「屋根が落ちるかもしれない…」見えない屋根裏の腐食を根本から救済!

「天井や壁にシミができていて、どうも雨漏りしている気がする…」
名古屋市緑区にお住まいのお客様から、不安に満ちたご相談が寄せられました。

現場は、かつて絶大な人気を誇ったものの、現在は生産終了となっている「モニエル瓦」の屋根。
お客様は「古い廃盤の瓦だから、修理を断られるのではないか…」と諦めかけていたそうです。

しかし、調査を行うと、単なる瓦の劣化ではなく、新築当時の「施工不良」と「雨水の逆流」が絡み合い、建物の骨組み(躯体)までが原型を留めないほど腐食している深刻な事態でした。


【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景

「古い瓦だから、どこに頼んでいいかわからなくて…」

お客様は、モニエル瓦が既に廃盤になっていることを知っており、修理ができる業者が見つかるか不安を抱えておられました。
そんな中、当社の施工事例を見つけてご連絡をいただきました。

駆けつけて調査を行うと、事態は深刻でした。
単なる瓦のズレではなく、軒先とケラバ(屋根の端)から大量の雨水が浸入し、屋根を支える木材が手で崩れるほど腐っていたのです。

「このまま次の大雨が来たら、屋根の一部が落ちてしまうかもしれない」
私たちは即座に養生シートで応急処置を行い、根本的な解決策として、腐った下地から作り直す大規模修繕工事」をご提案しました。

今回の現場の特殊事情とプロの解決策

Information
  • 廃盤による材料手配の絶望的な壁:海外メーカー製造のモニエル瓦はすでに国内から撤退しており、日本国内に新品の在庫は全くありません。そのため、既存の瓦を絶対に割らないよう、極めて慎重に一時撤去・復旧する高度な現場管理が求められました。
  • 雨水を逆流させる「白いボード」:軒先に取り付けられていた白いボードがダムのように雨水をせき止め、本来雨樋に落ちるはずの水が屋根裏へ逆流してしまう構造的な欠陥を発見しました。
  • 1998年以前特有の施工不良(水切り板金なし):ケラバ(屋根の端)袖部の内部に、雨水の侵入を防ぐ「捨て水切り板金」が入っていなかったため、野地板だけでなく躯体や破風板までが腐食していました。
  • プロの解決策:表面の屋根補修だけでは家を支えきれないため、熟練の大工職人を即座に手配。ボロボロになった野地板と躯体をすべて新しい木材に交換・補強した上で、現代の基準に合わせた「L型水切り板金」を新設し、二度と雨漏りしない強固な屋根へと再生させました。

初動調査とプロの原因究明

養生シートを貼って止水しています
堰き止めてしまって雨水が回ってしまった

ご連絡を受け、すぐさま現場へ急行し屋根の調査を開始しました。
築25年が経過した切妻屋根の軒先部分でセメント瓦(モニエル瓦)がずり落ちかけており、いつ落下してもおかしくない危険な状態でした。
まずは被害の拡大を防ぐため、迅速に養生シートを張り止水処置(雨養生)を行いました。

さらに屋根内部を開けて詳細に調査すると、事態は私たちの想像を超えていました。
屋根の先端にある軒先の「白いボード」が雨水をせき止め、逃げ場を失った水が屋根裏へ逆流。

さらにケラバ部分にはあるべき「水切り板金」が設置されておらず、長年侵入し続けた雨水によって、野地板や建物を支える躯体、そして破風板までもが原型を留めないほどボロボロに腐食していたのです。
「まだ大丈夫だろう」という油断が、家全体の寿命を脅かす事態を招いていました。

実際の施工の流れとこだわりの現場管理

ステップ1:貴重なモニエル瓦の慎重な一時撤去と下地の解体

野地板も腐食に浸食されています

現在では手に入らない希少なモニエル瓦を再利用するため、作業範囲の瓦を一枚たりとも割らないよう、職人が細心の注意を払いながら手作業で慎重に取り外しました。
その後、腐食して水をたっぷり吸い込んだ古い野地板(コンパネ)やダメージを受けた躯体部分を、周囲の健全な木材を傷めないように丁寧に解体・撤去しました。

STEP
1

ステップ2:熟練大工との連携による躯体の修復と野地板の張替え

新しい野地板合板を取り付けます

屋根の土台となる骨組みが失われていたため、ヤマムラ建装が手配した信頼できる腕利きの協力業者の大工がただちに修復作業にあたりました。
現場の寸法に合わせて新しい木材を素早く加工し、腐食箇所を新品に入れ替えて強固に補強。
その上から耐久性の高い新しい「野地板合板」を隙間なく張り詰め、屋根全体の強度と安定感を劇的に回復させました。
この「見えない土台」から作り直す判断こそが、家を長持ちさせる最大のポイントです。

STEP
2

ステップ3:ルーフィング防水紙の施工と「L型水切り板金」の新設

ルーフィング防水紙を貼っていきます
ケラバ袖部に水切り板金を取付け

新しくなった野地板の上から、雨水から家を守る「最後の砦」となるルーフィング防水紙(防水シート)をシワや隙間なく丁寧に張り付けました。
そして今回、雨漏りの最大の原因となっていたケラバ(袖部)に、現代の施工基準に合わせた「L型水切り板金」を新たに設置しました。
これにより、屋根の頂点から軒先へと流れる雨水をスムーズに誘導し、内部への侵入を物理的にシャットアウトする構造を作り上げました。

STEP
3

ステップ4:モニエル瓦の復旧と水の流れの最終調整

ケラバ袖瓦を取り付け作業の完了

下地と防水の完璧な処置が終わった後、一時撤去していたモニエル瓦を元の位置へ戻していきます。
この際、ただ瓦を並べるだけでなく、せき止められていた雨水が確実に雨樋へと流れ落ちるよう、破風板の角度や水のルートを現場で微調整しました。

最後に、風の影響を受けやすいケラバ部分の瓦を、防水パッキン付きの専用ビスで一本一本強固に固定。
ヤマムラ建装の厳しい目で全体の仕上がりと清掃状況をチェックし、すべての工程が完了しました。

STEP
4

施工完了!お客様の喜びの声

作業のビフォーアフター

養生シートを貼って止水しています
腐蝕した部分を養生シートで塞いでいます!
ケラバ袖瓦を取り付け作業の完了
腐蝕した屋根地を補修してモニエル瓦を再施工します!
お客様

「廃盤の瓦だから修理は無理だと諦めかけていて、しかも『屋根が落ちるかもしれない』と知った時は本当に焦りました。
でも、社長さんが丁寧に原因を説明してくれて、具体的な提案と適正な価格で直してくれたので、心から安心できました!」

ヤマムラ建装

見えない部分の腐食は本当に怖いですよね。
今回は大工職人とも連携し、骨組みからしっかり直し、最新の水切り板金も入れました。
これからは大雨が来ても安心してお過ごしいただけますよ!

今回の作業内容の要点まとめと施工費用と工期の目安

💡 今回の作業内容の要点まとめ

  • 発生していた症状:軒先のボードによる雨水の逆流と水切り板金未設置による、屋根内部(野地板・躯体)の深刻な腐食。
  • 解決へのアプローチ:国内在庫ゼロのモニエル瓦を割らずに再利用し、大工との連携で腐食した躯体と野地板を新品に交換して土台を補強。
  • 再発防止の工夫:防水紙を新調し、雨漏りの急所であるケラバに「L型水切り板金」を新設して雨水の適切な排水ルートを確保。
  • 現場管理の徹底:希少瓦の取り扱いや、見えない下地部分の施工不良を徹底的に直す、ヤマムラ建装の妥協なき品質チェック。

施工費用と工期の目安

📍 工事場所名古屋市緑区
🏡 建物種別木造戸建て(切妻屋根)
⏳ 築年数築25年ほど
🎯 施工箇所屋根の軒先、ケラバ袖部、野地板および屋根躯体
⚠️ 発生状況(原因)白いボードによる雨水逆流、水切り板金の未設置による雨水侵入・腐食
📞 お問い合わせの経緯ホームページを見て。天井のシミに不安を感じ、費用面も心配だったため
🛠️ 施工内容野地板・躯体修復、L型水切り板金新設、モニエル瓦の復旧・ビス固定
🧱 使用部材野地板合板、木材(躯体・破風板用)、ルーフィング防水紙、L型水切り板金、防水パッキン付き専用ビス
📅 施工日数約3日間ほど
💴 施工価格約25万円ほど

「天井にシミがある」「瓦がずれている気がする」といったサインは、決して見逃してはいけない大切なお住まいからのSOSです。
今回のように、一見すると異常がなくても、屋根裏では骨組みが崩壊寸前まで腐食しているケースは珍しくありません。
特に築年数が経過しているお家や、廃盤になった瓦を使用しているお家でも、ヤマムラ建装なら現代の技術と信頼できる職人との連携で、確実に建物を復活させます。
創業100年以上の歴史に裏打ちされた技術と、お客様に寄り添う適正価格で、安心の暮らしをお守りします。雨漏りや屋根の不安があれば、ぜひ無料点検をご活用ください!


モニエル瓦はもう生産されていないと聞きましたが、修理は可能ですか?

新しい瓦の入手は困難ですが、今回のように既存の瓦を一度取り外し、下地を直してから再利用する「葺き直し」等の工法でしたら対応できます。

雨漏りしていなくても、点検は必要ですか?

強くおすすめします。今回の事例のように、室内に水が落ちてくる頃には、屋根裏の木材が腐食して手遅れに近い状態になっていることが多いためです。

「野地板(のじいた)」とは何ですか?なぜ交換が必要なのですか?

瓦の下にある板のことで、屋根を支える重要な土台です。これが腐ると釘が効かなくなり、瓦が落下したり、屋根そのものが崩れたりする危険があるため、交換が必要です。


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ヤマムラ建装㈱ 代表取締役 顔写真
私が点検調査にお伺いします!


名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

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【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。


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