豊明市にて瓦屋根から室内への雨漏りの対策！劣化した破風板と飛び出した母屋に板金を巻いて雨水侵入を徹底防止！

2025年2月7日 2025年2月5日

ヤマムラ建装株式会社

ケラバ袖部の経年劣化している破風板とその付近の母屋に板金を巻いていきます

豊明市のお客様宅にて、和室の天井から雨漏りしているため、雨漏り箇所である屋根の隅棟付近の修繕作業を行っています。
前回のブログでは、雨水が浸入しないようにコーキングボンドを塗る作業を行いました。
今回のブログでは、雨水の進入経路にもなる破風板と母屋に板金を巻く作業の様子をご紹介します。

前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『豊明市にて和室の部屋の天井への雨漏り対策！コーキングボンドで瓦から雨水侵入を徹底的にブロック！』
こちらでの初動調査でもある点検調査はこちらから読めますよ↓↓↓
『豊明市にて屋根の雨漏り調査！強風雨で和室天井に雨染みが発生！原因は和室屋根の破風板と母屋なのか？』

築年数が経過し、経年劣化により腐食しかけているケラバ袖部の破風板に、板金で巻いて固定していきます。
このまま劣化が進んでしまうと、板金の固定で打ち込む予定のビスが効かなくなってしまいます。
そのため、まだビスが打ち込めるギリギリの状態での作業となりました。

ケラバ袖部の破風板に板金を巻き、雨風が当たらないようにします。
板金を破風板に取り付けたら、板金を固定するためにビスを打ち込みます。
その後、ビスの頭部分にコーキングボンドを塗って雨水の侵入を防止します。
また、破風板に取り付けた板金の接続部分にもコーキングボンドを塗布し、ここからの雨水侵入も防ぎます。

平瓦と隅棟部と板金を巻いた破風板が重なり合う部分にも、コーキングボンドで防水処理を行います。
この3つが重なる場所は、特に雨漏りがしやすくなるため、一段と注意が必要です。
同時に、その場所の裏側には屋根漆喰が塗られている箇所がありますので、ここにもコーキングボンドを打っておきます。

奥まったところにコーキングボンドを塗ったのは、堰止めを作り雨風が入り込んでも、これ以上奥に雨水の侵入を防ぐためです。
このように、雨漏りしそうな箇所を想定しながら、修繕作業を行います。

母屋の板金巻き

屋根の構造部分で、タルキを支えている母屋の木材が、昔の造りの建物では外壁から飛び出していることがよくあります。
この飛び出した外壁部分や、飛び出た母屋自体に雨水などが含まれないように、母屋にも板金を巻いて雨水に当たらないようにします。

飛び出した部分の外壁から、外に飛び出した部分の母屋へと、板金を巻いていきます。
板金の固定は先ほどの破風板と同様に、ビスを打ち込んで固定しました。
その後、ビスの頭部分や、外壁と巻いた板金の隙間などにもコーキングボンドを塗布し、雨水が侵入しないようにします。

このような感じで作業を行いました。
作業後、お客様に作業の写真を見ていただきながら、ご説明をさせていただきました。
雨漏りに関しては、修繕しても一回で完全に直るとは限りません。
何度も手を入れなければいけない場合もあります。
そのため、今後の雨の際には、雨漏りしていた天井の状態を気にしていただくようお客様にお伝えしました。

初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
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