名古屋市天白区にて雨漏りした屋根の修繕作業!漆喰の塗り替えと隅棟を棟瓦で補修作業を行い雨漏り解決!

工事のきっかけ

「天井に雨染みができた!」
名古屋市天白区にお住まいのお客様から、弊社ヤマムラ建装にご相談のお電話をいただきました。
お話を伺うと、二階のお部屋の天井に雨漏りによる雨染みができてしまったとのこと。
「原因を調べて、しっかり直してもらいたい」
お客様の切実な願いを受け、早速ご自宅へお伺いすることに。
築年数をお伺いすると、40年以上経つ建物とのことでした。
屋根は和瓦で、定期的なメンテナンスは特に行っていなかったそうです。
早速屋根に上がって確認してみると、棟部分の屋根漆喰が経年劣化により剥がれたり、汚れたりしている箇所が見受けられました。
また、隅棟部分も同様に漆喰が劣化しており、雨水が侵入しやすい状態になっていることがわかりました。
「このまま放置しておくと、雨漏りが悪化してしまうかもしれない」
お客様に屋根の状態を詳しくご説明し、雨漏りを根本的に解決するためには、屋根漆喰の塗り替え工事と隅棟部分の付け直し工事が必要であることをお伝えしました。
お客様は、
「ぜひ、しっかりとした工事をお願いします」
と快くご依頼くださいました。

建物の状況

築年数 ・・・ 築45年以上

工事費用・・・ 約85万円ほど

施工期間・・・ 約10日ほど

建物種別・・・ 木造戸建て

ビフォーアフター

経年劣化で剥がれた屋根漆喰

取付けた屋根材の周りを漆喰を塗っていきます
点検作業の完了

棟の最上段に冠瓦を一列に並べます

施工事例で引用した現場ブログのリンク先

初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています

目次

雨漏りの原因を探索するためご訪問しました

雨漏りしている形跡が見られます

雨漏りでお困りの名古屋市天白区のお客様からご相談をいただき、ご自宅へお伺いいたしました。
まずは、お客様へ丁寧にご挨拶をさせていただき、雨漏りの状況について詳しくお話を伺いました。

  • いつ頃から雨漏りが始まったのか?
  • 雨漏りしている場所はどこか?
  • 雨漏りの頻度や程度は?

など、具体的な状況を把握するために、様々な角度から質問をさせていただきました。
その後、実際に雨漏りが発生している箇所を拝見し、屋根に上がって詳細な調査を行いました。
屋根の形状や材質、瓦の破損状況、漆喰の状態などを確認し、雨漏りの原因を特定するために、注意深く調査を進めました。

調査の結果、屋根の瓦の一部が破損していることや、漆喰が劣化していることなどが、雨漏りの原因として考えられることがわかりました。

お客様に調査結果を詳しくご説明し、最適な修理方法をご提案させていただきました。

大棟下の三日月漆喰が汚れていました

屋根の状況を詳しく確認するため、瓦の破損やズレ、谷樋の損傷などを目視で確認しました。
特に、雨漏りが起こりやすい箇所として、瓦の重なり部分や棟瓦の接合部などを重点的に確認しましたが、瓦の破損や谷樋の損傷は見当たらず、雨漏りの原因を特定するには至りませんでした。

しかし、屋根漆喰の状態を確認したところ、経年劣化により剥がれや汚れが目立つ箇所が複数見受けられました。
屋根漆喰は、瓦の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ役割を果たしていますが、経年劣化が進むと剥がれたり、ひび割れたりして防水機能が低下します。

一般的に、屋根漆喰の寿命は10年〜15年程度と言われており、定期的な点検や塗り替えが推奨されています。
近年では、酸性雨などの影響もあり、屋根漆喰の劣化が早まっている傾向にあるため、より定期的なメンテナンスが重要です。
今回の調査では、屋根漆喰の劣化が雨漏りの原因となっている可能性が高いと判断しました。

せっかくお金を出して作業しても雨漏りしてしまう屋根漆喰の重ね塗り作業!

屋根漆喰の補修工事を検討する際、注意すべき点として、安易な業者選び が挙げられます。特に、左官屋としての技術が不足している若い作業員の飛び込み営業には注意が必要です。

なぜなら、

1. 技術不足による工事の質の低下

左官屋としての十分な技術や経験がない作業員が施工した場合、屋根漆喰の適切な補修ができない可能性があります。
古い漆喰を十分に除去せずに新しい漆喰を重ね塗りする「詰め増し」と呼ばれる工法を行う業者もいますが、このような工事はすぐに剥がれやすく、雨漏りの原因となる可能性が高いです。

2. 悪質な業者による不当な工事

中には、技術力がないにも関わらず、あたかも熟練の職人のように装って営業する業者もいます。
このような業者に依頼すると、手抜き工事や不必要な工事をされる可能性があり、結果的に費用も時間も無駄になってしまいます。

3. リフォーム店や安物作業を推奨する業者の存在

リフォーム店の中には、自社で職人を抱えておらず、下請け業者に工事を丸投げするケースがあります。
また、安物作業を推奨する業者も存在します。
これらの業者に依頼すると、工事の質が低下するだけでなく、保証やアフターフォローも受けられない可能性があります。

では、どうすれば良いのか?

屋根漆喰の補修工事を依頼する際は、技術のある左官屋や信頼できるリフォーム店 を選ぶことが重要です。
以下の点に注意して業者選びを行いましょう。

  • 実績や評判を確認する

過去の施工事例や顧客からの評判などを確認し、信頼できる業者を選びましょう。

  • 資格や許可証を確認する

左官工事に関する資格や許可証を持っているか確認しましょう。

  • 見積もり内容を詳しく確認する

見積もり内容が明確で、工事内容や使用する材料などが詳しく記載されているか確認しましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適正な価格で工事を依頼することができます。

  • 担当者の対応を確認する

担当者の対応が丁寧で、質問に丁寧に答えてくれるか確認しましょう。

安易な業者選びは禁物

屋根は住宅を守る上で非常に重要な部分です。屋根漆喰の補修工事は、専門的な知識と技術が必要となるため、安易な業者選びは禁物です。
信頼できる業者に依頼し、適切な補修工事を行うことで、屋根の耐久性を高め、雨漏りのリスクを軽減することができます。

なぜ?屋根漆喰の重ね塗り作業が行けない理由

技術が低い業者は作業も汚いです

飛び込み営業で屋根漆喰の工事を勧めてくる業者には、注意が必要です。

よくある手口
  • 「お隣さんも工事をやっていますよ」
  • 「作業中の屋根から、あなたの家の屋根漆喰が劣化しているのが見えました」

などといった言葉で近づいてきます。

なぜ注意が必要なのか?

1. 技術力の問題

飛び込み営業の業者は、必ずしも屋根漆喰の専門家とは限りません。
十分な技術や知識がないまま工事を行う業者も存在します。

2. 手抜き工事のリスク

屋根に登ることができない一般のお客様を相手に、手抜き工事を行う悪質な業者もいます。
ずさんな工事は雨漏りの原因となるだけでなく、建物の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

3. 屋根漆喰の意味を理解していない

屋根漆喰の役割や重要性を理解していない業者もいます。
そのような業者に依頼すると、適切な補修工事が行われず、結果的に雨漏りが再発する可能性もあります。

どうすれば被害を防げるのか?
  • その場で契約しない

飛び込み営業の業者は、その場で契約させようとすることが多いです。
しかし、即決せずに、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

  • 実績や評判を確認する

業者のホームページや口コミサイトなどで、実績や評判を確認しましょう。

  • 資格や許可証を確認する

屋根工事に関する資格や許可証を持っているか確認しましょう。

  • 工事内容を詳しく説明してもらう

工事内容や使用する材料について、詳しく説明してもらいましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取り、価格や工事内容を比較検討しましょう。

屋根のメンテナンスは重要

屋根は、住宅を守る上で非常に重要な部分です。
定期的なメンテナンスを行い、信頼できる業者に依頼することで、建物を長く守ることができます。

重ねて屋根漆喰を塗るのは雨漏りの原因です

屋根漆喰の重ね塗りによる雨漏りリスクについて

屋根の漆喰は、建物を雨風から守る重要な役割を果たしています。
しかし、漆喰の重ね塗りは、雨漏りのリスクを高める可能性があるということを知っておく必要があります。

なぜ重ね塗りが雨漏りを招くのか?

漆喰の重ね塗りは、以下のような理由で雨漏りを招く可能性があります。

  • 通気性の低下: 漆喰は、適度な通気性を保つことで建物の内部を乾燥させ、腐食を防ぎます。しかし、重ね塗りをすると漆喰の通気性が低下し、建物内部に湿気がこもりやすくなります。この湿気が雨漏りの原因となることがあります。
  • 防水性の低下: 漆喰は、ある程度の防水性を持っていますが、重ね塗りをすると防水性が低下する場合があります。特に、ひび割れや剥がれがある状態で重ね塗りを行うと、雨水が隙間から浸入しやすくなり、雨漏りを引き起こす可能性があります。
  • 重量の増加: 漆喰を重ね塗りすると、屋根の重量が増加します。この重量増加が、建物の構造に負担をかけ、雨漏りの原因となることがあります。
業者選びの重要性

屋根漆喰の工事は、専門的な知識と技術が必要です。
「漆喰塗り屋さん」のような作業しかできない業者に依頼すると、工事の質が低く、雨漏りのリスクを高める可能性があります。
必ず、左官業や屋根工事店など、専門的な知識と経験を持つ業者に依頼するようにしましょう。

優良な業者の見分け方

以下のポイントを参考に、優良な業者を選びましょう。

  • 資格・許可: 建築士や瓦屋技士などの資格を持っているか、建設業許可を取得しているかを確認しましょう。
  • 実績: これまでの施工事例や顧客の評価などを確認しましょう。
  • 説明: 工事の内容や費用について、丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。
  • 保証: 工事後の保証制度があるかを確認しましょう。
まとめ

屋根漆喰の重ね塗りは、雨漏りのリスクを高める可能性があります。
工事を行う際は、専門的な知識と経験を持つ業者に依頼し、適切な工事を行うようにしましょう。

作業前に業者さんに作業のビフォーアフターの写真を撮影するように催促しましょう!

作業中の写真を使って工事完了報告書を作成
質問内容の明確化

お客様の工事の工程写真をまとめて提出することについて、リフォーム担当の元請け工事店にどのように伝えれば良いか。

伝えるべき内容
  1. 工事中の写真は、お見積もり段階で提出してもらうこと。
  2. 作業箇所の【作業開始前】⇒【作業中】⇒【作業完了後】を視覚的に確認できるように写真を撮影してもらうこと。
  3. 建物の内装工事、外装工事、外構工事、解体工事など、どのような工事でもお客様に言われる前に写真を撮影し、『完了報告書』として提出すること。
弊社 ヤマムラ建装の取り組み

弊社では、工事が完了した際に『工事完了報告書』をバインダーにまとめ、全てのお客様にお渡ししています。

室内に雨漏りしていた原因が屋根の棟違い部にありました

経年劣化で剥がれた屋根漆喰
棟瓦の隙間から雨水が入り込んでいます

屋根漆喰の劣化と雨漏り:築年数とメンテナンスの重要性

築年数が経過した住宅では、屋根のメンテナンスが重要な課題となります。
特に、屋根漆喰の経年劣化は雨漏りの原因となる可能性があり、注意が必要です。

屋根漆喰の剥がれと雨漏りの関係性

新築時に塗られた屋根漆喰は、時間の経過とともに劣化し、剥がれてしまうことがあります。
特に、大棟の尻側(カット側)は剥がれやすく、熨斗瓦(のし瓦)の隙間が露出することがあります。

このような状態になると、棟と屋根瓦の間に隙間が生じ、雨水が侵入しやすくなります。
侵入した雨水は棟の内部から天井裏に流れ込み、雨漏りを引き起こす原因となります。

点検作業の完了

入母屋造りの屋根に潜む雨漏りのリスク:隅棟の劣化と対策

日本家屋の伝統的な屋根形状である入母屋造りは、その美しい意匠が魅力ですが、構造上、雨漏りが起こりやすい箇所も存在します。

隅棟付近からの雨漏り:入母屋造りの特徴

入母屋造りの屋根は、複数の面が組み合わさって構成されており、特に隅棟と呼ばれる箇所は、屋根面同士が複雑に接合する部分です。
そのため、雨水が集まりやすく、雨漏りが発生しやすいという特徴があります。

屋根漆喰の劣化と雨漏りの関係性

隅棟付近では、屋根漆喰が劣化して剥がれることがよくあります。
漆喰は、瓦の隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ役割を果たしていますが、経年劣化によりひび割れや剥がれが生じると、防水機能が低下します。

その結果、雨水が瓦の隙間から侵入し、隅棟の内部に浸透して雨漏りを引き起こすことがあります。
特に、隅棟は構造が複雑なため、一度雨漏りが起こると、内部の構造材を腐らせてしまう可能性もあります。

新たに屋根漆喰の塗り替え作業と隅棟の付け直し

新しい屋根漆喰で塗り替えをしていきます

天白区にお住まいのお客様からお問い合わせをいただき、現地調査を行った交渉、工事のご提案とお見積りをご提案いたしました。
その結果、ご納得いただき、雨漏り修繕の屋根リフォーム工事をご依頼いただきました。

既存の屋根漆喰を剥がしていきます
新しい漆喰を塗っていきます

屋根の漆喰が経年劣化によってくすんでしまったり、劣化が進んでしまった場合、新しい屋根漆喰への塗り替え工事が必要となります。
古くなった屋根漆喰を丁寧に取り除き、新しい屋根漆喰を塗り直すことで、屋根を綺麗な状態に復元することができます。
この工程を行うことで、屋根の美観や耐久性を向上させることができます。
屋根の漆喰が劣化している際には、早めの補修が重要です。

劣化した屋根漆喰を剥がします
鬼瓦周りの古い漆喰を剥がしていきます

劣化した屋根漆喰を丁寧に取り除いた後、屋根漆喰の塗り替え作業を行い、適切な厚さで均一に塗布します。
これにより、雨漏りを防ぐ効果が期待できます。
作業が完了した後は、お客様に作業内容や今後のメンテナンスについて丁寧にご説明させていただきます。
このような作業を行うことで、住宅のリフォームや修繕工事をお考えの皆様にとって、安心してお住まいをお使いいただける環境を提供することができます。

隙間を埋めるようにコーキングを打ちます
棟と鬼瓦の接地点にコーキングを埋めます

漆喰は大棟(両側面)、隅棟及び瓦の形状や種類によっては下屋根の雨押え(外壁との取り合い部分)にも施工されています。
部分的な漆喰工事も可能ですが、一部分が剥がれている場合他の部位も少なからず劣化している為、雨漏りや瓦のずれを防ぐためにも全体的な補修がオススメです。

漆喰の塗り替え工事が行われる際には、防水性を確保するために丁寧に作業を進めることが重要です。
防水処理を施すためにコーキングボンドなどを使用し、漆喰の塗り替えと同時に防水処理を施すことで屋根の耐久性を向上させることができます。
既存漆喰を撤去せずに重ねて施工する詰め増し工事は剥がれるリスクと作業後の雨漏りを誘発してしまいます。
その点を考えると、漆喰の塗り替え工事を丁寧に行うことが重要だとおもいます。

劣化した漆喰は雨水の侵入を招き、雨漏りや瓦の崩壊のリスクを高めるため、早めの補修が必要です。
瓦屋根の棟や外壁との取り合い部に漆喰が使われていることがありますが、経年によって劣化し、ひび割れや剥がれが出てきます。
この状態を放置すると雨漏りを引き起こすため、漆喰の定期的なメンテナンスが重要です。
防水紙の使用や漆喰の補修工事を通じて、屋根の耐久性を高めることができます。

新しい漆喰で鬼瓦を塗っていきます
塗ったコーキングの上から新しい漆喰を塗っていきます

瓦屋根の漆喰は、雨風にさらされることが多いため、劣化が早く進みやすい部分です。
特に鬼瓦の背面の漆喰は、他の部分よりも剥がれやすい傾向があります。
また、棟と鬼瓦の接触地点に隙間があると、雨水が入りやすくなり、雨漏りの原因となる可能性があります。

このような状況を考えると、定期的なメンテナンスが重要です。
瓦屋根の漆喰は、屋根全体の耐久性に影響を与える重要な部分であり、剥がれやすい部分や隙間がある箇所は早めに補修することが必要です。
住宅リフォームや修繕工事を考えている方々にとって、このような情報は重要であり、定期的なメンテナンスを行うことで屋根の耐久性を保つことができます。

室内への雨漏りを誘発させた棟違い部の剥がれた屋根漆喰

経年劣化で屋根漆喰が剥がれています
剥がれたところに棟漆喰を塗ります

瓦屋根の漆喰が剥がれる原因となる棟違い部には、新しい屋根漆喰を塗ってカバーする加工を施した屋根材を取り付けます。
熨斗瓦(のし瓦)の隙間から雨水が侵入して棟内部から雨漏りを防ぐために、熨斗瓦(のし瓦)の隙間を埋めるために屋根漆喰を塗布します。
このような補修工事を行うことで、棟部分の漆喰が剥がれる原因を解消し、屋根全体の耐久性を向上させることが可能です。

棟尻部に加工した屋根材を取り付けます
取付けた屋根材の周りを漆喰を塗っていきます

屋根漆喰で熨斗瓦の隙間を埋めた後、屋根材を加工して蓋として取り付けます。
屋根材と棟と屋根瓦との隙間には、防水処理のためにコーキングボンドを塗布します。
コーキングボンドが乾いたら、屋根漆喰を塗って二段階で雨水の侵入を防止します。
住宅リフォームや修繕工事をお考えの方々には、この工程が重要です。

もう一か所の雨漏りを誘発した隅棟部

雨漏りしていた隅棟を一度取り壊します

雨漏りの原因を正確に特定するため、まずは隅棟部を一度解体いたします。
この作業によって、雨漏りしている箇所をしっかりと確認することができます。
なお、解体した棟瓦は後ほど再利用いたしますので、ご安心ください。

最初に取り外した棟瓦で再施工します
熨斗瓦を定めれたとおりに順序良く取り付けます

瓦屋根の補修工事において、土台となる屋根漆喰の塗り直しは、屋根の寿命を大きく左右する重要な工程です。
まずは、古くなった漆喰を丁寧に取り除き、新しい漆喰を丁寧に塗り直します。
この作業は、屋根の耐久性を高める上で非常に重要です。

次に、取り外した熨斗瓦(のし瓦)を、元の順序通りに一つ一つ丁寧に葺き直していきます。
熨斗瓦は、屋根の美観を保つだけでなく、雨水の浸入を防ぐ役割も果たしています。

漆喰の塗り直しと熨斗瓦の葺き直しは、正確な手順で行うことが大切です。
熟練の職人が、長年の経験と技術を駆使して、丁寧に作業を進めていきます。

また、棟の取り直し工事では、土台をしっかりと作り直すことで、屋根全体の安定性を確保します。
棟は、屋根の最も高い部分であり、風雨の影響を受けやすい場所です。
そのため、棟の補修は、屋根の耐久性を維持する上で特に重要な作業となります。

これらの作業を丁寧に行うことで、瓦屋根の寿命を延ばし、長期にわたって安心して暮らすことができる住まいを実現します。

棟の最上段に冠瓦を一列に並べます

瓦屋根の修理において、瓦を取り外した後に再び取り付ける作業は、棟の最上段にある冠瓦を確実に取り付けるために、以下の手順で行われます。

  1. 瓦の積み上げ: 取り外した瓦を、棟の高さに合わせて丁寧に積み上げていきます。
  2. 冠瓦の取り付け: 棟の最上段に位置する冠瓦を、積み上げた瓦の上に慎重に取り付けます。

この手順を踏むことで、棟の最上段にある冠瓦を確実に取り付けることができ、修理作業をスムーズに進めることができます。
冠瓦は、屋根の美観を向上させるだけでなく、雨水の浸入を防ぐ重要な役割も担っています。
そのため、冠瓦の取り付けは、屋根の耐久性を維持する上で非常に重要な作業となります。

これらの作業を行う際には、専門的な知識と技術が必要となります。
そのため、瓦屋根の修理は、信頼できる専門業者に依頼することをお勧めします。

屋根漆喰で止水作業をして作業の完了となります

降り棟と隅棟部の接合部に屋根漆喰を塗ります

入母屋造りの屋根は、その美しい形状が特徴ですが、「降り棟」と「隅棟」の接続部分には、構造上どうしても隙間ができやすくなります。
この隙間は、雨漏りの原因となる可能性があるため、適切な処理が必要です。

そこで、棟工事完了後には、新たに屋根漆喰を塗って防水処理を施します。
漆喰は、瓦の隙間を埋め、雨水の浸入を防ぐ役割を果たします。

最後に、清掃などを行い、作業は完了となります。

工事中はお客様にも作業中の写真を使用してご説明し、屋根漆喰が新しくなったことで、お客様にも大変喜んでいただきました。
屋根のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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