半田市にて安全対策で設置する仮設足場と同時に屋根の点検とリフォーム修繕！外壁塗装の作業と共に！

2025年2月17日 2025年2月16日

ヤマムラ建装株式会社

工事のきっかけ

先日、半田市にお住いのお客様から、屋根のトラブルに関するご相談のご連絡をいただきました。
お話を伺うと、屋根から棟板金が落下してしまったとのこと。
棟板金は屋根の重要な部分であり、落下すると雨漏りなどの原因になる可能性があります。
お客様は、屋根の状態を心配されてご相談くださったようです。
お客様のお宅は、ちょうど外壁の塗装工事を控えており、まもなく足場を設置する予定とのことでした。
屋根の点検を行うには、足場があった方が安全かつ効率的です。
そこで、外壁塗装の足場設置後に、改めて屋根の点検調査を行うことになりました。
屋根はカラーベスト葺きで、塗装によるメンテナンスを予定しているそうです。
落下した棟板金の場所を確認するとともに、屋根材に破損がないかを目視で確認します。
屋根のトラブルは、早期発見・早期対応が大切です。
今回のケースでは、外壁塗装工事のタイミングと重なったことで、スムーズに屋根の点検調査を行うことができます。
このブログでは、後日行う屋根の点検調査の様子や、屋根のトラブルの原因、修理方法などについて詳しくお伝えしていきます。

建物の状況

築年数　・・・　築３０年以上

工事費用・・・　約１０万円ほど

施工期間・・・　約２日ほど

建物種別・・・　木造戸建て

ビフォーアフター

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施工事例で引用した現場ブログのリンク先

初動調査でもあるこちらの現場ブログの一番始まりはこちらから読めますよ↓↓↓
『半田市にて屋根の雨漏り点検で安心を！カラーベスト住宅で築10年以上で屋根に人が昇れないほどの急勾配の屋根必見！』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『半田市にて建物の外壁の塗り替え塗装作業で安全対策で設置した足場を使って屋根の修理を行ったお客様へのアンケート』

初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています

初回点検の無料診断と有料診断の違いの説明↓↓↓
『ヤマムラ建装での目視による建物点検で無料調査と有料調査の違いの説明』
見積もりから工事完了の請求書迄の一連の流れ
『弊社で建物のリフォーム工事などの依頼から契約書の取り交わしを経て工事完了までの一連の流れ』

1 工事のきっかけ
2 屋根が急勾配のため目視点検が出来ませんでした
3 屋根の修繕作業の完了に伴い完了の報告を

屋根が急勾配のため目視点検が出来ませんでした

半田市にお住いのお客様から、外壁塗装の塗り替え工事のご依頼をいただきました。
外壁塗装工事では、作業者の落下防止のために仮設足場を設置することが必須です。
この仮設足場、実は外壁塗装工事だけでなく、屋根や雨樋の調査・点検、そして修理・修繕リフォームにも活用できることをご存知でしょうか？

通常、屋根の点検や修理を行う場合、別途足場を設置する必要があります。
しかし、外壁塗装の際に設置する足場を有効活用することで、足場設置費用を一度に済ませることができ、結果的に費用を抑えることが可能になります。

今回のお客様宅では、初回訪問時に屋根の勾配が急すぎて屋根に登ることができませんでした。
そこで、塗装屋さんが設置する仮設足場が完成した後、改めて屋根の雨漏り調査を行うことをお約束しました。

また、お客様からは現在屋根でのお困りごとをいくつかお伺いしました。
このブログでは、外壁塗装の足場を有効活用した屋根の点検・修理について、お客様の事例を交えながら詳しく解説していきます。

塗装屋さんの作業で安全対策で設置した足場を使って屋根の目視点検を行います

設置された仮設足場を利用して、屋根の雨漏り診断を行いました。
屋根材には、カラーベストと呼ばれるスレート屋根材が使用されています。
屋根全体を拝見したところ、経年劣化による色落ちが目立ち、塗装によるメンテナンスが必要な状態であることが分かりました。
今回の診断では、雨漏りの原因となる箇所や、屋根材の劣化状況などを詳しく確認していきます。

先日お客様よりご相談いただいた、屋根から落下した棟板金。
今回、その棟板金が本来設置されていた場所を確認しました。
落下原因として考えられるのは、棟板金を固定している釘の経年劣化です。
長年のうちに釘が抜け落ち、固定が外れてしまったことで、強風などにより棟板金が落下した可能性があります。

屋根は常に雨風や紫外線にさらされるため、経年劣化は避けられません。
特に、棟板金は屋根の重要な部分であり、定期的な点検やメンテナンスが必要です。

今回のケースでは、釘の劣化が原因で棟板金が落下してしまいましたが、早期に発見できたことで大きな被害を防ぐことができました。

屋根の雨漏り診断を行った結果、棟板金の落下以外にも、谷樋のカラーベストがずり落ちて谷樋に引っかかっている状態であることも確認できました。
屋根全体の診断を終え、お客様に現状の状態と、落下した棟板金の再取り付け、その他必要な修繕作業についてご説明しました。

後日、詳細なお見積書を作成し、お客様の元へお届けしました。
お見積り内容にご納得いただければ、速やかに工事に取り掛かることが可能です。

外壁塗装の作業期間中に屋根の修繕作業のほうを行います

先日お渡ししたお見積書にご納得いただき、お客様から「仮設足場があるうちに作業をお願いしたい」とのご依頼をいただきました。
早速お客様宅へお伺いし、屋根の修繕リフォーム作業を開始しました。

まずは、落下した棟板金の修繕からです。
落下した棟板金は、幸いにも庭の木の上に落ちてクッションとなり、傷や凹みもなく無事な状態でしたので、そのまま再利用することにしました。

使えるものは大切に使う。これもリフォームにおける重要なポイントですね。

再利用する棟板金を取り付ける際、接続部にもしっかりと気を配ります。
まず、板金工具を使って接続部を挟み込み、確実に固定します。
さらに、雨水の侵入を防ぐために、接続部にコーキングボンドで防水処理を施します。
これで、棟板金の接続部も万全の状態になりました。

今回の棟板金落下の一因として、棟板金を固定していた釘の緩みが考えられます。
そこで、今回の修繕では、釘の代わりにビス釘を使用し、しっかりと固定します。
さらに、ビス釘の頭にコーキングボンドを塗布することで、緩み防止対策も行います。
これにより、今後の落下リスクを軽減し、より安全な状態を確保します。

切断加工した屋根材へのリフォーム修繕作業

屋根の点検を進めていくと、谷樋周辺のカラーベストにズレ落ちが見られました。
カラーベストは、経年劣化によって徐々に劣化していくため、特に小さなサイズの破片になると、よりズレ落ちやすくなる傾向があります。
これは、屋根の美観を損ねるだけでなく、雨漏りの原因にもなりかねません。

屋根の修繕作業の完了に伴い完了の報告を

コーキングボンドで接着しながら、ズレ落ちたカラーベストを元の位置に戻し固定していきます。
屋根全体のズレ落ちているカラーベストをコーキングボンドで固定していきます。

すべて対応し終われば、カラーベスト屋根の修繕リフォーム工事は完了となります。
作業完了後はお客様に完了報告をさせていただき、迅速な対応に大変喜んでいただけました。

この後には、塗装屋さんによる屋根全体の塗装の塗り替え工事が予定されており、建物全体が綺麗に生まれ変わるかと思います。