writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
屋根リフォーム工事|新しい瓦の搬入と安全第一の「瓦上げ」

名古屋市中川区からお届けしている、屋根葺き替えリフォームの現場密着ブログ。
前回、新しい瓦を葺くための下準備として、「桟木(さんぎ)」と「強力棟(きょうりょくむね)」の設置が完了しました。
いよいよ今回は、このリフォームの主役である「新しい屋根瓦」が現場に到着!
トラックからの荷下ろし、そして屋根の上まで瓦を運び上げる専門的な作業「瓦上げ(かわらあげ)」の様子を詳しくご紹介します。
「重たい瓦をどうやって屋根の上まで運ぶの?」という、お客様からよくいただく質問にもお答えします。
前回の現場ブログの様子はこちらから読み戻れますよ!
初回訪問で行った初動調査でもある第一話の様子はこちら!
目次
工場から現場へ!新しい屋根瓦が到着
こちらが、瓦メーカーの工場からトラックで運ばれてきた、新しい屋根瓦です。
お客様の大切なお住まいをこれから何十年も守っていく、とても重要な屋根材です。

トラックの荷台に搭載された小型クレーン(ユニック)を使い、瓦を慎重に吊り上げて、お客様の敷地内の安全な場所へと降ろしていきます。
瓦は輸送中に割れたり崩れたりしないよう、木製の土台(パレット)の上に綺麗に積み重ねられ、専用の機械で頑丈に梱包されています。
こうした丁寧な梱包も、高い品質を保つための大切なポイントです。
屋根の上へ瓦を運ぶ!「瓦揚げリフト」の設置


瓦の荷下ろしが終わったら、次に「瓦揚げリフト(昇降ハシゴ)」を組み立てていきます。
これは、重い瓦を安全かつ効率的に屋根の上まで運ぶための専用機械です。
建物の高さに合わせてパーツを繋ぎ合わせ、屋根のてっぺんまで届くように設置します。
地面に置かれたモーターがワイヤーを巻き上げることで、荷台がハシゴに沿って上下する仕組みです。
このパワフルな機械が、職人の負担を軽減し、安全な作業を支えてくれます。
安全第一!一度に運びすぎない、プロの現場の安全管理


瓦の重さとモーターへの配慮
いよいよ、瓦上げの開始です。
ちなみに、今回使用する屋根瓦は1枚あたり約3.7kg。
4枚で1束(約15kg)にまとめられています。
このリフトの荷台には、最大で12束(約180kg!)も積むことができます。
しかし、私たちは一度にそれほど多くの量は載せません。
なぜなら、重すぎるとモーターに過剰な負担がかかり、リフトの上昇スピードが極端に遅くなってしまうからです。
落下リスクを回避するための重要な判断

ゆっくりと上昇している最中は、リフトのハシゴが重みでわずかに「たわみ」ます。
このたわみによる揺れが、荷崩れや落下の原因になりかねません。
万が一にも、瓦を落下させてお客様の建物や周囲を傷つけるようなことがあっては絶対になりません。
そのため、私たちは一度に運ぶ量を4〜6束程度(約60kg〜90kg)に調整し、安全なスピードで作業を進めることを徹底しています。
少し時間はかかっても、確実で安全な方法を選ぶ。
これが私たちの「安全第一」の考え方です。
次の工程を見据えた、効率の良い「段取り」

リフトで上げた瓦は、すぐに葺き始めるわけではありません。
次の工程である「瓦葺き」の作業がスムーズに進むように、屋根の上の各所に、あらかじめ瓦を分散して配置しておきます。
こうすることで、職人が一枚ずつ瓦を葺く際に、移動距離を最小限にし、効率よく、そして安全に作業を進めることができるのです。
この「段取り」こそが、最終的な仕上がりの美しさと工事全体の品質を高めます。
さあ、これで瓦を葺く準備がすべて整いました!
次回のブログでは、いよいよ職人の腕の見せ所、「瓦葺き」の様子を詳しくレポートします。
どうぞお楽しみに!
次回の現場ブログでもある、第十話の様子はこちらから読み進めますよ!

名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。
【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。
最近やり始めた趣味はAIの勉強と筋トレ。
お客様の「困った」を解決し、笑顔にするのが私の仕事です。
【保有資格】かわらぶき技能士・ 増改築相談員/ 【趣味】AIの勉強

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