名古屋市昭和区【瓦目視点検】屋根点検はドローンや高所カメラが安心!悪質業者に「瓦が浮いてる」と言われたら?
writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
名古屋市昭和区で屋根点検!「瓦の浮き」は本当に緊急?安全なドローン点検のすすめ

先日、名古屋市昭和区にお住まいのお客様から、屋根点検のご依頼をいただきました。
悪質な訪問業者に「屋根瓦が浮いている」と指摘され、不安を感じていらっしゃったそうです。
お話をお聞きするうちに、悪質な訪問業者の可能性が高いと判断しました。
彼らは、わずかな隙間や汚れでも大げさに「危険な状態だ」と伝え、お客様の不安を煽り、高額な契約を迫る手口を使います。
ご自宅の屋根は、地上からでは状態を正確に判断できません。
しかし、だからといってその場で焦って契約する必要は全くありません。
私たちのような信頼できる専門業者に、まずはご相談ください。
お客様の状況を正確に診断し、本当に必要なアドバイスをさせていただきます。
目次
屋根点検の常識が変わる?安全第一の点検方法

屋根点検と聞くと、職人がはしごをかけて屋根に上る姿を想像する方が多いかもしれません。
しかし、実はその方法には大きな危険が伴うことがあります。
はしご点検の危険性と課題
かつて主流だった二連はしご(アップスライダー)は、最大6〜8mまで伸ばせる便利な道具ですが、風に煽られやすく、作業員が転落するリスクがあります。
また、はしごを立てる場所がないお宅も少なくありません。
お客様の大切な建物を傷つけることなく、作業員の安全を守るため、私たちは無理なはしごでの点検は行いません。
ドローンや高所カメラでの点検調査のメリットと安全性

最近では、高所撮影用のカメラやドローンを使った点検が主流です。
ドローンを使えば、地上にいながらにして屋根の隅々まで鮮明な映像で確認できます。
屋根に直接上る必要がないため、建物を傷つける心配がなく、転落事故のリスクも大幅に減らせます。
複雑な形状の屋根でも、自由なアングルから詳細な診断が可能です。
点検で見えた本当の状態!軽微なズレとプロの判断
訪問業者が指摘した「瓦の浮き」の真相


お客様のご自宅では、はしごを安全に立てる場所がなかったため、お客様のご了承を得てベランダから屋根に上らせていただきました。
訪問業者が指摘した箇所を確認すると、確かにわずかな瓦のズレがありましたが、軽く押すだけで元の位置に戻る程度の軽微なものでした。
このようなズレは、強風などで起こることがありますが、すぐに雨漏りにつながることはほとんどありません。
お客様も、問題がないことを確認し、安心されたご様子でした。
隠れた劣化を発見!北側の屋根と漆喰(しっくい)の劣化


見えやすい南側ではなく、強風の影響を受けやすい北側の屋根を詳しく点検すると、複数の瓦が浮いているのが確認できました。
また、屋根の頂上部分に使われる漆喰(しっくい)の劣化も見られました。
漆喰は瓦を固定する重要な役割を果たしており、放置すると将来的な雨漏りにつながる可能性があります。
このように、見えにくい場所にこそ、本当の劣化が隠れていることがよくあります。
緊急性はないが、メンテナンスは必要


今回の点検では、今すぐ大規模な工事が必要な箇所はありませんでした。
【点検結果のまとめ】
- 屋根瓦: 全体的に目立った破損はなく、築年数の割に良い状態でした。
- 屋根漆喰: 劣化が進んでおり、塗り替えの時期を迎えていました。
- トタン屋根: 北側のトタン屋根にサビや腐食が見られました。
私たちは、点検で撮影した写真をお見せしながら、緊急性の有無とメンテナンスの必要性について丁寧にご説明しました。
不安を煽るようなことは一切せず、お客様のご自宅の状況に合わせた最適なプランをご提案します。
本当に必要なメンテナンスを見極めることが、大切なお家を長く守ることにつながります。
名古屋市と名古屋市近郊で屋根や外壁のことでお困りでしたら、いつでもお気軽にご相談ください。
ヤマムラ建装 株式会社では

