writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
「DIY補修したのに雨漏りが止まらない…」一直線のシミが語る真実
「玄関の天井に一直線のシミが広がっていて、自分でコーキングを塗ってみたんですが全く雨漏りが止まらなくて……」
愛知県名古屋市港区にお住まいのお客様より、いつもお世話になっている元請けの建築会社様を通じて、非常に切実なご相談をいただきました。
インターネットで調べて見よう見まねで行う「屋根のDIYコーキング補修」は、雨漏りの原因箇所(水の入り口)を正確に特定できていなければ全く意味を成さないどころか、本来抜けるはずの雨水の逃げ道を塞いでしまい、かえって雨漏りを悪化させる危険な行為です。
本記事では、築70年という歴史を持つお住まいの一階屋根を対象に、DIYでは決して直せなかった「見えない土の劣化」を根本から解決するため、建築会社様と連携して下地から一新し、美しい『いぶし瓦』と『雨樋の全交換』で強靭に生まれ変わらせた、大規模な屋根葺き替えリフォームの全貌を詳しく解説します。
【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
雨漏りは、お住まいにお住まいの方にとって大きな不安の種ですよね。
私たちはお客様の不安を少しでも早く解消できるよう、迅速な対応を心がけています。
先日、建築屋さんと一緒に、お客様のお宅へお伺いしました。
事前に建築屋さんから、現在の雨漏りの状況について、おおまかな情報はお聞きしていました。
しかし、やはり現場を直接見て、お客様から詳しくお話を聞くことが、原因を特定するためには不可欠です。
ご挨拶もそこそこに、早速お客様にご案内いただき、雨漏りが発生しているという玄関先の天井板を拝見させていただきました。
天井には、雨水が染み込んだ跡がはっきりと確認できます。
「こんなところにシミが!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
雨漏りは、必ずしも屋根の真下から起きるとは限りません。
雨水が屋根の構造内部を伝って、思わぬ場所に現れることもよくあるんです。
目に見えるシミだけでなく、天井板の質感や、周囲の壁の状態なども細かく確認し、雨水の侵入経路の手がかりを探していきます。
お客様も、長年の雨漏りに悩まされていたご様子で、切実な思いが伝わってきました。
私たち「ヤマムラ建装株式会社」は、お客様の言葉にしっかりと耳を傾け、一つひとつのサインを見逃さずに、雨漏りの原因を徹底的に突き止めます。
雨漏りでお困りの際は、どうぞお一人で悩まず、お気軽に私たちにご相談ください。
専門知識を持ったスタッフが、お客様の大切な住まいを守るため、全力でサポートさせていただきます!
今回の現場の特殊事情とプロの解決策
- 1. 「DIY補修したのに雨漏りが止まらない…」一直線のシミが語る真実
- 1.1.1. 【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
- 2. 今回の現場の特殊事情とプロの解決策
- 3. 初動調査とプロの原因究明
- 4. 実際の施工の流れとこだわりの現場管理
- 4.1.1. 下地補強からバトンタッチ!ルーフィングと「雨樋の全交換」
- 4.1.2. 雨漏りの急所「谷部」を守るガルバリウム鋼板と水密材の設置
- 4.1.3. 強風・地震に克つ!いぶし瓦の「パッキン付きビス固定」と針金緊結
- 4.1.4. 隠し板金と南蛮漆喰で魅せる!美しく強靭な「棟・鬼瓦」の仕上げ
- 5. 施工完了!お客様の喜びの声
- 5.1.1. 作業のビフォーアフター
- 6. 今回の作業内容の要点まとめと施工費用と工期の目安
- 6.1.1. 💡 今回の作業内容の要点まとめ
- 6.1.2. 施工費用と工期の目安
- 7. FAQ(工事に関するよくある質問)
- 7.1.1. 地域密着100年の実績!同じエリアのリフォーム施工事例!
初動調査とプロの原因究明


建築会社様と一緒に現場へ伺い、まずは雨漏りが発生している玄関先の天井を拝見しました。
天井板には一直線に伸びる大きな雨染みが広がり、長年雨水が染み込み続けていたことが一目で分かりました。
雨漏りは真上から落ちてくるとは限らず、壁の裏や柱を伝って思わぬところに現れます。
原因を特定するために一階の屋根に登ると、築70年の歳月で劣化した和瓦と、雨漏りを防ぐ要である「谷樋(たにどい)」の板金がサビて穴が開きかけている状態でした。
そして何より問題だったのが、お客様ご自身が塗られた「コーキングボンド」の跡です。
雨漏りの原因箇所とは少しズレた場所に塗られていたため、効果がないばかりか、雨水をせき止めて内部へ逆流させていました。
さらに、瓦をめくると接着剤代わりの「屋根土」がカチカチに風化しており、防水機能が完全に失われていることが判明しました。
また、屋根の先端に目を向けると、雨樋を支える鉄製の金具(樋吊り)が真っ赤にサビて折れ曲がり、雨樋自体も破損していました。
これでは雨水が外壁に直接降り注ぎ、家の寿命を縮めてしまいます。
表面のコーキングでは絶対に直りません。下地から作り直す葺き替えと、雨樋の全交換が必要です」と、撮影した写真をお見せしながら明確にご説明。
その説得力にご納得いただき、建築会社様と連携した大規模リフォームがスタートしました。
実際の施工の流れとこだわりの現場管理


下地補強からバトンタッチ!ルーフィングと「雨樋の全交換」


まず、元請けの建築会社様が、古い瓦と風化した屋根土をすべて撤去し、強固な野地板合板を張る「下地補強工事」を行ってくれました。
ここからが私たちヤマムラ建装の出番です。
新しい下地の上に、雨漏りを防ぐ最終防衛ラインである「ルーフィング(防水紙)」を隙間なく敷き詰めます。
同時に、サビて今にも落ちそうだった古い雨樋と金具をすべて撤去。
耐久性の高い新しい樋吊り金具を一定間隔で打ち込み、軒樋、集水器、そして2階から伸びる竪樋まで「すべて新品の雨樋」へと全交換し、完璧な排水ルートを確保しました。
雨漏りの急所「谷部」を守るガルバリウム鋼板と水密材の設置


屋根の面がぶつかり合い、雨水が最も集中する「谷部(たにぶ)」の防水処理を行います。
ルーフィングの上に、サビや摩耗に極めて強い「ガルバリウム鋼板製」の谷樋板金を新設しました。
さらに、大雨の際に谷樋から横へ雨水が溢れ出す(オーバーフローする)のを防ぐため、板金の両端にスポンジ状の「水密材」を真っ直ぐに貼り付けます。
見えない部分の二重・三重の備えが、家を雨漏りから守る鉄則です。
強風・地震に克つ!いぶし瓦の「パッキン付きビス固定」と針金緊結


防水下地が完成したら、いよいよ美しい銀色の「いぶし瓦」を葺いていきます。
昔のように土の上に乗せるだけではありません。
屋根の先端を彩る「万十軒瓦(まんじゅうのきがわら)」や、端を覆う「ケラバ袖瓦」の裏側にある爪を桟木に引っ掛けた上で、瓦の表面から桟木に向かって「パッキン付きの専用ビス」を電動工具でガッチリと打ち込みます。
パッキンがビス穴からの浸水を防ぎ、台風の突風や地震の揺れでも瓦が絶対にズレない強靭な固定力を発揮します。また、谷部などの小さな加工瓦は、滑り落ちないよう銅線(針金)で一つひとつ緊結しました。
隠し板金と南蛮漆喰で魅せる!美しく強靭な「棟・鬼瓦」の仕上げ


屋根の頂上である「大棟(おおむね)」の仕上げに入ります。
強力棟金具と垂木で強固な骨組みを作り、その周囲に防水性と接着力に優れた「南蛮漆喰」を塗りながら、のし瓦を真っ直ぐに積み上げます。
この際、大棟と隅棟が交わる最も雨漏りしやすい場所の内部に、雨水を逃がす『隠し加工板金』を仕込むという職人ならではの裏技を施しました。
最後に、端に威風堂々たる「鬼瓦」を設置し、一番上に「冠瓦」を被せてビスで全数固定。
鬼瓦の背中や瓦の隙間にコーキングボンドと漆喰を詰めて完全に防水し、足場を解体・清掃して、風格と最新技術が融合した美しい屋根が完成しました。
施工完了!お客様の喜びの声
作業のビフォーアフター



「自分でコーキングを塗っても雨漏りが直らず途方に暮れていましたが、建築屋さんとヤマムラさんが原因を的確に見つけてくれて本当に助かりました!
見積もりも分かりやすく、いぶし瓦が輝いて家が若返ったみたいです。雨樋も全部新しくなって大満足です!」

「DIYではどうしても限界がありますし、屋根の上は危険ですので、私たちにお任せいただけて良かったです!
下地から完全に作り直し、瓦はすべてビスでガッチリ固定しました。
隠し板金や水密材も入っているので、もう雨漏りの心配はありませんよ!」
今回の作業内容の要点まとめと施工費用と工期の目安
💡 今回の作業内容の要点まとめ
- 玄関天井の雨漏りの原因が、ズレたDIY補修と、築70年の風化した屋根土にあることを的確に特定。
- 元請けの建築会社様が下地補強を行い、ヤマムラ建装がルーフィングや雨樋の全交換を引き継ぐスムーズな連携施工。
- 強風や地震に備え、いぶし瓦(軒先・ケラバ・冠瓦)をパッキン付きビスで全数固定し、小さな瓦は針金で緊結。
- 谷部にガルバリウム鋼板と水密材を使用し、棟の内部には「隠し板金」を仕込む見えない徹底防水を実施。
施工費用と工期の目安
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 📍 工事場所 | 愛知県名古屋市港区 |
| 🏡 建物種別 | 木造二階建て(一階部分の和瓦・いぶし瓦屋根) |
| ⏳ 築年数 | 築70年ほど |
| 🎯 施工箇所 | 一階屋根全体(葺き替え)、および雨樋全交換 |
| ⚠️ 発生状況(原因) | 築70年の経年劣化による屋根土の風化、雨樋金具のサビ折れ、お客様のDIYコーキング補修のズレによる雨漏り |
| 📞 お問い合わせの経緯 | 建築会社様からのご紹介(天井の一直線のシミに不安を感じてご相談) |
| 🛠️ 施工内容 | (建築会社様:瓦撤去・下地補強)→ルーフィング施工、雨樋全交換、ガルバ谷樋・水密材設置、いぶし瓦のビス固定葺き、棟積み(隠し板金・漆喰仕上げ) |
| 🧱 使用部材 | いぶし瓦、アスファルトルーフィング、ガルバリウム鋼板(谷樋・隠し板金)、新規雨樋一式、南蛮漆喰、パッキン付きビス |
| 📅 施工日数 | 実働約10日間ほど |
| 💴 施工価格 | 約150万円ほど |
今回は名古屋市港区での、DIYでは直せなかった雨漏りに対し、建築会社様と連携して一階屋根の葺き替えと雨樋の全交換を行った事例をご紹介しました。
「ホームセンターでコーキングを買ってきて隙間を埋める」というご自身での修理は、一時的な気休めになるどころか、今回のように雨漏りを悪化させ、最悪の場合は屋根から転落する大事故に繋がります。
ヤマムラ建装では、目に見える瓦の美しさだけでなく、見えない「隠し板金」や「ビス固定」といった最新の技術を駆使して、数十年にわたって家を守り抜く本物の屋根工事をご提供します。
信頼できる腕利きの協力業者との連携により、大掛かりなリフォームも安心してお任せいただけます。
相見積もりも大歓迎ですので、雨漏りや屋根の老朽化でお悩みの方は、決してご自身で屋根に登らず、まずは無料点検をご利用ください!
FAQ(工事に関するよくある質問)
葺き替え工事のメリットは?
瓦だけでなく、防水の要である「ルーフィング(防水紙)」や下地も新品になるため、雨漏りのリスクを完全にリセットできます。また、土を使わない工法にすることで屋根が軽くなり、耐震性も向上します。
耐震棟金具(強力棟)の効果は?
屋根のてっぺん(棟)を、土ではなく金具と木材で支えることで、地震の揺れでも棟が崩壊するのを防ぎます。
工事中の生活への影響は?
玄関屋根の工事ですが、出入りができるよう養生や足場を工夫しますので、普段通り生活していただけます。
地域密着100年の実績!同じエリアのリフォーム施工事例!

名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。

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