名古屋市中区【外壁塗装】外壁塗装はシャッターボックスも忘れずに!錆止めで長持ちお得なリフォームの秘訣
writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
外壁の塗り替え作業と同時にシャッターボックス塗装の重要性

名古屋市中区で屋根工事の際に仮設作業足場を設置したことで、外壁塗装も同時にご依頼いただき、足場代を抑えてお得にリフォームされているお客様の建物。
今回もその外壁塗装の様子をお届けします。
前回のブログでは、建物の外壁から突き出した屋根の下部分、軒天(のきてん)の塗り替えについてご紹介しました。
軒天は、普段あまり意識されない部分ですが、建物の機能と美観を保つために非常に重要です。
さて、今回の現場ブログでは、外窓などに設置されているシャッターボックスへの塗り替え作業についてご紹介したいと思います。
シャッターボックスは、窓の外に取り付けられたシャッターを収納しておくための箱型の部分です。
外壁や屋根と同様に、常に紫外線や雨風にさらされているため、色褪せやチョーキング現象(塗膜が粉状になる現象)が起こりやすい箇所の一つです。
シャッターボックスが劣化すると、見た目の印象が悪くなるだけでなく、錆が発生してシャッター本体の動きが悪くなったり、最悪の場合は雨漏りの原因になったりすることも考えられます。
外壁塗装の際に、シャッターボックスも一緒に塗装することで、足場を組み直す手間や費用を省き、経済的にメンテナンスを行うことができます。
また、外壁とシャッターボックスの色合いを合わせることで、建物全体に統一感が生まれ、より一層引き締まった美しい外観に生まれ変わります。
私たちヤマムラ建装は、名古屋市中区で外壁塗装をご依頼いただく際には、お客様にとって最もお得で効率的な方法をご提案しています。
見落としがちな細部の塗装まで丁寧に行い、お客様の大切な住まいを長く美しく保つお手伝いをさせていただきます。
ご自宅のシャッターボックスの劣化が気になる方や、外壁塗装をご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談くださいね。
前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『名古屋市中区【外壁塗装】住宅を長持ちさせる!軒天塗装の重要性とプロが教える塗装のコツ!破風板 鼻隠し シーラー』
こちらの塗装工事の一番初めの現場ブログはこちらから↓↓↓
『名古屋市中区【外壁塗装】悪質訪問業者にお困りの方へ!屋根・外壁塗装はまとめてお得?失敗しないリフォーム術を公開』
目次
昔ながらの雨戸と窓シャッターの違いとは?

私たちが「雨戸」と聞いて思い浮かべるのは、かつて主流だった横にスライドする銅板製のものかもしれません。
しかし、最近の住宅では、シャッターのように垂直に開閉するタイプが一般的になっています。
これが、今回お話しする「窓シャッター」です。窓の外側に設置され、アルミや鋼板製で、雨戸の役割を果たすものです。
この窓シャッターには、いくつかのメリットがあります。
- 省スペース:日中にシャッターを収納する「戸袋(とぶくろ)」が不要なため、窓の横のスペースを有効活用できます。
- 開閉が楽:軽い力でスムーズに開け閉めでき、採光の調整も簡単です。
- コンパクトな見た目:横開きの雨戸に比べて、窓周りがすっきりと見え、現代的な外観にマッチします。
一方で、デメリットも存在します。
- 設置スペースの確保:窓の上にシャッターボックスを設置するため、ある程度の空間が必要です。
- リフォーム費用:特に昔ながらのモルタル外壁に後付けする場合、壁を一部剥がす必要があり、工事費用が高くなることがあります。現在の主流であるサイディング外壁に比べて、より複雑な作業が必要になるためです。
- 故障時の交換:シャッターボックス内部の部品が故障した場合、部分的な修理が難しく、シャッターボックスごと交換が必要になる可能性もあります。
これらのメリット・デメリットを踏まえても、現代の窓シャッターは機能的で、建物のデザイン性を高めるアイテムとしても非常に魅力的です。
シャッターボックス塗装の鍵は「錆止め」!長持ちさせるプロの工程

シャッターボックスは、窓を守るシャッターを収納する大切な部分ですが、常に雨風や日差しにさらされているため、錆びやすいのが難点です。
錆止めを施すことを前提としたシャッターボックスの塗り替えでは、まず下準備として、表面に発生している錆を丁寧に除去します。
この錆をしっかりと取り除くことが、その後の塗装の持ちを大きく左右します。
錆の除去が終わったら、いよいよ錆止め材を均一に塗布していきます。
錆止め材とは、金属の表面に塗ることで、文字通り錆の発生や進行を抑える効果がある塗料のことです。
この錆止め材が、シャッターボックスを長期間保護するための重要な下地となります。
錆止め材がしっかりと乾燥したことを確認してから、その上に適切な塗料で塗装を行い、最後に美しく仕上げるための上塗りを施します。
このように、錆止め材を使用することで、塗膜の劣化を防ぎ、シャッターボックスを錆から強力に保護することができます。
結果として、シャッターボックスの寿命を延ばし、余計な交換費用を抑えることにも繋がるんです。
普段はあまり気にしないシャッターボックスですが、定期的なメンテナンスを怠ると、錆が進行して見た目が悪くなるだけでなく、シャッター本体の故障や雨漏りの原因になることもあります。
外壁塗装の際に一緒にシャッターボックスも塗装することで、足場代を有効活用し、経済的に家全体のメンテナンスを行うことが可能です。
プロが実践!シャッターボックス塗装の丁寧な下準備から仕上げまで

シャッターボックスを長持ちさせるための要となる「錆止め材」を塗る際の具体的な施工方法について詳しく解説します。
これらの工程は、シャッターボックスを錆から守り、美しい状態を長く保つために非常に重要です。
- 準備作業で安全と品質を確保 作業を始める前には、まず安全が第一です。職人は手袋、ゴーグル、マスクなどの安全装備をしっかりと装着します。
また、塗料が周囲に飛び散らないよう、窓や外壁など、塗装しない部分を丁寧に養生(ようじょう)します。
次に、シャッターボックス表面の清掃です。
埃や汚れ、蜘蛛の巣などを徹底的に取り除きます。
必要に応じて水洗いや高圧洗浄機を使い、頑固な汚れもきれいに洗い流すことで、塗料の密着性を高めます。 - 錆の徹底除去 清掃が終わったら、シャッターボックス全体を細かくチェックし、錆びや腐食が発生している箇所を特定します。
錆を見つけたら、サンドペーパーやワイヤーブラシ、または電動サンダーなどの専門工具を使って、錆びた部分を徹底的に除去します。
すべての錆を取り除き、金属表面が滑らかになるまで磨き上げるのがポイントです。
この工程を怠ると、上から塗ってもすぐに錆が再発してしまいます。 - 塗料の密着を高める表面処理 錆の除去後、脱脂剤やアルコールを使って表面に残った油分や細かな汚れを拭き取ります。
これにより、塗料がシャッターボックスにしっかりと密着しやすくなります。
その後は、塗装前に表面を完全に乾燥させることが不可欠です。
湿気が残っていると塗料の密着が悪くなり、剥がれの原因となるため、時間をかけてしっかりと乾かします。 - 錆止め材の丁寧な塗布 いよいよ錆止めプライマー(錆止め材)の塗布です。シャッターボックスの素材や状態に合わせた適切なプライマーを選定し、製品の指示に従って均一に薄く塗っていきます。
刷毛(はけ)やローラーを使うこともありますが、スプレーガンで塗布する際は、ムラなく薄く均一に塗ることが特に重要です。
必要に応じて2層塗りを行うことで、より強力な錆止め効果を発揮させますが、その場合は必ず1層目が完全に乾燥してから2層目を塗ります。
最終チェックとプロのこだわり:外壁塗装は「まとめて」が断然お得!

錆止めプライマーを塗布した後、私たちはその塗料が完全に乾燥するまで、製品の指示に従ってしっかりと時間を置きます。
この乾燥時間を守ることが、その後の塗料の密着性と仕上がりの美しさに大きく影響するため、非常に大切な工程です。
プライマーが完全に乾いたら、最終的な色となる上塗り用の塗料を塗布していきます。
この時も、均一で薄い層になるように丁寧に塗るのがプロの技。
必要に応じて数回に分けて塗り重ねることで、塗膜の厚みを確保し、色ムラなく、より美しく長持ちする仕上がりを実現します。
もちろん、各層を塗る間には、その都度しっかりと乾燥させる時間を設けます。
シャッターボックスの塗装は、建物の外観を構成する大切な要素の一つです。
単に錆を防ぐだけでなく、外壁や屋根との色合いを調和させることで、建物全体に統一感と美しさを与えることができます。


シャッターボックス全体が均一に塗られているか、塗りムラや塗料の垂れなど、どこかに欠点がないかを丁寧に検査します。
この細やかな確認作業が、お客様に心から満足していただける美しい仕上がりに繋がります。
チェックが終われば、使用した道具をきれいにし、作業エリア周辺も徹底的に清掃します。
塗料の飛び散りがないか、養生(ようじょう)を剥がした後も汚れが残っていないかなど、隅々まで確認し、元の状態よりもきれいにすることを心がけています。
この一連のステップを通じて、窓シャッターを収納するボックスは、単に色が変わるだけでなく、耐久性が格段に高まり、美観も長く保てるようになります。
どの塗装作業も共通して言えることですが、焦らず丁寧に作業を行い、それぞれの工程で適切な乾燥時間を守ることが非常に重要です。
これが、塗料本来の性能を最大限に引き出し、長持ちさせる秘訣なんです。
外壁の塗り替え作業を行う際に、仮設足場を設置するタイミングで、今回ご紹介したシャッターボックスのような付帯部分も同時に塗り替えるのが、私たちの一番のおすすめです。
一度にまとめて工事を行うことで、お客様は足場代を有効活用でき、コストを抑えられます。
そして何より、工事完了時には建物全体が統一感のある美しい姿に生まれ変わり、その美観も長く維持できるという大きなメリットがあります。
名古屋市中区で外壁塗装や屋根リフォームをご検討中なら、見えにくい細部までこだわり、お客様に寄り添った最適なご提案をさせていただきます。
ご自宅のことで何かお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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