writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
「足場があるなら屋根も!」その判断が家の寿命を延ばしました
こちら現場での初回点検の様子は?
初動調査での様子を現場ブログ・第一話目で書いています!
「なんだか家の外壁が剥がれてきた…」
「屋根から変な音がするけど、どこに頼めばいいんだろう?」
もしあなたがそんなお悩みをお持ちなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
私たちが、実際に行ったお客様の事例を元に、お家の外壁と屋根のサインの見つけ方、そして見過ごしがちな「ついで」のリフォームが、いかに効率的でお得になるかをご紹介します。
専門用語も分かりやすく解説しますのでご安心ください。
お客様の不安を安心に変える、私たちの丁寧な仕事ぶりを知っていただけるはずです。
この記事が、あなたの住まいのお悩みを解決する第一歩となれば嬉しいです。
【重要】ご相談のきっかけ・工事の背景
「最近、家の外壁にひびが入っている気がする…」
「雨が降ると、屋根から変な音がする…」
そんなお住まいの変化に気づきながらも、「どこに相談すればいいのか分からない」「費用はどれくらいかかるんだろう」と、不安を感じていませんか?
大切なお家は、私たち家族を雨風から守ってくれるかけがえのない存在です。
だからこそ、ちょっとした異変も見逃さずに、早めに対処することが大切なんです。
今回ご紹介するのは、名古屋市で実際に行った屋根と外壁のリフォーム事例です。
お客様が抱えていたお悩みをどのように解決し、どのように安心できる住まいへと生まれ変わらせたのか、その全貌を分かりやすくお伝えします。
専門的な用語も、かみ砕いて説明しますのでご安心ください。
実は今回のお客様は、当初は外壁のリフォームだけを考えていらっしゃいました。
お宅の外壁は、昔ながらの土壁漆喰工法という自然素材を使った伝統的な壁で、時間の経過とともに劣化が進み、見た目が悪くなっていました。
そこで、耐久性に優れたトタン壁で覆う工事を予定していました。
そんな中、協力会社から「ケラバ袖瓦の通りが悪い」と連絡が入り、お客様からも「足場があるなら屋根も見てほしい」とのご要望が。
点検すると、屋根瓦の傷みが想像以上に進んでいたことが判明し、急遽屋根の修理も加わることになったのです。
この「ついで」の点検が、お客様の大切な家を大きなトラブルから守るきっかけとなりました。
建物の状況
| 築年数 | 約50年ほど |
| 工事費用 | 約65万円ほど |
| 施工期間 | 約3日ほど |
| 建物種別 | 戸建て(木造) |
作業のビフォーアフター


工事のきっかけ:外壁の劣化と「ついでに」の屋根診断

先日、名古屋市のお客様宅を訪問し、今回のリフォーム工事全体を取りまとめる元請け(もとうけ)である板金屋さんと、今後の進め方について詳しく打ち合わせを行いました。
元請けとは、工事全体の司令塔のような役割を担う会社で、私たちのような専門業者と協力しながら、お客様の要望に応えるリフォームを実現していきます。
今回のメインの作業は、お客様が長年お住まいの大切なお家の外壁リフォームでした。
お客様のお宅の外壁は、昔ながらの土壁漆喰(つちかべしっくい)工法という、土と漆喰という自然素材を使った伝統的な壁でできていました。
土壁漆喰は、日本の気候風土に合った素晴らしい工法で、独特の風合いが魅力ですが、やはり時間の経過とともに劣化は避けられません。
特に今回は、壁の一部が剥がれてきてしまい、見た目が悪くなっているのがお悩みでした。
そこで、当初の計画では、この剥がれてしまった土壁の部分を、耐久性に優れたトタン壁で覆う工事を行う予定でした。
トタン壁は、薄い金属板でできており、軽くて丈夫、さらに雨水を通さない防水性にも優れているため、外壁のリフォームではよく採用される素材です。
劣化した土壁の上から新しいトタン壁を貼る「カバー工法」を採用することで、外壁の見た目をきれいに保ちながら、雨風から家を守る強度も高めることができます。

そんな打ち合わせの最中に、屋根の点検も行うことになりました。
すると、屋根の「ケラバ(屋根の妻側、建物の両端部分)」と呼ばれる一番端の部分にある「ケラバ袖瓦(そでがわら)」に、複数の問題が見つかったのです。
ケラバ袖瓦は、屋根の端を飾り、見た目を美しくするだけでなく、大切な屋根の内部に雨水が侵入するのを防ぐという、非常に重要な役割を担っています。
詳しく見てみると、まずいくつかのケラバ袖瓦がずれてしまっていました。
これだけでも問題ですが、さらに、瓦が浮き上がってしまい、そこから雨水が入り込んでしまいそうなほどの隙間ができていたのです。
さらに一部の袖瓦は、欠けてしまっている箇所もありました。
これらをそのまま放置してしまうと、雨漏りの原因になるだけでなく、強風の際に瓦が飛んで、ご近所に迷惑をかけてしまう危険性も考えられます。
お客様からは、主にこれらの、ずれていたり、浮いて隙間ができていたり、欠けてしまっているケラバ袖瓦の交換作業について、急遽ご依頼をいただきました。
小さなズレや浮きでも、時間の経過とともに大きな被害に繋がる可能性があるため、早めにご相談いただけたことは、お客様にとっても私たちにとっても、大変良いタイミングでした。
屋根と外壁の同時施工!補強と美観を両立


今回のリフォームでは、お客様の大切な家を長く守るため、屋根と外壁の両方をしっかりと補強していくことにしました。
屋根の修理に入る前に、まずケラバ破風板(はふいた)と呼ばれる部分に新しい板材を取り付ける作業から始めました。
ケラバ破風板は、屋根の妻側(建物の両端部分)の端にある板のことで、屋根の骨組みを雨風から守る大切な役割があります。
ここを新しい板材で大きく囲むように補強することで、屋根全体の耐久性がぐんと上がります。
それと同時に、外壁の工事も進めています。
お客様のお宅の古い土壁漆喰の外壁は、やはり経年劣化で傷みが目立っていたため、その上から丈夫で軽量なトタン壁を重ねて取り付けていきます。
既存の壁を撤去する手間がないため、工事期間を短縮できるだけでなく、廃材も少なくなるので、費用を抑えることにも繋がります。
トタンは軽くて丈夫な金属でできているので、これから長く安心してお住まいいただけますよ。
もちろん、屋根の裏側にも手を抜きません。
ケラバ袖裏部(そでうらぶ)、つまり屋根の端の裏側にあたる部分にも、新しい軒裏(のきうら)、あるいは軒天(のきてん)と呼ばれる板材をきれいに取り付けました。
これにより、屋根の見た目が美しくなるだけでなく、雨水や風の吹き込みを防ぎ、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。


屋根の点検では、特に「垂れ」と呼ばれる部分、つまり屋根の端が軒先に向かって緩やかに下がっている部分にも注目しました。
専門的には「流れ」や「勾配(こうばい)」とも呼ばれるこの部分には、屋根の端を飾るケラバ袖瓦が使われています。
今回のお客様宅でも、この部分の袖瓦にいくつか問題が見つかりました。
具体的には、ケラバ袖瓦が浮き上がってしまい、パッと見でも分かるほどの隙間ができていたり、中には瓦の一部が欠けてしまっている箇所も見受けられました。
これだけ隙間があると、横からの強い風を伴う雨が降った際に、雨水が簡単に建物の中に入り込んでしまう危険性があります。
雨水が内部に浸入すると、下地材が腐食したり、最終的には雨漏りに繋がってしまうことも。
また、一部のケラバ袖瓦の「垂れ」と呼ばれる下側の部分には、欠けてしまっている箇所もあり、これもまた雨水の浸入を許してしまう原因となります。
これらの袖瓦は、元々屋根の平らな部分(屋根面)にコーキングボンドという強力な接着剤でしっかりと固定されていました。
このゴムのような弾力性のある充填材は、瓦をがっちり固定してくれていたため、修理のためには、まずこの頑丈に接着されたコーキングボンドを、カッターナイフなどの専用工具を使って丁寧に切り取り、浮いたり欠けたりしている袖瓦を慎重に取り外していきます。
この地道な作業こそが、新しい瓦を正確に取り付け、雨漏りを防ぎ、屋根を長持ちさせるための大切な工程なんです。


古い瓦を撤去した後、いよいよ新しい瓦を取り付けていきます。
まず、大きく新しく作り直したケラバ破風板(はふいた)に、耐久性に優れた板金(ばんきん)を巻き付けました。
破風板は、屋根の妻側(建物の両端部分)の先端部分にある板で、この板金を巻くことで、見た目が美しくなるだけでなく、雨風から建物をより強力に守れるようになります。
まるで屋根に化粧を施すかのように、全体が引き締まり、シャープな印象に変わりました。
その後、いよいよ古い袖瓦を取り外した部分に、新しいケラバ袖瓦を慎重に取り付けていきました。
屋根の一番端にあるケラバ袖部には、以前から隙間が開いていたり、一部が欠けてしまっていたりする古い袖瓦がありましたが、これらを一つ一つ丁寧に撤去し、新しい瓦で置き換えました。
特に、屋根の真ん中あたりの部分まで、新しい袖瓦を設置することで、全体のバランスを整え、美観と防水性を向上させています。
これにより、雨漏りの心配が大幅に減り、強風時の瓦の飛散リスクも大きく軽減されました。
屋根の端から中央にかけて、新しい瓦でしっかりと補修することで、安心できる住まいが実現します。
お客様の笑顔が最高の報酬!名古屋市での工事完了

名古屋市熱田区での屋根と外壁のリフォーム工事が、ついに完了しました!
傷んだケラバ袖瓦の交換や、土壁の外壁をトタン壁でカバーする工事など、多岐にわたる作業でしたが、私たち職人の手で無事に終えることができました。
最後の仕上げは、職人にとって特に大切な時間です。
屋根の上に残った作業道具や、使い終わった材料を一つひとつ丁寧に片付け、修理した場所をきれいに掃除して、全ての作業が完了となります。
お客様に気持ち良くお住まいいただけるよう、細部まで気を配るのは、私たちのこだわりです。
工事完了後、すぐにお客様にご挨拶に伺いました。
作業が終わったとはいえ、お客様にとってはまだ「本当にきれいになったのかな?」と不安が残るかもしれませんよね。
そこで私たちは、工事中にスマートフォンで撮影した写真をお客様に見ていただきながら、今回の作業内容を一つひとつ丁寧にご説明しました。
例えば、「ここが以前、瓦が浮いていた部分で、新しい瓦に交換しましたよ」とか、「屋根の端の部分は、板金でしっかり補強しました」といった具合です。
言葉だけでは伝わりにくい部分も、写真を見ていただくことで、お客様はご自身の目で変化を確認できます。
これにより、「なるほど、こんな風に直してくれたんだね!」と、工事内容にご納得いただき、安心していただくことができました。
「突然の屋根のお話でしたが、こんなに綺麗な作業をしていただきありがとうございました!」と、お客様から大変嬉しいお言葉をいただきました。
当初は外壁だけの予定が、急遽屋根の修理も加わることになり、お客様にはご心配をおかけしたかもしれません。
しかし、工事内容にご納得いただき、このような感謝の言葉をいただけたことは、私たちにとって何よりの励みになります。
それぞれの現場ブログ記事のリスト表!
FAQ(工事に関するよくある質問)
外壁カバー工法のメリットは?
既存の土壁を解体せずに上から貼るため、廃材が出ず、工期も短縮できます。トタンやガルバリウムなどの金属サイディングは軽量で建物への負担も少ないです。
屋根の修理は必須でしたか?
はい。袖瓦がズレて浮いており、雨漏りや落下の危険がありました。足場があるこのタイミングで直さなければ、後で足場代だけがかかってしまうところでした。
費用65万円は安いですが、内容は?
外壁トタン張り(材料費・施工費)、ケラバ袖瓦の部分交換、破風板・軒天の板金巻き、足場代、廃材処分費などが含まれています。
同じ地域で行った施工事例ブログ記事!
同作業での点検やメンテナンスを行ったブログ記事!

名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。

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