東浦町 「もう倒れない!」アンテナ撤去&雨漏り修理!原因特定から防水対策!今後のメンテナンスまで徹底解説

前回のブログに引き続き、東浦町のお客様からのご依頼で実施した、倒れてしまったテレビアンテナの撤去と雨漏り修理の様子を詳しくご紹介します!
今回は、どのようにして危険なアンテナを安全に撤去するのか、そして雨漏りの原因となった屋根の隙間にどんな対策を施したのか、作業の舞台裏に密着。
屋根のトラブルでお困りの方、必見です!
前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『東浦町 「まさかの手抜き工事!?」アンテナ倒壊から見えた雨漏りへの危険信号!瓦のズレ漆喰の剥がれ!瓦屋さんが解説!』
目次
屋根の安心を取り戻す!アンテナ撤去と雨漏り修理の全工程公開

お客様から、使わなくなったテレビアンテナの撤去と、気になる雨漏りの点検のご依頼をいただきました。
もう使わないアンテナは、屋根から丁寧に撤去し、きちんと処分いたしますのでご安心ください。
そして、雨漏りの原因となっていた屋根の最も高い部分(大棟)の瓦の隙間には、コーキングボンドを使ってしっかりと防水処理を行います。
これで雨水の侵入を食い止め、お客様の大切な住まいを長く守ります。
お客様のお困り事を一つひとつ解決できるよう、心を込めて作業させていただきます!
転倒したアンテナを撤去・回収処理を行います


まずは、屋根の上でグラグラになっているテレビアンテナの撤去作業からスタートです。
安全第一で作業を進めるため、複雑に絡み合ったアンテナを支えるワイヤー線やテレビ線の整理から始めます。
たくさんの線が絡み合っているので、無理に引っ張ると危険です。
そこで、一旦アンテナを慎重に元の位置に戻しながら、少しずつワイヤーの結び目をほどいていくのが、安全かつ確実な方法なんです。
焦らず、線の絡まり具合を一つひとつ確認しながら、丁寧に作業を進めていきます。
すべてのワイヤー線をアンテナ本体から取り外すことができたら、次はもう使わないテレビ線を根元からカットします。
これで、アンテナをスムーズに屋根から降ろし、安全に回収する準備が完了です。
切断したテレビ線は、雨水が直接当たらない軒裏などに、きちんと丸めて固定しておきました。
お客様にご迷惑がかからないよう、見えない部分までしっかりと配慮した作業を心がけています。

さて、今回の現場で少し気になったのが、倒れたテレビアンテナがまたがっていた大棟の冠瓦に、なぜかコーキングボンドで防水処理がされていたことです。
どうしてこのような処理がされていたのか、正直なところ、当時の作業者に直接確認しないと分かりません。
もしかすると、過去に雨漏りが発生して、その一時的な応急処置として行われたのかもしれません。
本来、棟瓦はきちんとした工法でしっかりと積み重ねることで、雨水の侵入を防ぐものなんです。
今回の点検では、このコーキングの状態も詳しく確認し、もし必要であれば、より適切な修理方法をご提案させていただきます。
過去の応急処置も含めて、お客様が安心して長く住める屋根にすることが、私たちの大切な役目です。
積み上げた棟でのし瓦の接続部分にコーキング接着

屋根の最も高い部分にある大棟に使われている「のし瓦」という瓦の一段目に、気になる隙間がありました。
そして、その真下には、本来雨水の侵入を防ぐ役割の「屋根漆喰」がむき出しの状態になっていたんです。
この隙間が、雨水が屋根内部に入り込むルートとなり、雨漏りを引き起こしていたと考えられます。
この雨漏りの原因を根本的に解決するため、瓦の隙間にコーキングボンドを丁寧に充填し、しっかりと防水処理を施します。
これにより、雨水の浸入を確実に防ぎ、お客様の住まいを雨漏りの心配から守ります。
小さな隙間も見逃さず、丁寧に作業を進めてまいります。


さらに、今回の雨漏り点検では、雨水が侵入する可能性のある、見逃せない2つの隙間を見つけました。
1つは大棟の一段目ののし瓦の下、そしてもう1つは、最も高い位置にある冠棟瓦の側面です。
これらの隙間は、本来雨水が入るはずのない場所に位置しており、そのままにしておくと、将来的に雨漏りの原因となる可能性が高いです。
そこで、これらの隙間にもコーキングボンドを丁寧に充填し、水の侵入をしっかりと防ぐ防水処理を施しました。
特に、築30年以上の日本瓦(J形)の屋根にお住まいの方は要注意です!
同じような構造で、雨漏りのリスクを抱えている可能性があります。
もしご自宅の屋根で気になる点がありましたら、お近くの信頼できる屋根工事専門業者にご相談いただくことを強くお勧めします。
もちろん、私たちヤマムラ建装㈱でも、無料の雨漏り点検を実施しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ズレ落ちていた冠棟瓦の手直し


さて、雨漏り点検の際に確認されていた、冠瓦のわずかなズレを手直しする作業に入ります。
今回のズレの原因は、隅棟全体を固定していた針金の経年劣化による緩みが大きいと考えられます。
緩んだ状態で強い風を受けることで、冠瓦が少しずつずれてしまったのでしょう。
修理方法としては、まず丁寧に冠瓦のズレを修正し、その後、新しい針金でしっかりと締め直します。
これにより、冠瓦は元の美しい状態に戻ります。
道路から見ても、屋根のラインが一本筋が通ったように綺麗になりました。
ただし、針金は年月と共に再び伸びてくる可能性があります。
そのため、将来的には十年単位での締め直しが必要になるかもしれません。
もし、このような繰り返しのメンテナンスが気になるようでしたら、根本的な解決策として、大棟と隅棟の瓦を全て取り外し、一本の棟瓦で新しく積み直す方法もございます。
初期費用は少し高くなりますが、長期的なメンテナンスの負担を大幅に軽減できます。
どちらの方法が良いかは、お客様のご希望やご予算に合わせて、最適なプランをご提案させていただきます。
作業の完了とお客様へのご報告

東浦町でのテレビアンテナ撤去と棟の修理作業が、無事に完了いたしました!
屋根に残った作業道具や材料を丁寧に降ろし、周囲を軽く清掃した後、お客様へ作業完了のご報告をさせていただきました。
作業内容については、作業中に細かく記録した写真をお見せしながら、一つひとつの工程を丁寧にご説明いたしました。
倒壊していたテレビアンテナが安全に撤去できたこと、そして雨漏りの原因となっていた棟の修理がしっかりと完了したことを、お客様にご確認いただきました。
お客様からは、「転倒していたテレビアンテナを取り外してもらって、本当にありがとうございます」という、大変温かいお言葉をいただきました。
お客様の安心した笑顔を見ることができ、私たちも本当に嬉しく思います。
今回の作業を通して、お客様の大切な住まいの安全と快適を守るお手伝いができたことを、大変光栄に感じています。
今後も、お客様の「困った」に寄り添い、丁寧で確実なサービスを提供してまいります。
屋根のトラブルでお困りの際は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください
初動調査の雨漏り点検から作業の図べ手を施工事例で紹介しています↓↓↓
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お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『東浦町 施工不良だったためアンテナが強風にて倒壊!回収と屋根の修復作業完了後にお客様にアンケートのご協力』
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