も重要な部分である棟部分において、冠棟瓦の釘穴を利用して耐震補強材をビス釘でしっかり固定していく作業です。
江戸冠瓦を固定する際には、太さのあるビス釘を選んで取り付けました。

棟の積み上げ作業が完了して吹き替え工事の完了になります

冠瓦を施工して作業の完了です

大棟の最上段に、一列に江戸冠瓦を並べて作業が完了しました。
周囲の屋根を掃除しながら、作業道具や余剰材料などを降ろしていきました。
お客様に工事が完了したことをお伝えしました。

工事中に撮影した写真を使用して工事の内容をお客様に説明しました。
お客様は「元々の雨漏りの原因が解消されたので、ありがとうございます。」と喜んでいただきました。

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