大府市【物干し台】土台の傾きを水平出しで直すひと手間が鍵!ご高齢の方のお困りごとに応える地域密着リフォーム店の仕事

「こんな小さなことでも?」大歓迎!大府市の物干し竿交換レポート。

こんにちは。
名古屋市やその周辺地域の都市など地域密着のリフォーム店を営んでいます。
私たちは、屋根や外壁といった大きな工事だけでなく、暮らしの中の「ちょっとしたお困りごと」を解決することも大切にしています。

先日、大府市のご高齢のお客様から「物干し竿が壊れたので交換してほしい」とご相談をいただきました。
一見簡単な作業ですが、実はそこにはお客様お一人では解決できない「理由」がありました。
今回はその作業をご紹介します。

大府市での物干し竿交換。地域の「ちょっとしたお困りごと」に応える町のリフォーム屋さん

01.大府市 物干し台 お客様がご高齢のため重い物が運べないです。

こんにちは。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
普段は屋根工事や外壁塗装など、大規模なリフォームのお話が多いですが、今回は少し視点を変えて、私たちが大切にしている「町のリフォーム屋さん」としてのお仕事をご紹介します。
(親しみを込めて、あえて「街」ではなく「町」と書かせてください)

先日、大府市にお住いのご高齢の女性から一本のお電話をいただきました。
こちらのお客様は、以前にも建物の点検などで何度かご訪問させていただいている、大切なお客様です。

今回もご連絡を受けてお伺いしたところ、「経年劣化で物干し竿が壊れてしまったので、取り替えてほしい」とのご依頼でした。
現場を拝見すると、確かに物干し竿は古くなっていましたが、問題はその土台でした。
台風並みの強風でも倒れないよう、非常に重量のある土台が使われており、私たちが持ち上げてもずっしりとした重さです。
これでは、お客様ご自身で動かして新しいものに交換するのは到底不可能です。

私たちはすぐに、その重量のある物干し竿の取り替え交換作業を行いました。
「こんな小さなことで呼ぶのは申し訳ない」と仰る方もいらっしゃいますが、とんでもありません。
ご高齢の方や、お一人では難しい作業、住まいに関する「ちょっとしたお困りごと」こそ、私たち地域密着のリフォーム店が駆けつけるべき仕事だと考えています。

お住まいのことでお困りの際は、どんな些細なことでも、どうぞお気軽にご相談ください。

物干し竿の交換でも「ひと手間」を!土台の傾きも水平に直します

02.大府市 物干し台 物干し竿の土台部分が劣化で破損しています。
03.大府市 物干し台 キャップ部分も腐食で破損していました。

お客様が交換をご希望された理由は、経年劣化にありました。
詳しく拝見すると、竿の先端にあるフタ(エンドキャップ)が腐食して無くなっており、お客様は「この隙間から雨水が入ってしまうのではないか」と心配されていました。

また、写真では分かりにくいのですが、もう一つお客様が気にされている点がありました。
それは、物干し竿の土台が置いてあるお庭の芝が傾いており、土台が斜めに設置されていることでした。
今回は土台と竿が一体型になっているタイプだったため、土台ごと交換する必要があります。

そこで、ただ新しい物干し竿を置くだけでなく、まずは傾いている地面を少し掘削し、平らに「水平出し」をする作業をご提案しました。
しっかりと地面を固めてから新しい土台を設置することで、今後はグラつくことなく安定的にお使いいただけます。

お客様には作業内容をしっかりご説明し、お見積書をお渡しさせていただきました。
小さな工事でも、お住まいの「気になる点」をしっかり解決するのが私たちの仕事です。

大府市にて物干し竿交換工事がスタート!重量物の撤去もお任せください。

04.大府市 物干し台 重量がある物干し台を外に運び出しました。

土台の傾き調整と併せてお見積もりをご提出した大府市のお客様から、すぐに「お願いします」と正式にご依頼をいただくことができました。
私たちの提案にご納得いただけたようで、大変嬉しく思います。

早速、交換作業の当日に改めてお客様のお住まいへご訪問させていただきました。
作業はまず、既存の物干し竿の撤去から始まります。

前回の下見でも確認しましたが、この土台は非常に重量があり、ご高齢のお客様ではとても動かせるものではありません。
安全に配慮しながら、まずはこの重い物干し竿を慎重に敷地外へ運び出しました。

「重くて自分ではどうしようもなかった」というお困りごとを迅速に解決するのも、私たち町のリフォーム屋の大切な仕事です。

物干し竿設置の「ひと手間」。傾いた地面を水平に直してから設置します。

05.大府市 物干し台 新しい物干し台の土台部分を設置します。

古い物干し竿の撤去が完了しましたので、いよいよ新しい物干し竿の設置作業に入ります。

今回お選びしたのは、土台と竿の部分が分かれているセパレートタイプの物干し竿です。
以前のものは土台そのものが非常に重いものでしたが、こちらは土台の中に水を入れて重りにするタイプです。
これなら、設置場所を決め、水平に据え付けてから重くすることができます。

作業は、まずお客様が気にされていた「土台設置場所の傾き」を直すことから始めます。
土台を置く部分の芝生を一度掘削し、地面が「水平」になるようしっかりと調整していきます。
この下準備が、物干し竿を長期間安定して使うための重要なポイントです。

地面を平らに整えた後、新しい土台を設置しました。
そして、台風並みの強風が来ても倒れることがないよう、土台の中に水を満タンに注ぎ入れます。
水が入るとかなりの重量になるため、ぎっくり腰などに十分注意しながら、安定した体勢で慎重に作業を進めました。

物干し竿が真っすぐ安定!鍵は設置前の「水平出し」作業です。

06.大府市 物干し台 土台に物干し部分を取り付けて行きます。

いよいよ物干し竿の設置作業も最終段階です。
傾きを直すために掘削し、平らに整えた芝生の上に、水を入れて重くした土台をしっかりと固定しました。

次はその土台に開いている穴へ、新しい物干し竿の本体を上から差し込んで組み立てていきます。
以前は、土台が置かれていた芝生自体が傾いていたため、物干し竿が倒れそうな角度で立っており、お客様も不安に感じていらっしゃいました。

しかし、私たちが設置前にしっかりと地面の「水平出し」という基礎作業を行ったことで、竿を差し込んでも、見違えるように真っすぐと安定して立たせることができました。
この「ひと手間」を加えることが、安全に、そして見た目も美しく仕上げるための重要なポイントです。

物干し竿の交換作業が完了!お客様の長年の不安を解消できました。

07.大府市 物干し台 さお竹部分だけは以前のものを使います。
08.大府市 物干し台 竿竹がズレ落ちない様に針金線で緊結しました。

いよいよ最後の仕上げです。水平に設置した土台に、物干し竿を組み合わせていきます。
物干し竿(竿竹)そのものは、お客様が以前からお使いだった、太さのある頑丈なタイプがまだ十分使える状態でしたので、今回はそちらを流用することにしました。

新しい物干し台の上段はそのまま差し込めましたが、下段部分は既存の竿が太く、そのままでは収まりませんでした。
そこで、ぐらつきや脱落が起こらないよう、安全を最優先に考慮し、専用の結束線(針金)を用いてしっかりと固定・緊結する処理を施しました。

全ての作業を終え、お客様に最終確認をお願いしました。
ご高齢のお客様は、土台が破損して傾いていた物干し竿をずっと気に病んでいらっしゃったそうです。
真っすぐと安定した新しい物干し竿をご覧になり、「これで安心して洗濯物が干せる」と、とても満足されたご様子で、私たちも大変嬉しく思いました。

代表 撮影
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