名古屋市緑区【いぶし瓦葺き替え】劣化した瓦屋根を撤去します！瓦めくりで古い和瓦と土の撤去工事としての屋根リフォーム

2025年3月18日 2025年8月1日

ヤマムラ建装株式会社

古く劣化している瓦や屋根土を取って行きます。

名古屋市緑区にお住まいの皆さん、こんにちは。

今回は、地域に伝わる伝統ある神社の山車殿にて始まった、屋根の雨漏り修理リフォーム工事の様子をご紹介します。
長年の風雨に耐えてきた屋根は、老朽化が進み、雨漏りがひどい状態でした。
そこで、私たちは建物の健全性を保つため、屋根の全面改修工事に着手しました。

古い屋根から現代の屋根へ

工事の第一歩は、傷んだ古い瓦と、その下にある土を全て撤去する作業です。
瓦の下には、昔ながらの工法で土が葺き土（ふきつち）として使われており、これが瓦を固定し、屋根を支えていました。
この重たい土と瓦を丁寧に取り除いていきます。

この作業は、ただ古いものを取り払うだけでなく、屋根の構造を根本から見直す大切な工程です。
古い瓦と土を撤去することで、建物の負担を大きく減らすことができます。

専門家による安全な工事

重たい屋根を軽くすることで、地震などの災害時にも強い建物へと生まれ変わります。
私たちは、豊富な経験を持つ職人たちが、安全に配慮しながら作業を進めています。
古い工法から新しい工法へと生まれ変わる過程を、引き続きブログでご紹介していきますので、ぜひお楽しみに。

「家の屋根が心配」「雨漏りしてるかも」など、お住まいのことでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
地域に根ざした屋根と住宅リフォームの専門家として、皆様の大切な建物を守るお手伝いをさせていただきます。

前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『名古屋市緑区　神社の山車殿で屋根リフォーム！作業の安全対策で仮設足場の設置！その設置作業の流れに密着』
初動調査でもあるこちらの現場ブログの一番始まりはこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市緑区　築年数による和瓦の限界か？劣化した山車殿の屋根から雨漏り！屋根全面を点検調査』

1 古く劣化している瓦や屋根土を取って行きます。
- 1.1 古い屋根から現代の屋根へ
- 1.2 専門家による安全な工事
2 古い瓦と土の撤去作業の手順・昔の屋根と現在の屋根の違い・雨対策の重要性
3 風化した屋根土を撤去していきます
4 雨対策でブルーシートで屋根全体を養生します
5 ヤマムラ建装株式会社では
- 5.1 コラムブログも書いています

古い瓦と土の撤去作業の手順・昔の屋根と現在の屋根の違い・雨対策の重要性

先日、名古屋市緑区の神社所有の山車殿にて、屋根の雨漏り修理のためのリフォーム工事が行われました。
前回のブログでは、足場の設置についてご紹介しましたが、今回は古い瓦と土の撤去作業の様子をお伝えします。

まずは、屋根の頂点にある大棟から軒先に向かって、古い瓦を一枚ずつ丁寧に剥がしていきます。

剥がした瓦は、地上のトラックに積み込みやすいように、屋根の上でまとめておきます。
運びやすいようにブロックごとに分けて積み上げたら、トラックの荷台へ落としていきます。

作業者の人数が多い時は、人海戦術で一列に並び、１～２枚ずつ手渡しで渡していきます。
最後のトラックに落とし入れる人が、荷台にめがけて投げ落としていきます。

風化した屋根土を撤去していきます

次に、瓦の接着剤代わりに使われていた屋根土（葺き土）をすべて撤去します。
屋根土は、特殊な配合で作られた屋根工事専用の土で、施工当時は粘着性があり、瓦の接着剤代わりになっていました。
しかし、一度剥がしてしまうと接着効果がなくなり、経年劣化で強風に飛ばされやすくなるというデメリットもあります。

現在では、屋根土を使わずに釘などで瓦を固定するのが主流になっています。
剥がした屋根土は、土嚢袋に詰めて運び出します。