煙突も瓦も撤去してスッキリ!「雨漏りゼロ」の安心リフォーム

こちら現場での初回点検の様子は?

初動調査での様子を現場ブログ・第一話目で書いています!

【名古屋市中区】雨漏り原因は煙突と狭すぎる隙間?複雑な屋根を徹底調査

writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 増築した家の雨漏りは複雑?「煙突」と「隙間」に潜む解決困難なトラブル 「増築した部分の境目から、雨が漏れて…

「増築した境目から雨が…」
名古屋市中区のお客様を悩ませていたのは、煙突や狭い隙間が絡み合う複雑な雨漏りでした。

私たちは古い瓦と煙突を撤去し、シンプルな「トタン屋根」に作り変えることで問題を解決。
さらに隣の屋根も加工して修繕する、職人技が光る複合工事です。

生まれ変わった屋根の全貌をご紹介します。


【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景

今回の工事のきっかけは、名古屋市中区にお住まいのお客様からの「増築した平屋と母屋の二階建て、そのちょうど間から雨漏りがする」という切実なご相談でした。
早速、専門の診断員が現地調査にお伺いしたところ、お客様がご指摘された箇所以外にも、お住まい全体に複数の深刻な問題が潜んでいることが判明しました。

まず、雨漏りの直接的な原因となっていたのが、建物間に設置された「谷板金」の経年劣化による腐食です。
さらに調査を進めると、屋根にはもう何年も使われていない古い煙突が突き出ており、その周辺の防水処理が極めて不十分で、雨水の主要な侵入口となっていることも明らかになりました。

加えて、屋根瓦全体の深刻な劣化や、過去に補修されたコーキングの寿命、外壁漆喰の剥がれなど、築年数の経過と共に複数の問題が複合的に発生している状態でした。
これらの状況を総合的に判断し、その場しのぎの部分修理では根本的な解決には至らないと結論。

お客様に長期的な安心をお届けするため、雨漏りの原因をすべて断ち切る、屋根全体の葺き替え工事をご提案させていただく運びとなりました。

建物の状況

築年数築60年ほど
工事費用約150万円ほど
施工期間7日間ほど
建物種別戸建て(木造)

作業のビフォーアフター

01.名古屋市中区 瓦修復 作業の開始前の状態ビフォー。
02.名古屋市中区 瓦修復 作業完了後の状態アフター。

【名古屋市の屋根専門家が警鐘】使っていない煙突は雨漏りの温床です!

03.名古屋市中区 瓦屋根修理 屋根から雨漏りが発生してそうです。

名古屋市での雨漏り調査で、建物同士が接する複雑な箇所から突き出た古い煙突を発見しました。
詳しく見ると、煙突を出すために屋根瓦が無理に加工され、防水処理も極めて不十分な状態でした。
このようなずさんな施工は、雨漏りを引き起こす典型的な原因の一つです。

お客様にお話を伺うと、この煙突はもう何年も使われていないとのこと。
実は、使用していない煙突は、ただの飾りであるどころか、お住まいにとって大きなリスクとなります。
経年劣化で防水が切れ、雨水の格好の侵入口となってしまうケースが後を絶ちません。

そこで私たちは、その場しのぎの補修ではなく、雨漏りの根本原因を断つための最善策をご提案しました。
それは、不要な煙突を安全に撤去し、その部分を完全に屋根として塞ぎ直すことです。
これにより、将来にわたる雨漏りの不安を解消し、お住まいの資産価値を守ります。

屋根の雨漏りその原因は「後付け」の設備かもしれません

05.名古屋市中区 瓦屋根修復 板金板やコーキングボンドで補修していました。

屋根は、お住まいを雨から守る最も重要な部分です。
しかし、天窓(トップライト)や煙突、太陽光パネルなどを後から設置することで、意図せず雨漏りのリスクを高めてしまうケースが少なくありません。

例えば天窓は、新築時に正しく施工されても、10年〜15年で防水パッキンなどが劣化し、雨漏りの原因となることがあります。
その修理には、たとえ短時間の作業でも安全対策のための足場が必要となり、大きな費用がかかる可能性があります。

さらに注意が必要なのが、屋根の専門家ではない業者が煙突や太陽光パネルを設置するケースです。
防水に関する知識が不十分なまま屋根瓦に穴を開けたり、不適切な処理をしたりすることで、深刻な雨漏りを引き起こすことがあります。
特にパネルの下で瓦が破損していても発見が遅れ、気づいた時には修理に高額な費用がかかることもあります。

屋根に何かを設置する際は、そのメリットだけでなく、将来的なメンテナンス費用や雨漏りのリスクも十分に考慮し、信頼できる専門家にご相談ください。

建物同士の継ぎ目の雨漏りなぜ修理が難しいのか?

06.名古屋市中区 瓦屋根修復 屋根同士が重なって雨水が多くなりそうです。

増築などをされたお住まいで特にご相談が多いのが、建物と建物が接する部分からの雨漏りです。
通常、このような箇所には雨水を適切に排水するための「谷板金(たにばんきん)」という部材が設置されていますが、これが経年劣化で錆びたり穴が開いたりすると、雨漏りの直接的な原因となります。

しかし、今回の名古屋市での調査では、さらに厄介な問題が隠れていました。
経年劣化した谷板金を交換しようにも、二つの屋根の隙間が非常に狭く、物理的に古い板金を取り出すことも、新しい板金を入れることもできない状態だったのです。

このようなケースでは、単純な部品交換というわけにはいきません。
雨漏りを根本的に解決するためには、周辺の屋根材を一度剥がして作業スペースを確保するなど、専門的な知識と技術に基づいた大掛かりな工事が必要となります。

根本解決へ導く総合的修理プラン

07.名古屋市中区 瓦屋根修復 古い瓦にコーキング塗布して固定しています。
08.名古屋市中区 瓦屋根修復 外壁の壁漆喰に亀裂が入っています。

今回の雨漏り調査では、築年数が経過した屋根に、瓦自体の深刻な劣化や過去に施されたコーキングの寿命、外壁漆喰の剥がれなど、複数の問題点が確認されました。
このような状況では、その場しのぎの補修では雨漏りの再発は避けられないと判断しました。

そこで私たちがご提案したのは、雨漏りを根本から断ち切るための総合的な修理プランです。
まず、著しく劣化した古い屋根瓦をすべて撤去し、軽量で防水性の高いトタン屋根へと葺き替えます。
さらに、最大の課題であった建物間の狭い隙間に新しい水流れ用の板金を設置するため、大工と連携して隣の平屋の屋根先端を加工し、確実な防水処理ができるスペースを確保します。

この根本的な解決策を基に、詳細な工事内容を明記したお見積書を作成し、お客様にご提出させていただきました。

雨漏りを根本解決!丁寧な解体作業の裏側

01.名古屋市中区 瓦屋根修理 雨漏りしている瓦屋根を剥がしていきます。
02.名古屋市中区 瓦屋根修復 瓦や屋根土などを取り剥がしていきます。

名古屋市中区でご依頼いただいた雨漏り修理工事が本格的に始まりました。
今回は、雨漏りの根本原因となっている古い建物の屋根を全面的に新しくする「葺き替え工事」を行います。

まず、問題となっている古い一階部分の屋根から、瓦を一枚ずつ丁寧に剥がしていく作業から開始します。
瓦の下からは、昔ながらの工法で使われていた大量の屋根土と、防水の役割を担っていた杉皮が現れました。
これらもすべて手作業で撤去していきます。

また、隣接する平屋の屋根も、後の防水工事を確実に行うために、軒先から三段分だけ瓦を取り外します。
撤去した屋根土や杉皮などの廃材は、法令に従って適切に分別し、産業廃棄物として責任を持って処理いたします。
見えない部分の丁寧な解体作業こそが、確実な雨漏り修理の第一歩となるのです。

雨漏り再発防止の鍵!見えない屋根下地の補強が最も重要

05.名古屋市中区 瓦屋根修復 杉皮までめくり野地板の状態にします。
06.名古屋市中区 瓦屋根修復 野地板に合板を貼りトタン屋根で施工します。

古い屋根瓦や土をすべて撤去し、屋根の骨格である「野地板」が現れました。
ここからが、雨漏りを二度と再発させないための最も重要な工程です。
長年の建物の重みや湿気で生じた野地板の歪みや凸凹(不陸)をここで徹底的に補修し、平滑で頑丈な下地を作り直します。

この下地処理を疎かにすると、いくら高価な屋根材を上に葺いても、いずれ隙間から雨水が侵入してしまいます。
私たちは、この野地板の上に新しい構造用合板を重ね張りし、強度と防水性を格段に向上させます。

そして、雨漏りの最大の原因であった建物同士の接続部分には、新しい屋根材を葺く前に、雨水を安全に流すための専用の板金を先行して設置します。
この鉄壁の防水層の上に、新しいトタン屋根を施工することで、長期にわたって安心できる屋根が完成するのです。

雨漏りを完全に防ぐ!なぜ関係のない瓦も剥がすのか?

07.名古屋市中区 瓦屋根修復 軒先の瓦から三段ほど上まで取ります。
08.名古屋市中区 瓦屋根修復 取り外した瓦を屋根上の足場に確保します。

建物と建物が接する部分の防水処理が最も重要な工程となります。
この隙間に、雨水を正しく流すための新しい防水板金を設置するのですが、その際、一見関係のない隣の屋根の瓦を一部取り外す作業が必要になります。

今回は、平屋建ての屋根の先端部分、軒先から三段分の瓦を一時的に撤去しました。
なぜなら、複雑な形状の場所に確実な防水施工を行うためには、十分な「作業スペース」が不可欠だからです。
このスペースがなければ、丁寧な作業ができず、雨漏りの再発に繋がってしまいます。

もちろん、取り外した瓦は防水工事が完了した後に、再び元通りに葺き直します。
それまでの間、屋根の上に設置した足場板の上で、破損したり落下したりしないよう一枚一枚大切に保管します。

美しさと安全性を両立!プロの瓦葺き復旧作業

09.名古屋市中区 瓦屋根修復 軒先瓦を取り付ける位置を調査します。
10.名古屋市中区 瓦屋根修復 軒先部に桟木を打ちお妃瓦を一枚ずつ取り付けます。

屋根修理工事も、いよいよ最終仕上げの瓦葺き作業に入ります。
隣接する屋根との取り合い部分を加工した後、一時的に撤去していた軒先瓦を元通りに葺き直していきますが、ここからの工程にこそプロの技術が光ります。

私たちは、いきなり瓦を固定しません。
まず、基準となる軒先の瓦を一枚「仮置き」し、全体の仕上がりが最も美しくなる位置をミリ単位で正確に測定します。
この一手間が、屋根全体の美観と防水性能を左右するのです。

この正確な寸法に基づき、瓦を支える下地材(桟木)や高さ調整材を設置。
そして、防水性と接着性に優れた「南蛮漆喰」を土台として敷き、その上から瓦を葺いていきます。
さらに軒先瓦は、落下防止のために一枚ずつビスで確実に固定します。
南蛮漆喰とビスによる二重の固定で、長期にわたる安全をお約束します。

【名古屋市屋根修理完了】写真でご報告!お客様の安心と喜びの声が私たちの誇りです

12.名古屋市中区 瓦屋根修復 取り外して確保した瓦をすべて再施工します。

名古屋市中区で進めてきた屋根修理工事が、全ての工程を終え、無事に完了いたしました。
最終仕上げとして、平屋部分の屋根瓦を元通りに葺き直し、さらに瓦のズレや浮きを長期間防ぐため、要所にコーキング処理を施して強度を高めました。

全ての瓦の設置を終えると、屋根の上で使用した工具や資材を一つ残らず片付け、電動ブロワーで屋根全体を隅々まで清掃します。
完璧な状態でお客様にお引き渡しすることを徹底しています。

清掃完了後、お客様に工事完了のご報告を差し上げ、作業中に撮影した写真をお見せしながら工程をご説明しました。
「屋根が見違えるようになり、これで雨漏りの心配もなくなって嬉しいです」と、大変喜んでいただくことができました。
お客様の安心された笑顔が、私たちの最高の報酬です。


費用と工期は?

解体処分、下地木工事、トタン葺き替え、煙突撤去、瓦修繕など全て含めて約150万円。工期は約7日間でした。

煙突を撤去して寒くないですか?

煙突の穴は塞ぎ、断熱材や下地でしっかりカバーするため、断熱性や気密性が下がることはありません。むしろ隙間風がなくなります。

隣の屋根を切っても大丈夫?

構造に影響のない「軒先(出っ張り部分)」のみをカットし、防水処理と瓦の固定をやり直しているため、強度や防水性に問題はありません。


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