writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
庭に落ちていた「黒い塊」の正体!家の顔である「鬼瓦」が強風で崩落しました

「庭に瓦の破片が落ちていて、見上げたら鬼瓦がなくなっていたんです…」
名古屋市天白区のお客様より、緊急のご連絡をいただきました。
現場はブルーシートで応急処置されていましたが、屋根の端(隅棟)がごっそり崩れ落ちた危険な状態。
「もう古い瓦だから、同じものは手に入らないかも…」とご不安なお客様に、私たちが提案した解決策とは?
屋根の応急処置、ご自身でのブルーシート設置は絶対にやめてください!


お客様ご自身がブルーシートと土嚢を使い、ロープで固定するという非常に手の込んだ応急処置をされていました。
しかし、この行為は大変危険であり、私たちは決してお勧めできません。
屋根の上は、プロの職人であっても常に落下の危険が伴う場所です。
ましてや、専門の知識や安全装備を持たない方が高所に登ることは、命に関わる重大な事故に繋がる可能性があります。
お客様の安全を第一に考えると、ご自身での屋根上の作業は絶対に避けていただきたいのです。
弊社では、こうした危険性を考慮し、屋根へのブルーシート設置のみといった応急処置作業は原則としてお断りしております。
ただし、修理のご契約をいただき、足場を組んで安全が確保された状況であれば、有料での対応は可能です。
もし雨漏りなどが発生した場合は、屋根に登ろうとせず、まずは室内の家財を守ることを優先してください。
【屋根修理】割れた瓦、同じものはある?廃盤瓦でもご安心ください


隅棟が崩れていた箇所を詳しく調査すると、周辺の平瓦も何枚か落下して割れていることがわかりました。
一見小さな破損に見えても、専門家の目で見ると被害が広がっているケースは少なくありません。
修理を正確に行うため、まずはお客様の屋根で使われている瓦の寸法(縦と横の長さ)を精密に計測します。
このひと手間が、修理後の雨漏りを防ぐための重要なポイントとなります。
特に昔ながらの瓦は、製造された年代やメーカーによってサイズが微妙に異なり、すでに製造が終了している「廃盤」になっていることも珍しくありません。
「もう同じ瓦がないから直せないのでは?」と心配される方もいらっしゃるかと思います。
どうぞご安心ください。万が一、全く同じ瓦が手に入らない場合でも、私たちは長年の経験と知識を活かし、現在の屋根に最も合う代替の瓦を選定します。
鬼瓦の修理、費用と期間は? 点検からご契約までの流れを解説

落下した鬼瓦の修理にあたり、お客様からは「元のデザインと同じもので直してほしい」とのご要望をいただきました。
お住まいの象徴でもある大切な鬼瓦、そのこだわりに応えるのも私たちの重要な仕事です。
鬼瓦のような特殊な瓦は、まず瓦メーカーに在庫を確認します。
幸い在庫があればすぐ工事に移れますが、無い場合は新たに製作することになり、完成まで1ヶ月から1ヶ月半ほどお時間をいただく可能性があります。
私たちは、こうした工期に関する見通しも含めて、点検結果を正直にお客様へご報告します。
その後、すべての情報にご納得いただいた上ですぐにお見積書を作成し、ご提示いたしました。
お客様には工事内容と金額にもご満足いただき、その場で正式にご契約をいただく運びとなりました。
私たちは、丁寧な調査と分かりやすい説明、そしてお客様にご納得いただける価格提示を常に心がけています。
屋根のことで少しでも不安な点がございましたら、調査・お見積もりは無料ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
FAQ(工事に関するよくある質問)
鬼瓦が落ちるとどうなりますか?
鬼瓦は屋根の端(棟の端部)を雨風から守る蓋の役割をしています。なくなるとそこから雨水が直接侵入し、大規模な雨漏りや、棟全体の崩壊につながる危険があります。
自分でブルーシートをかけてもいいですか?
大変危険ですのでおやめください。特に今回のような棟の崩壊箇所は足場が悪く、プロでも慎重になる場所です。有償工事になりますが、無理せず専門業者にお任せください。
昔の鬼瓦と同じものはありますか?
瓦メーカーに在庫を確認します。廃盤になっている場合でも、似たデザインの代替品を探したり、特注で製作(納期1〜3ヶ月)したりすることが可能です。今回は運良く在庫が見つかりました。
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