普段見ない「物置の天井」、雨漏りしていませんか?

中二階屋根イメージ

「たまにしか入らない物置ですが、天井の板がシミだらけで……」
名古屋市熱田区のお客様より、不安なご相談をいただきました。

現場は中二階にある物置スペース。
天井板が張られていない「野地板(のじいた)」むき出しの構造だったため、雨漏りの跡がはっきりと確認できました。

屋根に登って犯人を捜すと、そこにいたのは「瓦一体型天窓」
今の天窓とは違う、ちょっと珍しいレトロな設備です。
今回は、意外な場所から見つかる雨漏りのサインと、古い天窓のリスクについて解説します。

こんな症状、心当たりありませんか?雨漏りのサインを見逃さないで!

中二階屋根のイメージ写真

「もしかして、うちも雨漏りしてるかも…?」
名古屋市熱田区にお住まいのお客様から、「屋根から雨漏りがしている」とご相談をいただきました。

お家は築年数が経った中二階建てで、特に気になっていたのは、屋根瓦と一体になった天窓(てんまど)、別名「明り取り」と呼ばれる窓の損傷でした。
天窓とは、お部屋に自然の光をたっぷり取り込むために屋根に設置された窓のこと。
その一部が割れてしまい、そこから雨漏りが発生しているとのことでした。

私たち専門家がすぐに駆けつけ、雨漏りの状況を詳しく確認する雨漏り点検を実施しました。
長く大切にお住まいになったお家だからこそ、屋根のトラブルは本当に心配ですよね。
雨漏りは、放っておくと建物の構造にまで影響を及ぼす可能性がある、とても怖い問題です。

もし「うちも同じような症状があるかも…」と少しでも不安に感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
専門知識を持ったスタッフが、お客様の大切なお家を守るお手伝いをさせていただきます。

物置の天井、気にしたことありますか?見えない場所にも雨漏りのサインが潜む!

中二階の屋根の建物

「実家や古い家の二階が物置になっている」というお宅、実は意外と多いのではないでしょうか?
一般的な二階建て住宅と違い、こうした建物は二階部分が居住スペースではなく、倉庫や物置として使われていることが多いんです。
昔ながらの建物や、田舎のお家でよく見かける光景ですね。

さて、そんな物置の天井、じっくり気にしたことはありますか?
実は、物置スペースでは天井板が張られていないことがよくあります。
そのため、屋根の一番下にある板、野地板(のじいた)の裏側が直接見えている状態になっているんです。
野地板は、屋根瓦やスレートなどの屋根材をしっかりと支える、とても重要な部分。
もしこの野地板に傷みがあると、そこから雨水が侵入し、雨漏りにつながる可能性も十分にあります。

発見!雨漏りの原因は古くなった「天窓」でした

野地板に雨漏りの形跡
屋根土が見える範囲にあります

「やはり雨漏りしていましたね…」
点検に伺った際、お客様宅の物置ではっきりと雨漏りの跡を確認することができました。
特に気になったのは、古くなった天窓の木枠の周辺です。

そこから、屋根の下地に昔使われていた屋根土(やねつち)がむき出しになっているのが見えました。
この時点で、ある程度の原因を推測できました。
この天窓は、「屋根瓦一体型天窓」という、瓦と天窓が一体になっている非常に珍しい古いタイプの天窓だったのです。

雨漏りの原因としては、大きく分けて2つの可能性が考えられました。

  • 一体型の屋根瓦が割れてしまった
  • 長年の使用で一体型の屋根瓦の耐久性がなくなり、劣化してしまった

どちらにしても、天窓そのものの寿命が来ている可能性が高いと判断しました。

屋根のプロが徹底調査!やはり特殊な天窓が原因だった

瓦屋根と一体型の天窓

いよいよ屋根に上り、雨漏りの原因となっている天窓のあたりをさらに詳しく点検しました。
やはり、室内から予想していた通り、かなり古いタイプの「屋根瓦一体型天窓(明り取り)」が設置されていました。
この天窓は、文字通り屋根瓦と天窓が一体になっている特殊な造りなんです。

このタイプの天窓は、瓦と一体になっている分、それなりの重さがあります。
さらに、屋根全体の瓦をきれいに葺く(ふく)ための寸法調整が難しいという特徴も。
そのため、この天窓を中心に屋根の工事を進めていく必要があり、私たち職人にとっても、通常の屋根工事に比べて手間がかかる部分があるのは事実です。

2つの解決策をご提案!お客様に最適なプランを

瓦の亀裂から雨漏り

やはり、雨漏りの原因は私たちの予想通りでした。屋根瓦と一体になった天窓の瓦部分が一部割れてしまっていたのです。
その隙間から雨水が入り込み、雨漏りにつながっていました。
お客様には、ご家族でじっくりと検討していただけるよう、2つのリフォームプランとお見積もりをご用意しました。

プラン1:新しい天窓への交換

これは、既存の屋根瓦一体型天窓を撤去し、現代の新しい天窓に交換する工事です。

  • メリット: 最新の天窓は採光部分が大きくなるので、お部屋がもっと明るくなりますよ!
  • デメリット: 屋根の下地(野地板)から手を加える大がかりな工事になるため、費用は高めになります。

プラン2:割れた部分の応急処置

こちらは、割れてしまった部分を一時的に補修する工事です。

  • メリット: プラン1よりも費用を抑えられます。
  • デメリット: あくまで応急処置なので、将来的にまた雨漏りが発生する可能性はゼロではありません。

昔と今、天窓の大きな違いを知っていますか?

現在の天窓の形状
屋根裏に木枠を作り載せます

昔ながらの天窓と、今の天窓では大きな違いがあるのをご存じですか?

今どきの天窓は、ここが違う!
現在の天窓は、天窓本体と屋根瓦の部分が別々になっているのが主流です。
これには、雨漏りのリスクを減らし、より効率的な施工を可能にするメリットがあります。

屋根裏から見ると、その違いは一目瞭然です。
現在の天窓は、屋根の一番下の板である野地板(のじいた)の裏側に、専用の木枠(きわく)をしっかり組んで、その上に天窓を設置する仕組みになっています。
以前の古い天窓のように、木枠の隙間から屋根土が見えてしまうような状態にはなりません。
これにより、雨水の侵入を防ぎ、より高い防水性を確保しているんです。

天窓リフォームで、明るく快適な暮らしを
「うちの天窓は古くて心配…」「もっとお部屋を明るくしたいな」とお考えなら、最新の天窓へのリフォームも選択肢の一つです。
名古屋市で天窓や屋根のリフォームをお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
お客様のお家にぴったりのご提案をさせていただきます!


次回の現場ブログ記事の内容は?

【名古屋市熱田区】天窓修理|交換不要!水切り板金を内部に仕込んで雨漏り解決

writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 ただのコーキングではありません!「板金」を忍ばせる二重の防水術 「天窓の雨漏り、交換しないと直らないと言わ…


「瓦一体型天窓」とは何ですか? 

昭和の住宅によく使われた、瓦と同じ形をしたガラス製の明り取りです。瓦とセットになっているため施工は簡単でしたが、重量があり、割れると交換が難しいというデメリットがあります。

なぜ物置で雨漏りが発見されたのですか?

居室と違って「天井板(化粧板)」がない物置や屋根裏は、屋根の下地が直接見えます。そのため、雨染みや木材の腐食に気づきやすいのです。たまに覗いてみることをお勧めします。

天窓の寿命はどれくらいですか? 

一般的には20年〜30年と言われています。ゴムパッキンの劣化や、今回のような本体の割れ、木枠の腐食などが主な原因です。


06名古屋市熱田区 ビス釘を打って固定します
【名古屋市熱田区】瓦落下修理|原因は「防水紙なし」特殊部材で穴を塞ぐアイデア補修
屋根漆喰を塗ります
【名古屋市熱田区】雨漏り修理|「漆喰」の劣化が原因!詰め直し工事でスピード解決
コーキングを塗って水補強していきます
【名古屋市熱田区】屋根の板金が浮いた!安全足場で挑む棟板金交換と下地再生工事
01.常滑市 天窓補修 基本的にこの色の瓦は足元が滑りやすい。
【常滑市】水下エプロン材の浮きを瓦と板金をコーキング塗布で固定する施工!
01.名古屋市昭和区 天窓修理 水下エプロン部に複数個所の破損があります。
【名古屋市昭和区】天窓の施工不良が発覚!水返しと三重防水で雨漏りを完全阻止
01.東海市 天窓撤去 作業範囲に新しく瓦を施工します。
【東海市】天窓撤去|穴の空いた天井はどうなる?断熱&クロス仕上げで快適空間へ


ヤマムラ建装㈱ 代表取締役 顔写真
私が点検調査にお伺いします!


名古屋市南区を中心に、屋根工事・雨漏り修理・リフォームなら、創業100年以上の実績を持つ当社へ!名古屋市と近郊都市で活動する「ヤマムラ建装株式会社」5代目の山村です。
明治末期創業からの技術を受け継ぎ、地元で5,000件以上の施工実績を誇る「住まいの専門家」です。

フリーダイヤル番号のロゴマーク

【主な対応業務】
屋根工事: 葺き替え、漆喰補修、雨漏り修理(かわらぶき技能士)
外装工事: 外壁塗装、ベランダ・屋根防水、雨樋工事、電気工事
その他の業務も(大工工事、キッチン、トイレ、浴室リフォーム等)一度ご相談してください。

お問い合わせ

点検調査などのご依頼及び業務内容へのご質問などお気軽にお問い合わせください