writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
その雨漏り屋根を全部替えなくても直ります!プロが見抜いた「ピンポイント補修」の力
こちら現場での初回点検の様子は?
初動調査での様子を現場ブログ・第一話目で書いています!
「普通の雨なら平気なのに、台風の時だけ壁にシミができるんです」
名古屋市瑞穂区のお客様より、長年の雨漏りに関するご相談をいただきました。
調査の結果、原因はなんと「新築時の手抜き工事」。
屋根の瓦がきれいにハマっておらず、隙間だらけになっていました。
今回は屋根を葺き替えることなく、コーキング材で隙間を埋める「部分補修」で解決。
費用を大幅に抑えた、賢いリフォーム事例をご紹介します。
【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
長年住み慣れた、愛着のある我が家。
しかし、いつからだったでしょうか。
台風が過ぎ去った後や、夏の夕立が激しく窓を叩いた後、決まって玄関の壁がじっとりと湿ることに気づいたのは。
最初は気のせいか、それとも家の古さのせいかと自分に言い聞かせていました。
ですが、ある年の長雨の際には、壁紙にうっすらと茶色いシミが浮かび上がり、私の心は恐怖でいっぱいになりました。
「このままでは、家が腐ってしまう…」。
かといって、どこに相談すれば良いのか見当もつきません。
インターネットで「名古屋市 雨漏り 壁 湿気」と打ち込むと、数えきれないほどの業者の名前が並びます。
どこが本当に信頼できて、いくらかかるのか。
不安だけが雪だるま式に膨らんでいきました。
そんな中、ある会社のホームページが目に留まりました。
そこには、ただ修理をするだけでなく、なぜ雨漏りが起きたのか、その原因を徹底的に調査する姿勢が綴られていました。
お客様の不安に寄り添う言葉の数々に、「ここなら、私の長年の悩みを解決してくれるかもしれない」。
そう信じて、私は震える手で問い合わせの電話をかけたのです。
建物の状況
| 築年数 | 約55年ほど |
| 工事費用 | 約10万円ほど |
| 施工期間 | 2日 |
| 建物種別 | 戸建て(木造) |
- 1. その雨漏り屋根を全部替えなくても直ります!プロが見抜いた「ピンポイント補修」の力
- 1.1.1. こちら現場での初回点検の様子は?
- 1.1.2. 【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
- 1.1.3. 建物の状況
- 1.1.4. 作業のビフォーアフター
- 2. 部屋の壁の湿気原因は屋根かも?突き止めた施工不良のサイン
- 2.1. 古い家の雨漏り原因は屋根の端かも?プロが解説する施工不良
- 2.1.1. 道具が語る屋根工事の品質!「たがね」と「グラインダー」にみる職人技
- 3. 【雨漏り修理】横殴りの雨に終止符を。屋根の隙間を塞ぐ防水工事を開始します
- 4. プロは見逃さない雨漏りの急所!屋根の「谷樋」周りの予防防水
- 4.1. 鬼瓦の漆喰、ひび割れは雨漏りのサイン。コーキング補修で安心を取り戻す
- 5. 【雨漏り修理完了】仕上げの清掃とお客様の安心された笑顔が私たちの喜びです
- 6. FAQ(工事に関するよくある質問)
- 6.1.1. それぞれの現場ブログ記事のリスト表!
- 7. 同じ地域で行った施工事例記事!
- 8. 類似した作業で施工した現場ブログ記事!
作業のビフォーアフター


部屋の壁の湿気原因は屋根かも?突き止めた施工不良のサイン

「大雨が降った後、どうもこの部屋の壁が湿気る気がする」お客様からいただいた、その貴重な情報をもとに、雨漏りの原因調査を行いました。
私たちは、お客様がご指摘された室内の壁の真上にあたる屋根の部分を、ピンポイントで丁寧に点検します。
すると、まさにその場所に原因が潜んでいました。
写真をご覧いただくと分かる通り、屋根瓦が綺麗に整列しておらず、不自然な段差が生まれてしまっています。
これは、瓦を葺く際に一枚一枚の調整を怠ったことで発生する典型的な施工不良です。
残念ながら、過去に行われた工事の中にはこのようなケースが少なくなく、新築当時は問題がなくても、長年の風雨によってわずかな隙間から雨水が浸入し、じわじわと室内の湿気や雨染みを引き起こします。
お住まいの見えない部分の施工品質が、数年後、数十年後の快適な暮らしを大きく左右するのです。
原因不明の湿気やお悩み、諦める前にぜひ一度、私たち専門家にご相談ください。
古い家の雨漏り原因は屋根の端かも?プロが解説する施工不良

屋根の雨漏り点検を進めた結果、特に切妻屋根の左端の瓦に、多くの段差やズレが集中していることが確認できました。
なぜ、このような不具合が起きてしまうのでしょうか。
背景には、昔の工事事情があります。
現代のように高性能な電動工具が普及していなかった時代、屋根の端の瓦を隙間なくきれいに納めるには、職人の手作業による非常に高度な加工技術が求められました。
そのため、残念ながらその加工が不十分なまま施工され、隙間が残ってしまったお住まいが少なくないのです。
この隙間が、台風のように強風を伴う横殴りの雨の際に、雨水の格好の浸入口となり、長年の雨漏りを引き起こしていました。
もちろん、これは施工上の問題であり、お住まいのお客様に責任は一切ございません。
道具が語る屋根工事の品質!「たがね」と「グラインダー」にみる職人技


なぜ昔の工事で、雨漏りの原因となる隙間が生まれてしまったのか。
その背景には、「道具」の進化と、それを扱う「職人の技術力」が大きく関係しています。
こちらが、現代の屋根瓦の加工に不可欠な電動工具「ディスクグラインダー」です。
硬い瓦をミリ単位で正確に切断でき、現在の高い施工品質を支えています。
そして隣にあるのが、昔ながらの道具「たがね」です。
これはハンマーで叩く力加減や角度といった、まさに職人の経験と勘だけを頼りに瓦を加工する道具です。
この「たがね」を完璧に使いこなすには、長年の修練が必要不可欠でした。
そのため、残念ながら職人の技術力によっては瓦の加工が不十分となり、結果として雨漏りを招く隙間が生まれてしまうケースも少なくなかったのです。
【雨漏り修理】横殴りの雨に終止符を。屋根の隙間を塞ぐ防水工事を開始します


これまでの雨漏り点検で特定した原因箇所に対し、いよいよ修繕リフォーム工事を開始いたします。
今回の工事の目的は、お客様を長年悩ませてきた雨漏りを根本から解消し、安心できるお住まいを取り戻すことです。
作業の対象となるのは、屋根の最も左端にある瓦に生じていた、施工不良による危険な隙間です。
特に台風や近年のゲリラ豪雨の際、強い横風に煽られた雨水がこの隙間から集中的に屋根の内部へと浸入し、雨漏りを引き起こしていました。
この雨水の通り道を完全に断つため、私たちは耐久性の高い屋根専用のシーリング材(コーキング)を使用し、隙間を丁寧に塞いでいきます。
これにより強力な防水層を形成し、横殴りの雨にも負けない頑丈な屋根へと蘇らせます。
プロは見逃さない雨漏りの急所!屋根の「谷樋」周りの予防防水

雨漏り修理を行う際、私たちは直接的な原因箇所だけでなく、将来的にトラブルを引き起こす可能性のある「隠れた弱点」にも必ず目を向けます。
その代表的な場所が、屋根の「谷樋(たにどい)」周辺です。
谷樋とは、屋根の面と面が合わさる谷の部分に設置された、雨水を集めて流すための重要な排水路です。
特に近年のゲリラ豪雨のように、短時間で想定外の雨量が降ると、屋根中の水がこの谷樋に集中し、滝のような勢いで流れ落ちます。
この水の勢いが、出口付近にある屋根瓦のわずかな隙間から内部へと浸入する原因となるのです。
まさに、屋根に潜む雨漏りの急所と言えるこの場所も、今回の工事で決して見逃しません。
耐久性の高い専用のシーリング材(コーキング)で隙間を丁寧に塞ぎ、防水処理を施します。
今ある問題を解決するだけでなく、未来の安心をお届けすること。
それが私たちのこだわりです。
鬼瓦の漆喰、ひび割れは雨漏りのサイン。コーキング補修で安心を取り戻す


ふと見上げたご自宅の屋根のてっぺん。
鬼瓦の周りの白い部分が黒ずんだり、ひび割れたりしていませんか。
それは「漆喰(しっくい)」の劣化が進んでいるサインであり、放置すれば雨漏りに繋がりかねない危険な兆候です。
漆喰は、鬼瓦と棟瓦の隙間を埋め、雨水の浸入を防ぐ重要な防水の役割を担っています。
しかし、長年の紫外線や風雨に晒されることで硬化・収縮し、やがて守るべき瓦との間に新たな隙間を作ってしまいます。
皮肉にも、この隙間が雨水の新たな通り道となってしまうのです。
そこで今回の工事では、この危険な隙間に対し、効果的な部分補修を行いました。
まず隙間周辺を丁寧に清掃した上で、伸縮性と耐久性に優れた屋根専用のシーリング材(コーキング)を充填します。
これにより雨水の浸入経路を完全に遮断し、屋根の防水機能を回復させることができます。
大きなトラブルになる前のこうした「予防保全」こそが、大切なお住まいを長持ちさせる秘訣です。
【雨漏り修理完了】仕上げの清掃とお客様の安心された笑顔が私たちの喜びです


これまでの工程で、雨水の浸入経路となる屋根全体の危険な隙間を、すべて耐久性の高いコーキング材で丁寧に塞ぎ終えました。
私たちの仕事は、ただ補修して終わりではありません。
作業の締めくくりとして、屋根全体を業務用のブロワーで清掃し、工事中に出た細かなホコリなどをきれいに吹き飛ばします。
周辺の安全確認と後片付けを徹底し、全ての修繕リフォーム工事が完了となります。
お客様に工事完了のご報告を差し上げたところ、「これで台風の季節も安心して過ごせます」と、心からホッとした表情で胸をなでおろされていました。
お客様のその安堵の表情と感謝のお言葉こそが、私たちにとって何よりの喜びであり、仕事への原動力です。
この度は、大切な住まいの工事をお任せいただき、誠にありがとうございました。
屋根に関するご不安があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
FAQ(工事に関するよくある質問)
コーキングで埋めてしまって大丈夫ですか?
雨漏りの原因となっている「不要な隙間」だけを埋めるので問題ありません。知識のない業者が「必要な隙間(排水路)」まで埋めると逆効果になりますが、私たちは水の流れを計算して施工します。
費用はどのくらいかかりますか?
被害範囲によりますが、今回のケース(部分的なコーキング補修と漆喰補修)で約10万円です。葺き替え工事(100万円〜)に比べると非常に安価に抑えられます。
施工不良かどうか、どうやって分かりますか?
プロが見れば、瓦の並びや加工跡からすぐに分かります。「雨漏りが直らない」という方は、一度弊社の屋根診断をご利用ください。
それぞれの現場ブログ記事のリスト表!
同じ地域で行った施工事例記事!
類似した作業で施工した現場ブログ記事!

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