「ついで」の点検が家を救った!施工不良も経年劣化もまとめてリセット

こちら現場での初回点検の様子は?

初動調査での様子を現場ブログ・第一話目で書いています!

【名古屋市南区】外壁塗装の足場は絶好機!屋根点検で見つかった施工不良と破損

writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 「足場がある今しか見えない」屋根の上には想像以上のトラブルが潜んでいました 「せっかく足場を組むなら、屋根…

「足場があるうちに、屋根も見ておいてよかった!」
名古屋市南区のお客様より、喜びの声をいただきました。

点検で見つかったのは、台風被害だけでなく、新築時の施工ミスと思われる不具合。
これらを放置すれば、雨漏りは時間の問題でした。

外壁塗装の足場をフル活用し、費用を抑えて屋根を蘇らせた「差し替え工事」の全貌をご紹介します。


【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景

名古屋市にお住まいのお客様から外壁塗装のご依頼をいただいたのが、今回の屋根リフォームの始まりでした。
「せっかく足場を組むのだから、気になっていた屋根も一緒に見てもらえますか?」とのご相談を受け、早速、専門の診断士が調査に入らせていただきました。

これまで大きなトラブルはなかったものの、ご主人様は時折、庭から屋根を見上げては「なんとなく色が褪せてきたかな」と感じていらっしゃったそうです。
特に、数年前の大きな台風の後から、漠然とした不安を抱えていたとのこと。

外壁塗装は家の美観を保つだけでなく、お住まい全体の健康状態をチェックする絶好の機会です。
私たちは、お客様のその賢明なご判断に応えるべく、足場を最大限に活用し、普段は見ることのできない屋根の隅々まで、まるで健康診断のように丁寧に調査を進めました。
すると、予想していなかったいくつかの重要な劣化サインが発見されたのです。

それは、単なる経年劣化だけでは説明がつかない、専門家の目だからこそ見抜ける、お住まいの未来に関わる重要なメッセージでした。

建物の状況

築年数築30から40年ほど
工事費用約20万円ほど
施工期間約2日間ほど
建物種別戸建て(木造)

作業のビフォーアフター

05.名古屋市南区 カラーベスト修理 いつに飛散したのか?一枚分無くなった屋根材。
07.名古屋市南区 屋根修理 一枚だけ飛散した場所に新しい屋根材を差し込みます。

安全な調査だからこそ見抜ける、雨漏りの本当の原因とは?

02.名古屋市南区 カラーベスト修理 経年劣化で屋根材に亀裂が入って落下寸前です。
03.名古屋市南区 カラーベスト修理 挟み込むタイプの隅棟板金で力が掛かりすぎていました。

屋根の点検は、時に大きな危険を伴います。
長年経過した屋根は苔や埃で非常に滑りやすく、私たちは安全が確保できない場合の調査をお断りすることもあります。
だからこそ、外壁塗装などで足場が設置されている期間は、隅々まで安全に調査できる貴重な機会なのです。

先日も、足場があるお宅の点検で、棟板金が交わる重要な部分に、屋根材を貫通する深刻な亀裂を発見しました。
これは雨漏りの大きな原因となりますが、詳しく調査すると、単なる経年劣化ではありませんでした。

原因は、過去の工事で隅棟の板金を取り付ける際に、屋根材を強く押し上げすぎたことでした。
その無理な圧力が長年にわたってかかり続け、ついに屋根材が耐えきれずに割れてしまったのです。

このような施工に起因する根本原因は、安全な足場の上で詳細な調査を行って初めて解明できます。
手遅れになる前に、ぜひ一度、私たち専門家による正確な屋根診断をご検討ください。

屋根材が1枚飛んだだけ…その油断が雨漏りを招く“剥き出しの釘”

06.名古屋市南区 カラーベスト修理 いつに飛散したのか?一枚分無くなった屋根材。

台風や強風が過ぎ去った後、ご自宅の屋根は大丈夫でしょうか。
「屋根材が1枚だけどこかに飛んでいってしまったようだ」というご相談は、特にこの時期、名古屋市内でも多く寄せられます。

「たった1枚だから」と、つい修理を後回しにしてしまいがちですが、実はこの状態は非常に危険です。
屋根材が1枚なくなるということは、その下に隠れていた、屋根材を固定している釘の頭が剥き出しになってしまうことを意味します。

この剥き出しになった釘穴が、雨水の格好の侵入口となるのです。
普段は上の屋根材に守られていますが、その蓋がなくなったことで、雨水が釘を伝って防水シートの下、そして屋根裏へと浸入し、気づかぬうちに雨漏りを引き起こしてしまいます。
一枚の屋根材の欠損は、大きな被害の始まりかもしれません。

その屋根のズレ、原因は経年劣化じゃない?新築時の施工不良を見抜くプロの目

04.名古屋市南区 カラーベスト修理 固定が剥がれて落ちかけている屋根材。
05.名古屋市南区 カラーベスト修理 築年数が経過して亀裂が入った屋根材。

お住まいの屋根の不具合は、すべてが経年劣化が原因とは限りません。
「通常では考えにくい」屋根材のズレを発見しました。

それは、屋根のてっぺん(大棟)際のカラーベストのずり落ちです。
この場所は、上から大棟板金、横から隅棟板金で押さえつけられているため、構造的にまずズレることがありません。

考えられる可能性の一つとして、新築時に規定より小さな屋根材が使われた施工不良、いわゆる手抜き工事が疑われます。
長年の謎も、プロの目で正しく診断すれば根本原因が見えてきます。
同時に、別の場所では経年劣化による一般的な亀裂も確認できました。
原因が分からなければ、正しい修理はできません。

見落としていませんか?ベランダ下の“1階の屋根”の危険なサイン

07.名古屋市南区 カラーベスト修理 ベランダが有る一階屋根にも破損していました。

屋根の点検というと一番高い場所を思い浮かべますが、お住まいによっては1階部分にも屋根(下屋)があります。
特にベランダの足元などは死角になりやすく、劣化のサインが見過ごされがちな要注意ポイントです。
その1階屋根のベランダ付近で、屋根材(カラーベスト)に破損が見つかりました。

私たちは、その場で撮影した写真をお客様に直接お見せしながら、点検結果を分かりやすくご報告いたしました。
写真をご覧いただきながら、亀裂部分から雨水が浸入しやすくなっている危険な状態であることを丁寧にご説明し、問題を解決するための最適な方法として、破損部分の交換修理のお見積書をお渡ししました。

不幸中の幸い!大掛かりな工事を免れたカラーベストの部分修理

01.名古屋市南区 カラーベスト修理 亀裂が入った屋根材の目視点検。
02.名古屋市南区 屋根修理 一段上のまともな姉材を取り差し替えます。

早速、破損していた屋根材(カラーベスト)の交換修理を行いました。
今回のケースは、まさに不幸中の幸いでした。

破損していたのが屋根のてっぺん(大棟板金)から少し離れた場所だったため、大棟板金を解体することなく、比較的簡単な作業で屋根材を差し替えることができたのです。
もし、あと少し上の屋根材が割れていたら、一度大棟板金をすべて取り外す必要があり、工事はずっと大掛かりになっていました。

屋根の破損は、場所が少し違うだけで修理の規模や費用が大きく変わります。
不具合を軽微なうちに発見し、早めに手を打つことが、結果的に大切なお住まいと家計を守ることにつながります。

一枚一枚現場で加工!隅棟カラーベスト交換に見る職人の技術力

03.名古屋市南区 屋根修理 破損で亀裂がはいった屋根材を差し替えします。
06.名古屋市南区 屋根材修理 新しいカラーベストを差し込み交換しました。

屋根の修理には、特に職人の技術力が問われる場所があります。
その一つが、屋根の斜めのラインを形作る「隅棟(すみむね)」まわりの補修です。

経年劣化により亀裂が入った隅棟部分のカラーベスト(スレート屋根材)を交換しました。
まず、割れた古い屋根材を慎重に取り外した後、新しい屋根材を隅棟の斜めの角度にぴったり合うように、専用の工具を使って現場で一枚一枚カット(加工)していきます。
精度が求められるこの作業は、まさに職人技です。
そして加工した屋根材を、隅棟板金の内側へ滑らせるように、正確に取り付けます。

実はこの作業、新築の屋根を施工する時と全く同じ工程です。
その場しのぎの補修ではなく、本来あるべき姿に戻すことで、確実な防水性と美しい仕上がりを実現します。

ただ交換するだけじゃない!落下防止と防水の“二重対策”とは

09.名古屋市南区 屋根修理 一枚だけを取り替えるはずが古いため周辺を取り除きます。
11.名古屋市南区 屋根修理 一枚だけの破損が周辺4枚を交換しました。

屋根の修理を行う際、私たちは破損した部分だけでなく、その周辺の劣化が進んだ屋根材も同時に交換する「予防的修理」を心がけています。
これは、お客様の将来の安心を見据えたプロとしての判断です。

古い屋根材を丁寧に取り外し、新しいものに取り替えていきますが、その取り付け方に私たちのこだわりがあります。
新しい屋根材を差し込む際、まず強風などによるズレや落下を防ぐための「専用フック」を設置します。
さらに、屋根材を固定した釘の頭は、雨水侵入の弱点となりやすいため、一つひとつをコーキングボンドで丁寧に埋めて防水処理を施します。

この「落下防止フック」と「釘頭の防水処理」という二重の対策が、修理箇所の耐久性を格段に高めます。
見えない部分への一手間を惜しまないこと。

【名古屋市の屋根修理】足場の足元も問題なし!専門技術で対応した1階屋根の補修事例

12.名古屋市南区 カラーベスト修理 ベランダが有る一階屋根にも破損していました。
13.名古屋市南区 屋根修理 足場のジャッキを持ち上げて屋根材を差し込みます。

外壁塗装の足場を利用した一連の屋根リフォーム工事も、いよいよ最終段階です。
今回は、見落としがちな1階部分の屋根(下屋)の修理についてご紹介します。

1階の屋根にも破損したカラーベスト(スレート屋根材)が見つかりましたが、その場所は仮設足場の土台となる脚部分が真上にあり、そのままでは作業ができません。
そこで私たちは、専門的な技術で足場の土台を一時的に持ち上げて安全に固定し、その隙間から破損した屋根材を新しいものへと交換しました。
このような特殊な状況にも的確に対応し、全ての交換修理を無事に完了することができました。

お客様が外壁塗装という機会を捉えてご相談くださったおかげで、屋根全体の点検から必要な箇所の修理まで、足場があるうちに一貫して、そして無駄なく終えることができました。
これは、住まいを長持ちさせる上で最も効率的なリフォームの形です。


施工不良はずっと気づかないものですか?

はい、屋根の上は普段見えないため、10年、20年経って初めて「割れ」や「雨漏り」として発覚することが多いです。プロの点検でしか見つけられません。

足場がないとこの工事はできませんか?

屋根の勾配(角度)や場所によりますが、安全確保のため足場が必要なケースが多いです。だからこそ、塗装工事とのセットが最もお得なのです。

交換した屋根材の処分はどうしましたか?

アスベスト含有建材として、法令に基づき適正に処理・処分いたしました。


10.名古屋市南区 瓦差し替え 破損瓦から新しい瓦へと差し替えしました。
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