めくって貼って進む!腐った屋根を「歩ける屋根」に変える作業

安定しない屋根を新しい野地板合板を貼っていきます

「これでようやく、安心して立てます」 名古屋市南区の葺き替え現場、瓦をめくった場所から新しい「野地板(のじいた)」を張っています。

腐食してブカブカだった屋根が、頑丈な板で覆われていく。
それは同時に、職人が安全に作業するための「足場」ができていく瞬間でもあります。

絶対に雨漏りさせないための防水紙(ルーフィング)施工まで、一日の流れをレポートします。

前回の現場ブログ記事は?

【名古屋市南区】瓦めくり開始|築100年の屋根土を撤去!手作業で進める慎重な解体

writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 屋根の上は「歩行禁止」!?一歩ずつ足場を作りながら進む解体作業 「屋根の上を歩くだけで、穴が空きそうです」…

こちら現場での初回点検の様子は?

初動調査での様子を現場ブログ・第一話目で書いています!

【名古屋市南区】雨漏り点検|築80年の屋根が沈下!?鬼瓦も倒れた危険な現状

writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 「部屋が使えない…」長年の雨漏りが招いた屋根のSOSサイン 「もう何年も雨漏りしていて、2階の部屋は使っていない…

屋根に新しい野地板合板を取り付けて足元を安定にさせて行きます

屋根に合板を取り付け、安定した足元を確保しました。
これにより、作業がしやすくなりました。
合板を少しずつ増やし、屋根材などの範囲を広げていきました。
足元の安定が作業効率を向上させ、材料の運搬も容易になります。
このような工程で、屋根の補強が進みました。

取付けた合板の上から防水紙を貼ります

屋根の防水機能を確保するために、合板の上に防水紙(ルーフィング)を貼る際は、タッカーでしっかりと固定します。
季節風が強い場合は、部分的に押さえ棒で固定し、飛散防止します。
さらに、押さえ棒は材料置き場としても活用できます。
この工法は手間がかかりますが、屋根上の安定性を確保し、作業者の安全を守るために重要です。
屋根瓦のめくり撤去とは異なる工程ですが、安全を優先した工法として選択されています。

サイズごとに取り剥がします

屋根瓦のめくり撤去作業は、範囲をブロックごとに分けて行います。
軒先部から大棟部分まで、登りあがる感じで作業を進めます。
安全を考慮し、中腰で作業を行いながら、屋根瓦を丁寧に撤去していきます。
足元が安定しない屋根上を歩き回るよりも、範囲ごとにめくり撤去する方が安全です。
作業は慎重に行われ、安全を最優先にしています。

大棟部にて雨漏りしないように対策をしました

大棟を被せた防水紙の上に土嚢袋で重しにします

今回の工事では、屋根の東面の瓦をめくり撤去し、西側はほとんど触らずに防水処理を行います。
大棟部も撤去し、雨水の侵入を防ぐために西側面に少しかかるようにします。
突風で飛ばされないように、土嚢袋を重し代わりにしておきました。
これにより、大棟部からの雨水侵入を防ぎ、安心してご利用いただけます。

少しの瓦ズレはコーキングで処理しました

西面の大棟部に近い屋根瓦にコーキングボンドを打ち接着固定する理由は、棟瓦が撤去されるとその下の屋根瓦が2~3段分が落下ズレを起こしやすくなるためです。
作業の始まる前にコーキングボンドを打ち固定しておくことで、安全を確保することができます。
この工程は、屋根の安定性を高めるために重要な役割を果たします。
屋根瓦の落下やズレを防ぐために、事前にしっかりと固定しておくことが必要です。

屋根から部材などの落下防止でブルーシートで養生します

軒先と足場の幅の間に落下防水を準備します

今回のリフォーム屋根工事において、東面前面道路は予想以上に歩行者の往来が多く、朝から晩まで通行が途絶えない状況です。
そのため、屋根の葺き替え作業中に撤去する屋根瓦や屋根土、あるいは作業道具などが落下した場合、歩行者の方々に危険が及ぶ可能性が懸念されます。
(仮設足場を設置しておりますので、道路への落下はほぼないとは言えますが、万全を期す必要があります。)

そこで、屋根先端部の軒先と設置している仮設足場との間に隙間が生じるため、落下物防止対策として養生シート(ブルーシート)をしっかりと固定し、隙間を塞ぐ養生を行います。
作業員も落下防止には細心の注意を払っておりますが、不測の事態も想定し、養生シートによる対策を講じることで、より安全性を高めます。
このような対策を講じることで、屋根上から道路に向けて物が落下する可能性を大幅に低減できると考えております。


次回の現場ブログ記事の内容は?

【名古屋市南区】葺き替え準備|桟木(さんぎ)打ちと瓦上げ!沈下した屋根の骨格矯正

writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 「土」から「木」へ!屋根を軽くする新しい骨組み作り 「これで屋根が真っ直ぐになりました!」 名古屋市南区の葺…


「野地板(のじいた)」の役割は?

屋根の土台となる板のことです。この上に防水紙を貼り、瓦を固定する桟木(さんぎ)を打ちます。野地板がしっかりしていないと、瓦を固定できません。

なぜ少しずつ野地板を貼るのですか?

既存の下地が腐っていて歩けないためです。手前を解体して新しい板を貼り、その上に乗って次の奥を解体する…という手順を繰り返して、安全に奥へ進んでいきます。

道路への落下物は大丈夫ですか?

足場と屋根の隙間をブルーシートで塞ぎ、瓦や土が道路へ落ちないよう「落下防止養生」を徹底しています。


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名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

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屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
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