名古屋市瑞穂区にて築古住宅の雨漏り徹底修理！屋根瓦と中樋板金の交換作業で安心の住まいを取り戻す

2025年2月27日 2025年2月27日

ヤマムラ建装株式会社

工事のきっかけ

名古屋市瑞穂区にお住まいのお客様から、築年数がかなり経過した建物で、雨が降るたびに室内の天井に雨漏りが発生するというご相談をいただきました。
特に強い雨の場合、天井が濡れて雨染みができてしまうとのことでした。
建物の老朽化が進み、塗装や修理などの修繕リフォームも難しいのではないかとお客様は心配されていました。
私たちは、まず雨漏り屋根調査を行い、お客様に最適な工事のご提案をさせていただくために、現地へ向かいました。
築年数を重ねた建物は、どうしても雨漏りのリスクが高まります。
しかし、適切な調査と修理を行うことで、安心して長く住み続けることが可能です。
今回の調査を通じて、お客様の不安を解消し、快適な住環境を取り戻すお手伝いをしたいと考えました。

建物の状況

築年数　・・・　築８０年以上

工事費用・・・　約４０万円ほど

施工期間・・・　約３日ほど

建物種別・・・　木造戸建て

ビフォーアフター

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施工事例で引用した現場ブログのリンク先

初動調査でもあるこちらの現場ブログの一番始まりはこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市天白区の棟違い部や鬼瓦周辺からの雨漏り！屋根漆喰の経年劣化が原因！目視による屋根調査！』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて中樋取り替えを中心とした屋根リフォーム！作業完了後にアンケートのご協力いただきました』

1 工事のきっかけ
- 1.1 ビフォーアフター
- 1.2 施工事例で引用した現場ブログのリンク先
2 目視による雨漏り屋根の点検診断の様子
- 2.1 屋根瓦から目視による点検調査
3 屋根リフォームとして瓦の取り外しや中樋板金の交換
- 3.1 中樋板金を交換するため干渉する劣化した木製の手摺を解体します
4 作業の完了とお客様へのご報告
- 4.1 ヤマムラ建装株式会社では
- 4.2 コラムブログも書いています

目視による雨漏り屋根の点検診断の様子

名古屋市瑞穂区にお住まいのお客様から、強い雨が降るたびに室内の天井が濡れるという雨漏りの問題についての依頼をいただきました。
建物はかなり古いもので、塗装や修理などのリフォームが必要かどうかも心配されています。
雨漏り屋根調査を行い、お客様に最適な工事提案をすることが重要です。
雨が小降りなら問題ないそうですが、雨の勢いが強くなると天井が濡れてしまい、雨染みができるようです。

屋根瓦から目視による点検調査

屋根瓦は建物の新築当時から使用されているため、長年の埃が積もり、一部には苔が生え始めています。
このように経年劣化が進んだ屋根瓦は吸水率が高くなり、雨水を吸い込んでしまいます。
その結果、雨水が屋根瓦を通過し、野地板を経て建物の躯体にまで達してしまうことがあります。

今回、雨漏りが発生している屋根の中段部分には、中樋（箱樋）の鉄板が設置されていました。
しかし、長年の苔や汚れの影響で経年劣化が進んでおり、このままでは板金部分から雨漏りが発生する可能性があります。
また、中樋（箱樋）を交換するためには、古い木製の手すり（ベランダ）が障害となるため、お客様にはその点をご説明し、解体についてもご検討いただく予定です。

古い木製の手すり（ベランダ）に続いている木製の雨戸の戸袋も、中樋（箱樋）の交換工事の際に干渉するため、解体する方向でお客様にご説明する予定です。
雨漏り診断が完了した後は、撮影した写真をご覧いただきながら工事のご提案をさせていただき、その内容に沿ったお見積書を後日作成いたしました。

屋根リフォームとして瓦の取り外しや中樋板金の交換

今回の工事では、既存の屋根瓦をできる限り再利用するため、一枚一枚丁寧に、割れないように取り外していきます。
長年、風雨から住まいを守ってきた瓦には、お客様の思い出も詰まっていることでしょう。
その大切な瓦を、引き続き使用できるよう、細心の注意を払って作業を進めてまいります。

瓦を取り外した後は、下地となっている屋根土や杉皮板の撤去作業に移ります。
長年の間には、どうしても劣化が進んでしまうこれらの材料を、新しいものに交換することで、屋根の耐久性を向上させることができます。

撤去作業では、埃や瓦の破片などが飛散しないよう、丁寧に清掃しながら進めていきます。
お客様はもちろん、近隣にお住まいの方々にもご迷惑をおかけしないよう、細心の注意を払いながら作業を進めてまいります。

屋根土と杉皮板をすべて撤去した後、既存の野地板の清掃を行います。
長年の埃や汚れを丁寧に取り除き、新しい野地板合板を重ねて設置するための準備をします。

清掃が完了したら、いよいよ新しい野地板合板の取り付け作業です。
既存の野地板の上に、丁寧に合板を重ねていきます。
これにより、屋根の強度と耐久性を高めることができます。

野地板合板の取り付けが完了したら、その上から防水紙（ルーフィング）を丁寧に敷き詰めていきます。
このルーフィングは、雨水の侵入を防ぎ、建物を水から守る重要な役割を果たします。
重ね合わせ部分にもしっかりと防水処理を施し、雨水が入り込まないように細心の注意を払います。

中樋板金を交換するため干渉する劣化した木製の手摺を解体します

雨漏りの原因の一つと考えられる中樋（箱樋）の取り替え工事を進めるにあたり、その上に設置されている木製の手摺が干渉してしまうため、解体作業を行います。
もちろん、この解体作業については、事前にお客様にご説明し、ご了承をいただいておりますのでご安心ください。

また、木製の手摺と一体になっている木製の雨戸の戸袋も、中樋の取り替え工事の際に干渉してしまうことが分かりました。
そのため、こちらも波板トタンのすぐ近くまで解体する必要があります。
こちらも同様に、お客様にご説明し、ご了承をいただいております。
今回の工事では、雨漏りの原因を根本から解消するために、中樋の交換が不可欠です。
しかし、既存の構造物が干渉してしまうため、やむを得ず解体作業を行うことになりました

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長年、住まいを支えてきた古い木製の手摺（ベランダ）と、それに連なる雨戸の戸袋を解体したことで、屋根瓦の取り外しと、老朽化した中樋（箱樋）の取り替え工事に必要なスペースを確保することができました。
これらの構造物がなくなったことで、作業員が安全かつ効率的に作業を進められるようになり、工事全体の安全性が向上しました。
お客様には、解体作業によって一時的にご不便をおかけしましたが、ご理解とご協力を賜り、スムーズに作業を進めることができました。
今回の解体作業は、単に障害物を取り除くだけでなく、今後のメンテナンスや修理のことも考慮し、慎重に行いました。
お客様がこれからも安心して快適に住み続けられるよう、細部にまで気を配り、丁寧な施工を心がけております。

新しい中樋（箱樋）への取り替え工事が完了いたしました。
今回の工事で設置した中樋は、雨水がスムーズに流れるよう、排水方向を綿密に計算し、適切な角度に加工されています。

これにより、雨水が効率良く排水され、建物への浸水を防ぐことができます。
また、樋の継ぎ目や接合部にも入念な防水処理を施し、雨漏りのリスクを最小限に抑えています。
新しい中樋は、耐久性に優れた素材を使用しており、長期間にわたって安心してご使用いただけます。
お客様の住まいを雨水から守るため、細部にまでこだわり、丁寧な施工を心がけました。

作業の完了とお客様へのご報告

古い木製の手摺（ベランダ）と、それに連なる雨戸の戸袋を解体したことで、以前よりも大きな中樋（箱樋）を設置するためのスペースを確保することができました。
新しい中樋は、以前のものよりも雨水を効率良く排水できるよう、設計・加工されており、これで雨漏りの心配も軽減されることと思います。
すべての屋根瓦を元通りに取り付け、屋根のリフォームと中樋の取り替え工事が完了いたしました。
お客様の大切な住まいを、再び雨から守ることができるようになり、私たちも大変嬉しく思っております。

後日、今回の施工中に撮影した写真と、工事内容の詳細を記載した工事報告書を作成し、請求書と共にお客様へお渡しいたしました。
写真を通して、どのように工事が進められたのか、また、どのような箇所を重点的に作業したのかをご確認いただけるかと思います。
お客様に安心して長くお住まいいただけるよう、今後も誠心誠意サポートさせていただきます。