名古屋市熱田区【給湯機交換】給湯器故障は突然に!20年以上の寿命とDIY修理の危険性そして安心の点検から工事まで


工事のきっかけ

先日、お客様のご自宅へお伺いした際、浴室のリモコンが全く動かないというご相談を受けました。
築23年になる建物で、新築以来一度も給湯器を交換されたことがないとのこと。
「動いていたから大丈夫だと思っていました」とお客様はおっしゃいました。
リモコンの電源ボタンを押しても全く反応がなく、一度ブレーカーを落としてから再度入れてみても、リモコンからおかしな音声が聞こえ、点滅を繰り返す状態でした。
お客様のお話では、数年前に電気製品の使いすぎでブレーカーが落ちたことがあったそうです。
その際、ブレーカーを入れ直しても給湯器のリモコンが動かなくなったものの、何度もブレーカーのオンオフを繰り返すうちに電源が復活したため、そのまま使い続けていらっしゃったとか。
そして今回、お客様ご自身で「リモコン部分ならDIYで直せるのでは?」と考え、給湯器パネルの蓋を開けてみたとのことでした。
しかし、給湯器は電気とガス、そして水が関連する精密機器です。
内部には専門知識が必要な部品が多く、安易な分解は感電やガス漏れ、水漏れといった重大な事故につながる危険性があります。
また、自己判断での修理はメーカー保証の対象外となるだけでなく、故障を悪化させてしまうことも少なくありません。
「さすがにDIYでは無理そうだと感じて、それでご相談いただいたんですよ」とお客様。
私たちもお客様のお話を伺い、給湯器の専門家としてこうお伝えしました。
「おそらく、数年前に給湯器のリモコンに不具合があったあの時に、本体の交換をしていれば良かったのかもしれませんね。」
給湯器の故障は、初期の小さなサインを見逃してしまうと、後で大きな出費につながることが少なくありません。
今回のように、一度ブレーカーで不具合が起きて、その後もだましだまし使っていたというケースはよくあります。
この状況から、私たちは給湯器本体の寿命による故障と判断し、交換を強くお勧めしました。
給湯器は毎日使うものなので、20年近く使用すると寿命を迎えるケースがほとんどです。
急にお湯が出なくなると大変不便ですよね。
もしご自宅の給湯器も20年近くお使いでしたら、一度点検を検討されることをお勧めします。
早めの点検で、安心してお湯を使える毎日を送りましょう。

建物の状況

築年数 ・・・ 築23年ほど

工事費用・・・ 約36万円ほど

施工期間・・・ 実働2日ほど (点検日も込み)

建物種別・・・ 重量鉄骨建物

ビフォーアフター

古い給湯器を取り外しました

新しい給湯器に交換しました

「お湯が出ない!」突然の給湯器故障は、暮らしを大きく停滞させてしまいますよね。
今回は、新築から23年間使い続けた給湯器が寿命を迎え、交換工事を行った事例をご紹介します。
お客様ご自身が試みたDIY修理の危険性や、故障の初期サインを見逃さないことの重要性、そして給湯器本体だけでなく周辺部材の劣化にも目を向ける大切さについて、詳しくお伝えします。
いつか来る「その時」のために、ぜひ参考にしてください。

暮らしの安心を取り戻す!給湯器交換で快適な毎日を

一度も交換していないそうです

先日お客様宅へお伺いし、浴室のリモコンの状況を確認させていただきました。
築23年ほどの建物で、新築以来一度も給湯器を交換されていなかったとのこと。
「動いていたから大丈夫だと思っていました」とお客様。

リモコンの電源ボタンを押しても全く反応がなく、ブレーカーを一度落としてから再度入れてみても、リモコンからおかしな音声が聞こえ、点滅を繰り返す状態でした。
この状況から、給湯器本体の寿命による故障と判断いたしました。
給湯器は毎日使うものなので、20年近く使用すると寿命を迎えるケースがほとんどです。
急にお湯が出なくなると大変不便ですよね。
もしご自宅の給湯器も20年近くお使いでしたら、一度点検を検討されることをお勧めします。
早めの点検で、安心してお湯を使える毎日を送りましょう。

操作パネルなどの点検

パネルの蓋を取り外します

お客様のお話では、数年前に電気製品の使いすぎでブレーカーが落ちたことがあったそうです。
その際、ブレーカーを入れ直しても給湯器のリモコンが動かなくなったものの、何度もブレーカーのオンオフを繰り返すうちに電源が復活したため、そのまま使い続けていらっしゃったとか。
そして今回、お客様ご自身で「リモコン部分ならDIYで直せるのでは?」と考え、給湯器パネルの蓋を開けてみたとのことでした。

しかし、給湯器は電気とガス、そして水が関連する精密機器です。
内部には専門知識が必要な部品が多く、安易な分解は感電やガス漏れ、水漏れといった重大な事故につながる危険性があります。
また、自己判断での修理はメーカー保証の対象外となるだけでなく、故障を悪化させてしまうことも少なくありません。

年数が経過した動作不良しています

「さすがにDIYでは無理そうだと感じて、それでご相談いただいたんですよ」とお客様。
私たちもお客様のお話を伺い、給湯器の専門家としてこうお伝えしました。
「おそらく、数年前に給湯器のリモコンに不具合があったあの時に、本体の交換をしていれば良かったのかもしれませんね。」
給湯器の故障は、初期の小さなサインを見逃してしまうと、後で大きな出費につながることが少なくありません。
今回のように、一度ブレーカーで不具合が起きて、その後もだましだまし使っていたというケースはよくあります。
給湯器の寿命は一般的に10年~15年と言われています。

もし、ご自宅の給湯器がそのくらいの年数をお使いで、少しでも「あれ?」と思うような異変があれば、早めの点検をおすすめします。
早期発見・早期対応が、結果的にコストを抑え、何よりお湯が使えなくなるという不便を避ける一番の近道です。

給湯器交換は本体だけでなく、周辺部材もチェック!

建物外側に設置されて給湯器本体

このホースカバーは、給湯器と配管を保護する大切な役割を担っています。
ひび割れを放置すると、内部の配管が紫外線や風雨にさらされ、劣化を早めてしまう可能性があります。
最悪の場合、水漏れや故障の原因にもなりかねません。
そのため、今回給湯器を交換する際に、このホースカバーも新しいものに交換することをお客様にご提案し、ご承諾いただきました。
給湯器本体だけでなく、その周辺の部材も年数が経てば劣化します。
私たちは、給湯器の交換工事の際、こういった周辺の部材の状態もしっかりと確認し、必要であればお客様にご説明の上、交換をご提案しています。

ラベルがかすれています

給湯器の点検中、私たちはすぐに仲間や協力業者に連絡を取り、在庫状況を確認しました。
すると、現在のものよりワンサイズ小さいものの、すぐに納品できる給湯器がある業者が見つかったのです。
(メーカーは変わりますが、性能には問題ありません。)

お客様にその旨をお伝えしたところ、「サイズが小さくなってもお湯が沸かなくなるわけではないし、特に問題はない」と快諾してくださいました。
むしろ、「今のサイズの製品が入ってくるのを待ってお風呂に入れないのはつらいから、在庫品で構わない」と、銭湯代の負担も気にされていました。

操作パネルの取り替え工事

操作パネルの交換作業の開始

給湯器が突然故障で止まってしまうと、その日からお湯が使えなくなり、大変困ってしまいますよね。
そのため、15年を目安に交換を検討し、準備しておくことをおすすめします。
給湯器本体の交換に合わせて、古くなった浴室や台所の操作パネルも新しいものに取り替えます。
最新の操作パネルは、より見やすく、操作しやすくなっているだけでなく、省エネ機能が向上しているものもあります。
快適なバスタイムとキッチンライフを維持するためにも、給湯器の定期的な点検と、必要に応じた交換をご検討ください。

養生カーペットを拡げます

工事を始める前に、私たちはまずお客様の大切なご自宅を傷つけないよう、養生を行います。
床のフローリングはもちろん、作業範囲となる場所には専用の養生材を丁寧に敷きます。
これは、工具や材料による予期せぬ傷や汚れを防ぐため、そして何よりもお客様に安心して工事を見守っていただくための大切な工程です。

また、養生と同時に、職人の作業効率を最大限に高めるための工夫も凝らします。
作業に必要な道具や材料は、動線を考慮して職人の手の届く範囲に配置。
これにより、無駄な動きをなくし、スムーズかつ迅速に作業を進めることができます。

内部に収納された電源コードを出していきます

「電源コードの長さって、ギリギリで届くくらいなんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、実際には、リフォーム工事や将来の交換作業がしやすいように、内部には十分な長さの余分なコードが収められていることがほとんどです。
これは、私たち工事を行う者にとって非常にありがたい配慮なんです。
コードが短すぎると、作業スペースが限られたり、無理な体勢での作業を強いられたりして、効率が悪くなるだけでなく、思わぬ事故につながる可能性もあります。
普段の生活では見えない部分ですが、このように将来のメンテナンスや交換までを見越した設計になっていることで、いざという時の工事がスムーズに進み、お客様へのご負担も最小限に抑えることができるんです。

操作パネルの裏に電源コードを取り付けます
新しい操作パネルに交換しました

新しいリモコンを取り付ける際は、まずその裏側にある電源コードの差し込み口に、壁から引き出した電源コードをしっかりと接続します。
この接続が正しく行われることで、リモコンが正規の位置に設置された際に、給湯器からの電力供給が可能になります。
この作業を経て、浴室に新しいリモコンを無事に取り付けることができました。
一見するとシンプルな作業に見えるかもしれませんが、リモコンの取り付けは、単にコードを差し込むだけではありません。
正確な配線と接続が、リモコンが正常に動作し、給湯器と正しく連携するための重要なポイントです。

建物の外側の給湯器本体の交換作業

新しい給湯器の交換
古い給湯器を取り外しました

寿命を迎えて故障した古い給湯器の取り外し作業です。
まずは、周囲のホースや配管を慎重に外し、給湯器本体を壁から取り外していきます。
無事に、長年の役目を終えた給湯器の取り外しが完了しました。

給湯器の取り外しは、ただ外せば良いというものではありません。
ガス管や水道管、電気配線が複雑に接続されており、専門知識と確かな技術が不可欠です。
誤った取り外しは、ガス漏れや水漏れ、感電といった大きな事故につながる可能性があります。
私たちは、長年の経験を持つ熟練の職人が、一つひとつの接続を丁寧に確認しながら、安全かつ確実に作業を進めます。
お客様の大切な住まいとご家族の安全を守るため、見えない部分の作業こそ細心の注意を払っています。

取付けた本体にホースを取り付けます

古い給湯器を取り外した後は、いよいよ新しい給湯器の設置です。
これまでと同じ外壁のトタン部分に、新しい給湯器を慎重に設置していきます。
本体がしっかりと固定されたら、取り外しておいた周辺のガスコード、給水・給湯ホース、そして電源コードなどを、新しい給湯器に一つずつ丁寧に接続していきます。
この接続作業は、給湯器が正常に機能するために非常に重要な工程です。
ガスの接続不良はガス漏れに、給水・給湯ホースの接続不良は水漏れに直結します。
そのため、私たちは専門の資格を持つ職人が、一つひとつの接続を確実に、そして二重三重に確認しながら作業を進めます。
見た目にはシンプルな作業に見えるかもしれませんが、お客様に毎日安全にお湯を使っていただくための、まさに「肝」となる部分です。

劣化したホースのカバー材

新品のホースのカバーに交換しました

新築時から一度も交換されていなかった給湯器の周辺を見ると、長年の使用でひび割れて劣化した被覆カバーがありました。
私たちは、この古いカバーを丁寧に取り外し、新しい被覆カバーへと交換する作業を行いました。
この被覆カバーは、給湯器とつながる配管を紫外線や風雨から守る重要な役割を担っています。
ここが劣化していると、内部の配管が傷みやすくなり、結果として水漏れや故障の原因になることもあります。
給湯器本体の交換はもちろん大切ですが、私たちはこのように周辺の細かな部材の劣化も見逃さず、必要に応じて交換をご提案しています。
これは、お客様に長く安心して給湯器をお使いいただくための、私たちなりのこだわりです。

お客様の「お風呂に入れる!」が私たちの喜びです

新しい給湯器に交換しました

寿命で動かなくなってしまった給湯器本体を取り外し、新しい給湯器本体への交換作業が無事に完了しました。
作業完了後、お客様へご報告に伺うと、「これでやっとお風呂に入れる!」と大変喜んでいらっしゃいました。
給湯器は、私たちの生活に欠かせないお湯を供給する大切な設備です。
それが使えなくなることは、想像以上に不便で、精神的な負担も大きいものです。
だからこそ、私たちは一刻も早くお客様に「当たり前」の日常を取り戻していただきたいと願っています。

お客様の「お風呂に入れる!」という喜びの声は、私たちにとって何よりの励みです。
迅速かつ丁寧な作業で、お客様の快適な暮らしをサポートできたことを大変嬉しく思います。
給湯器のトラブルでお困りの際は、ぜひ私たちにご相談ください。
お客様の安心と快適な毎日を、全力でサポートさせていただきます。

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