writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
「重くて自分では動かせない…」ご高齢のお客様からのSOS
「庭の物干し台の足元がボロボロに割れてしまって……。新しくしたいけれど、昔のものは重すぎて私たちではどうにも動かせないんです」
愛知県大府市にお住まいのご高齢の女性のお客様より、毎日の家事に欠かせないお庭の「物干し台」に関するお困りごとのご相談をいただきました。
私たちヤマムラ建装は、屋根の葺き替えや外壁塗装といった大規模なリフォームを専門としていますが、同時に「地域の皆様のちょっとしたお困りごとに駆けつける町のリフォーム屋さん」でありたいと常に考えています。
特にご高齢の方にとって、屋外の重量物の移動や処分は、ケガのリスクを伴う非常に困難な作業です。
本記事では、経年劣化で危険な状態になっていた重い物干し台の撤去から、ただ置くだけではなく「庭の傾きを直して水平に設置する」というプロならではのひと手間を加えた、安全第一の交換作業の全工程を詳しく解説します。
【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
今回のご依頼は、大府市にお住まいのお客様からの一本のお電話がきっかけでした。
「お庭にある物干し台の足元が割れてしまって…」と、とてもご不安な様子でした。
早速現地へ駆けつけると、長年の紫外線や雨風の影響で、物干し台の土台を覆うプラスチック部分がボロボロに崩れ、内部のコンクリートが見えている状態でした。
物干し台は屋外に常設するものなので、こうした経年劣化による破損は避けられません。
しかし、今回の最大の課題はその「重さ」でした。
昔ながらの物干し台は、台風でも倒れないように非常に重量のある設計になっています。
さらに、長年の使用でポールと土台が固着しており、分解もできない状態でした。
「重いし、自分たちでは動かせない。処分もどうしたらいいか分からない」 お客様はそう困り果てていらっしゃいました。
また、竿の先端キャップも取れており、「雨水が入るのが心配」とも仰っていました。
そこで私たちは、この重い土台の撤去・処分から、新しい使いやすい物干し台への交換、そして安全に使うための地盤調整まで、まるごと引き受けさせていただくことになりました。
今回の現場の特殊事情とプロの解決策
- 1. 「重くて自分では動かせない…」ご高齢のお客様からのSOS
- 1.1.1. 【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
- 2. 今回の現場の特殊事情とプロの解決策
- 3. 初動調査とプロの原因究明
- 4. 実際の施工の流れとこだわりの現場管理
- 4.1.1. 分解不能な重量物!古い物干し台の安全な撤去と処分代行
- 4.1.2. ただ置くだけじゃない!庭の土を掘削して傾きを直す「水平出し」
- 4.1.3. 強風に備える!新しいセパレート型物干し台の安全な組み立て
- 4.1.4. 既存の竿竹を活かす工夫!皮膜付き針金によるガッチリ固定と完工
- 5. 施工完了!お客様の喜びの声
- 6. 今回の作業内容の要点まとめと施工費用と工期の目安
- 6.1.1. 💡 今回の作業内容の要点まとめ
- 6.1.2. 施工費用と工期の目安
- 7. FAQ(工事に関するよくある質問)
- 7.1.1. 地域密着100年の実績!同じエリアのリフォーム施工事例!
初動調査とプロの原因究明

お電話をいただき、すぐにお客様のご自宅へ急行し、お庭の物干し台を調査しました。
土台部分を覆っているプラスチックカバーが、長年の強烈な紫外線や雨風によって完全に劣化し、パリパリに割れて中のコンクリートが剥き出しになっていました。
屋外に常設する設備の宿命とも言える経年劣化です。
さらに、お客様が気にされていたのが物干し竿の先端にある「エンドキャップ」の紛失でした。
キャップが取れて穴が空いた状態になっていると、そこから雨水が竿の内部に侵入し、内側からサビを発生させて突然折れてしまう危険性があります。
そして最大の課題は、土台の設置環境でした。片側の土が盛り上がっており、物干し台全体が斜めに傾いて立っていたのです。
「この重さでは、お客様ご自身で動かすのは絶対に無理ですし、危険です。古い台の処分から、地面を平らに直して新しい台を設置するところまで、すべて私たちにお任せください」とお伝えし、すぐにお見積もりを作成。
ご安心いただいたお客様から、その場で正式な工事のご依頼をいただきました。
実際の施工の流れとこだわりの現場管理


分解不能な重量物!古い物干し台の安全な撤去と処分代行

工事当日は、まず既存の古い物干し台の撤去からスタートしました。
昔の製品は非常に重く、さらにポールとコンクリート土台の接続部分が長年のサビと汚れで完全に「固着(くっついて離れない状態)」していました。
ハンマーで叩いてもビクともしないため、分解は不可能と判断。
この大人の男性でも持ち上げるのが困難な超重量物を、スタッフが安全に配慮しながら「そのままの姿」で慎重に敷地外へと運び出しました。
もちろん、撤去した粗大ゴミの処分も弊社が責任を持って代行いたします。
ただ置くだけじゃない!庭の土を掘削して傾きを直す「水平出し」

重い台を撤去してスッキリしたお庭に、いよいよ新しい物干し台を設置します。
しかし、ここで買ってきた台を「ただポンと置く」ようなことは絶対にしません。
事前の調査で判明した通り、この場所は地面が斜めに傾いています。
そこで職人がスコップを持ち、盛り上がっている側の土(芝生)を慎重に掘り起こしていきます。
左右の土台を置く位置の高さを測りながら、完全にフラットになるまで微調整を繰り返す『水平出し』という基礎工事を行いました。
この下準備が、物干し台をグラつかせないための最も重要なポイントです。
強風に備える!新しいセパレート型物干し台の安全な組み立て

綺麗に水平が取れた地面の上に、新しい物干し台のベース(土台)を設置します。
今回お選びしたのは、土台とポールが分かれているセパレートタイプの製品です。
このタイプは、空の状態で位置を決めてから、最後に土台の中に「水」をたっぷりと注ぎ込んで重り(ウェイト)にする仕組みです。
水を満タンに入れると強風でも倒れないほどの十分な重量になるため、腰を痛めないよう慎重に作業を進め、ポールを真っ直ぐ垂直に差し込んで組み立てを完了させました。
既存の竿竹を活かす工夫!皮膜付き針金によるガッチリ固定と完工


最後に、洗濯物を干すための「竿竹(さおだけ)」をセットします。
今回はお客様のご要望で、まだ十分に頑丈で使える既存の竿竹を再利用することにしました。
しかし、新しい物干し台の下段の輪っかに対して、古い竿竹が太すぎて通りませんでした。
そこで現場の機転を利かせ、輪っかと輪っかの「間」に竿竹を渡し、サビに強い『皮膜カバー付きの針金(結束線)』を使って、竿が絶対にズレ落ちないようにガッチリと縛り上げて固定しました。
お客様の使い勝手を最優先にした工夫を施し、実働約1日間の交換工事が完工しました。
施工完了!お客様の喜びの声

「古い物干し台が重すぎて、粗大ゴミに出すこともできずに長年ずっと悩みの種でした。
ヤマムラさんが快く引き受けてくれて、重い台を全部持って行ってくれた時は本当にホッとしました。
地面まで平らに直してくれて、真っ直ぐで綺麗な物干し台になり、毎日の洗濯が楽しくなりました!」

「屋根工事に限らず、お住まいの『困った』を解決するのが私たちの役目ですから、遠慮なく頼っていただいて嬉しかったです!
地面の傾きもしっかり直して、太い竿も針金でガッチリ固定しましたので、これからは強風の日でも安心して洗濯物を干してくださいね!」
今回の作業内容の要点まとめと施工費用と工期の目安
💡 今回の作業内容の要点まとめ
- ご高齢のお客様では動かすことが不可能な、超重量で固着した古い物干し台の撤去・搬出・処分を完全代行。
- 新しい物干し台を設置する前に、傾いていたお庭の土を掘削して高さを揃える「水平出し」の基礎工事を徹底。
- 水を入れて重りにする最新のセパレート型物干し台を、垂直かつグラつきのない安全な状態に組み立て。
- 再利用する太い竿竹が新しい台に収まらない問題を、サビに強い皮膜付き針金を用いた結束固定という現場の機転で解決。
施工費用と工期の目安
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 📍 工事場所 | 愛知県大府市 |
| 🏡 建物種別 | 木造戸建て住宅(お庭のスペース) |
| ⏳ 築年数 | 築50年ほど |
| 🎯 施工箇所 | お庭に設置された物干し台(土台およびポール)の交換、地面の水平調整 |
| ⚠️ 発生状況(原因) | 長年の紫外線・風雨による土台プラスチックの破損、エンドキャップの紛失、およびお庭の地面の傾斜による不安定化 |
| 📞 お問い合わせの経緯 | 物干し台が壊れて新しくしたいが、昔の製品で重すぎて自分たちでは動かせず、処分もできないためご相談 |
| 🛠️ 施工内容 | 古い物干し台の撤去・処分、スコップによる土の掘削と水平出し、新規物干し台の組み立て・水入れ固定、既存竿竹の針金結束固定 |
| 🧱 使用部材 | 新規物干し台(注水式ウェイトタイプ)、皮膜カバー付き結束線(針金)、既存竿竹(再利用) |
| 📅 施工日数 | 実働約1日間ほど |
| 💴 施工価格 | 約10万円ほど(撤去・処分費、整地費込み) |
今回は大府市での、ご高齢のお客様のお悩みに寄り添い、重い物干し台の撤去と「地面の水平出し」というプロのひと手間を加えた交換作業の事例をご紹介しました。
「こんな小さなこと、建築会社やリフォーム屋さんに頼んでいいのかしら……」と遠慮されてしまうお客様は非常に多いですが、どうかご安心ください。
ヤマムラ建装では、屋根の葺き替えのような大きな工事だけでなく、重い家具の移動、雨樋のちょっとした詰まり、物干し台の交換など、お住まいに関するあらゆる「SOS」にフットワーク軽く駆けつけます。
もちろん、小さな工事であっても、土を削って水平を出すようなプロのこだわりは決して忘れません。
「自分たちではどうにもならない」「ちょっと力を貸してほしい」というお困りごとがあれば、いつでもお気軽に当社までご連絡ください!
FAQ(工事に関するよくある質問)
屋根工事ではない、物干し台の交換のような小さな仕事でも頼めますか?
はい、もちろんです!「重くて運べない」「自分では難しい」といったお住まいのお困りごとは、どんな小さなことでも喜んで承ります。
今使っている竿竹はそのまま使えますか?
竿の状態を確認し、まだ使えるものであれば再利用可能です。劣化が激しい場合は安全のために交換をおすすめすることもあります。
庭の地面がデコボコしていますが、まっすぐに設置できますか?
今回の事例のように、職人が土を掘り起こして高さを調整し、水平にしてから設置しますのでご安心ください。
地域密着100年の実績!同じエリアのリフォーム施工事例!

名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。

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