writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
ただ塗るだけじゃ止まらない。コーキング防水は「下地」で決まる!

「雨漏り、ピタッと止まりました!」
そんな声をいただくために、私たちプロは見えない下準備にこだわります。
名古屋市港区の天窓修理現場。
今回は、劣化したゴムパッキンの代わりに、新しいコーキング材を充填する防水工事です。
ホームセンターでも買える材料ですが、なぜプロがやると持ちが違うのか?
その秘密は「3つのステップ」にあります。
こちら現場での初回点検の様子は?
初動調査での様子を現場ブログ・第一話目で書いています!
- 1. ただ塗るだけじゃ止まらない。コーキング防水は「下地」で決まる!
- 1.1.1. こちら現場での初回点検の様子は?
- 2. 天窓の雨漏り修理で最も大切な「コーキング」とは?
- 3. プロが実践!雨漏りを確実に止めるコーキング作業の3つのステップ
- 3.1. 1.雨漏りの原因となる劣化箇所を正確に特定する
- 3.2. 2.きれいに清掃してから新しいコーキングを充填する
- 3.3. 3.丁寧なコーキング作業で長持ちさせる
- 4. 天窓からの雨漏りを放置するとどうなる?放置することの危険性
- 4.1. 自分でできる!定期的な目視点検
- 5. プロに依頼する定期メンテナンスのススメ
- 5.1.1. 次回の現場ブログ記事の内容は?
- 6. FAQ(工事に関するよくある質問)
- 7. 同じ地域で行った施工事例ブログ記事!
- 8. 同作業での点検やメンテナンスを行ったブログ記事!
天窓の雨漏り修理で最も大切な「コーキング」とは?
今回の修繕工事で特に重要となるのが、天窓のガラス部分のコーキング作業です。
コーキングとは、ガラスと枠の隙間や、部材同士のつなぎ目を埋めるための、ゴムのように弾力性のある材料のことです。
これをしっかりと施すことで、雨水の侵入を防ぎ、防水性を高める役割があります。
住宅の防水対策には欠かせない作業の一つです。


写真でご覧いただくと分かるように、古いコーキング材は経年劣化により硬くなり、ひび割れや剥がれが生じていました。
これでは雨水が簡単に侵入してしまいますよね。
プロが実践!雨漏りを確実に止めるコーキング作業の3つのステップ


雨漏りの主な温床となっていたのは、天窓のガラスと枠の間にあるパッキン(防水性を高めるゴム製の部材)の劣化でした。
そこで私たちが行ったのが、コーキングボンドを塗布する防水作業です。
この作業は、ただコーキング材を塗れば良いというものではありません。
以下の3つのステップを丁寧に行うことが、雨漏りを確実に止め、天窓を長持ちさせる秘訣となります。
1.雨漏りの原因となる劣化箇所を正確に特定する
まずは、経験豊富なプロの目で、雨漏りの原因となっている劣化したパッキンや隙間を正確に特定します
目視だけでなく、過去の事例や建物の特性も考慮して原因を突き止めます。
2.きれいに清掃してから新しいコーキングを充填する


最も重視しているのが「下地処理」です。
下地処理とは、コーキング材を塗る前に、古いコーキング材をきれいに剥がし、雑巾などでしっかりと汚れを拭き取る作業のことです。
この作業が不十分だと、新しいコーキング材がきちんと密着せず、すぐに剥がれてしまったり、隙間ができて雨漏りの原因になったりするんです。
例えるなら、メイクをする前の洗顔と同じ。
土台がきれいであるほど、仕上がりも持ちも良くなります。
同時に、ガラスと枠カバーの間にあるパッキン(防水性を高めるゴム製の部材)の状態も確認し、劣化があれば補修や交換を検討します。
そして、新しいコーキング材がガラスや枠カバーにはみ出さないよう、マスキングテープを丁寧に貼っていきます。
マスキングテープとは、余計な箇所にコーキング材が付着しないように保護するテープのことです。
このマスキングテープの貼り方一つで、仕上がりの美しさと防水性が大きく変わってくるため、熟練の技が光る部分です。
いよいよコーキング作業です。
マスキングテープの内側、つまり中心の隙間部分に、専用のコーキングガンを使って均一にコーキング材を塗布していきます。
コーキングガンとは、コーキング材を均一に押し出すための専用の道具です。
塗布後には、専用のヘラで表面を滑らかに均し、隙間なくきれいに仕上げていきます。
3.丁寧なコーキング作業で長持ちさせる


コーキング材を均一に注入することも大切です。
コーキングガンを使って、隙間全体にムラなく、適量を充填していきます。
量が少なすぎると防水性が確保できませんし、多すぎると仕上がりが悪くなるだけでなく、乾燥不良の原因にもなりかねません。
この「ちょうど良い加減」は、経験と技術が求められる部分です。
さらに、コーキング材は、乾燥する前に適切に仕上げることが重要です。
注入したコーキング材を専用のヘラなどでならし、表面を平滑に整えます。
この作業を素早く丁寧に行うことで、コーキング材が部材にしっかりと密着し、最大の防水効果を発揮してくれるんです。
もちろん、これらの作業は屋根の上で行うため、常に安全に気を付けながら、細心の注意を払って丁寧に作業を進めています。
天窓からの雨漏りを放置するとどうなる?放置することの危険性


天窓のコーキング作業が終わって一安心…という方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、せっかく補修した天窓を長く雨漏りから守るためには、その後のメンテナンスが非常に重要です。
天窓を長持ちさせるためのメンテナンス方法をご紹介します。
自分でできる!定期的な目視点検

まず、最も手軽で大切なのが、定期的な目視による点検です。
ご自身で天窓の周りを眺め、コーキング材(隙間を埋めるゴム状の材料)やパッキン(防水性を高めるゴム製の部材)にひび割れや剥がれがないかを確認してみてください。
高い場所で危険な場合は無理をせず、双眼鏡などを使って遠くからでも良いので、定期的に状態をチェックする習慣をつけましょう。
もし、少しでもコーキング材やパッキンの劣化が見られた場合は、早めに専門業者に修理や補修を依頼することが肝心です。
小さな劣化のうちに対処すれば、費用も抑えられますし、何よりも雨漏りなどの大きな被害を未然に防ぐことができます。
プロに依頼する定期メンテナンスのススメ
より効果的に天窓の寿命を延ばすためには、定期的なプロによるメンテナンスもおすすめです。
有料にはなりますが、天窓周りの細かな清掃や、必要に応じた屋根の塗装なども、コーキングの寿命を延ばし、防水効果を持続させる上で非常に有効です。
屋根の専門家だからこそ気づける小さな変化や、手の届きにくい場所の点検・清掃は、お住まい全体の健康にもつながります。
このように、メンテナンスを怠らず、適切な管理を行うことで、天窓の状態を良好に維持し、ひいては大切な建物を雨漏りから確実に保護することができます。
次回の現場ブログ記事の内容は?
FAQ(工事に関するよくある質問)
「コーキング」と「シーリング」は違うのですか?
建築現場ではほぼ同じ意味で使われます。どちらも隙間を埋めて防水・気密性を確保するためのゴム状の材料のことです。
なぜDIYで塗ってもすぐ剥がれるの?
多くの場合、「下地処理(掃除・プライマー塗布)」が不十分だからです。汚れや油分が残ったまま塗ると、すぐに密着不良を起こして剥がれてしまいます。
天窓のメンテナンス頻度は?
設置から10年が点検の目安です。コーキングの寿命も約10年ですので、定期的に打ち替えを行うことで、20年以上快適に使えます。
同じ地域で行った施工事例ブログ記事!
同作業での点検やメンテナンスを行ったブログ記事!

名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。

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