名古屋市中区【漆喰・瓦修理】訪問販売の高額契約は危険!台風・地震に備える瓦のビス固定・漆喰補修工事の全工程を解説!

名古屋市の屋根を守る!訪問販売の手口と台風・地震に負けないプロの補強工事

名古屋市で「お宅の屋根、危険ですよ」と突然訪問販売が来て、高額な見積もりを提示されたらどうしますか?
その場で契約してしまうのは非常に危険です。

この記事では、悪質な業者の手口を見抜くためのチェックポイントと賢い断り方をまず解説。
さらに、台風や地震から大切な家を守るために、私たちプロが実際に行っている「本当に必要な屋根補強工事」の全貌を、写真付きで分かりやすくご紹介します。

【名古屋市で多発?】その訪問販売、契約する前に確認したい危険なサイン

01.名古屋市中区 屋根修理 訪問販売お断り。

先日、名古屋市のお客様から工事をご依頼いただきましたが、そのきっかけは「高額な見積もりを提示する訪問業者」に関するご相談でした。
幸い契約前にご連絡いただけましたが、残念ながら被害に遭われる方も少なくありません。
そこで今回は、悪質な業者から大切なお住まいを守るための注意点をご紹介します。

まず「近所で工事をしている」「親方に言われて見に来た」といった突然の訪問には警戒してください。
不安を煽る言葉で点検を急かし、その場で契約を迫るのは典型的な手口です。

また、名刺に記載された会社の住所が県外であったり、誰もが知る大手企業と紛らわしい社名を使っていたりするケースも注意が必要です。

何よりも大切なのは、その場で決して契約しないことです。
「家族と相談します」などと伝え、一度お帰りいただきましょう。

冷静に考える時間を作り、可能であれば複数の業者から話を聞くことが、高額な工事や不要な契約を防ぐ最善の策です。
もし少しでも不安を感じたら、契約前にぜひ私たちのような地域の専門業者にご相談ください。

針金からビスへ。台風に負けない瓦の固定補強

02.名古屋市中区 屋根修理 ケラバ袖部の固定していた針金線が緩み始めています。
03.名古屋市中区 屋根修理 瓦に穴を開けてビス釘を打ち込み固定します。

屋根の修繕工事を行いました。
今回は、点検で発見された屋根の端の部分、「ケラバ」と呼ばれる箇所の瓦を補強する作業の様子をご紹介します。

このケラバ部分は風の影響を特に受けやすく、強固な固定が求められる場所です。
こちらのお住まいでは、昔ながらの針金による固定が経年劣化で緩んでしまい、瓦が強風でズレたり浮き上がったりする危険な状態でした。

そこで私たちは、より耐久性の高い固定方法への変更をご提案しました。
まず、専用の工具を使って瓦に丁寧に穴を開けます。

そして、その穴に錆びにくいステンレス製のビスを打ち込み、一枚一枚の瓦を下地にがっちりと固定し直していきます。
このビスによる固定は、従来の針金よりも格段に強度が高く、近年の大型台風にも耐えうる安心の施工です。

雨漏りを防ぐ一手間。軒先瓦を「パッキン付きビス」でがっちり固定

04.名古屋市中区 屋根修理 軒先瓦にも一枚ずつ専用工具で穴を開けていきます。
05.名古屋市中区 屋根修理 軒先瓦一枚ずつビス釘を打ち込み固定します。

屋根の端(ケラバ)の補強に続き、今回は屋根の先端部分である「軒先(のきさき)」の瓦を固定する作業です。
軒先は、屋根を伝ってきた雨水を受け止め、雨樋へと流すための非常に重要な箇所であり、ここの瓦のズレは雨漏りに直結します。

作業手順として、まず瓦専用の振動ドリルを使い、瓦を傷つけないよう慎重にビスを通すための穴を開けていきます。
そして、ここからが私たちのこだわりです。打ち込むビスには、ゴム製の「パッキン」が付いた特別なものを使用します。

このパッキンが防水の役割を果たし、ビスを打ち込んだ穴の隙間から雨水が浸入するのを確実に防いでくれます。
こうした細部への配慮が、お住まいの寿命を延ばし、長期的な安心に繋がります。
屋根の両端であるケラバと軒先を強固に固定することで、台風などの自然災害にも負けない、強い屋根へと生まれ変わります。

雨漏りを未然に防ぐ!プロが行う屋根の「漆喰」詰め直し工事

06.名古屋市中区 屋根修理 巴瓦にも新しい屋根漆喰を塗っていきます。
07.名古屋市中区 屋根漆喰 巴瓦に屋根漆喰を塗り込みました。

瓦の固定作業と並行して、点検時に発見した最も緊急性の高い箇所の補修作業を行いました。
それは、雨漏りに直結する「漆喰(しっくい)」の剥がれです。

屋根の端にある鬼瓦の下の部分では、経年劣化により漆喰が完全に剥がれ落ち、内部の屋根土がむき出しになっていました。
この状態は、屋根の防水機能が失われているのと同じで、雨が降るたびに水が浸入してしまう非常に危険な状態です。

この問題を解決するため、新しい漆喰を隙間なく奥までしっかりと詰め直していきます。
単に表面を塗るのではなく、瓦と屋根土を接着させ、雨水の通り道を完全に塞ぐように丁寧に塗り込むことで、本来の防水機能と強度を回復させます。
この確実な作業によって雨漏りの心配がなくなり、お客様に安心してお過ごしいただける屋根へと蘇ります。

地震や台風に備える。屋根の背骨「大棟」を強化する補強工事

地震や台風に備える。屋根の背骨「大棟」を強化する補強工事
09.名古屋市中区 屋根漆喰 大棟に点付けでコーキングボンドを点付けします。

続いて、屋根の一番高い場所にある「大棟(おおむね)」の補強工事です。
大棟は、まさに屋根の背骨とも言える重要な部分で、地震の揺れや台風の強風からお住まいを守る要となります。

こちらのお住まいでは、昔ながらの針金で大棟が固定されていましたが、経年劣化による緩みが見られました。
これでは、大きな力が加わった際に瓦がズレたり、最悪の場合は崩れたりする危険性があります。

そこで私たちは、針金の力だけに頼るのではなく、さらに強度を高めるための補強を行いました。
大棟を構成している瓦のつなぎ目を、耐久性の高いコーキング材で部分的に固定していきます。
この作業により、一枚一枚の瓦がしっかりと連結され、大棟全体の一体感が向上します。
地震の横揺れなどに対しても瓦が崩れにくくなり、屋根全体の耐震性を高めることができる、万が一の災害に備えるための重要な工事です。

「本当に助かりました!」名古屋市のお客様から頂いた、工事完了後の嬉しいお言葉

10.中区 屋根修理 ブロアー

ご依頼いただいた全ての屋根修繕作業を終え、屋根の上をきれいに清掃し、道具や材料を片付けて全ての工程が完了しました。
その後、お客様へ工事完了のご報告を差し上げます。

私たちは、お客様が直接見ることのできない屋根の上の作業だからこそ、各工程を写真に記録しています。
その写真をご覧いただきながら、どのような作業を行ったのかを丁寧にご説明させていただきました。

ご説明を終えると、お客様が安堵の表情で「本当に助かりました。訪問業者のことで不安でしたし、屋根のズレも心配だったので」と、感謝の言葉をかけてくださいました。
お客様の不安が安心に変わり、笑顔になっていただけること。
それが私たちにとって何よりの喜びであり、仕事の原動力です。

名古屋市近郊でお住まいのことでお困りの際は、どんな小さなことでも構いません。
どうぞお気軽にご相談ください。

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