名古屋市昭和区 野球グラウンドから飛球で瓦が破損?同時に雨漏りになるトップライトの劣化も発見!

「隣の野球場からボールが飛んできて、屋根が心配…」「うちの屋根、雨漏りしてるかも…」。
そんな不安を抱える名古屋市昭和区の皆様、ご安心ください!
この記事では、屋根のプロが実際に行った現地調査の様子と、見つかった屋根のトラブル、そしてその解決策を分かりやすく解説します。
目次
あなたの屋根は大丈夫?プロが教える屋根トラブルと解決策

名古屋市昭和区にお住まいのお客様から、隣接する野球場からのボールが屋根に当たる可能性があるとのご相談を受け、現地調査を行いました。
お客様のお話では、フェンスを越えたボールが時々飛んでくるものの、日中は不在のため、実際に当たった瞬間の音は確認できていないとのことでした。
今回の訪問では、お客様から詳細な状況をお伺いするとともに、屋根の現状を目視で確認させていただきました。
今後はお客様の不安を解消するために、専門業者による屋根の精密な点検や、必要に応じた修繕対策を検討していきます。
お客様が安心して日常生活を送れるよう、今回の調査結果を踏まえ、最適な解決策をご提案させていただきます。
目視による屋根の点検調査を開始します

現地調査の結果、グラウンドに面した屋根瓦に複数の割れを発見しました。
お客様ご自身で応急処置としてコーキング材を使用された形跡も見受けられましたが、根本的な解決には至っていない状況です。
屋根の状況を詳しく確認するため、梯子を使って屋根に上り、詳細な調査を行いました。割れた瓦は、雨漏りの原因になるだけでなく、建物の耐久性を著しく低下させる可能性があります。
また、ご主人様が隣家との境目付近まで移動されたとのことですが、屋根上での作業は非常に危険を伴います。
今回の調査結果を踏まえ、専門業者による屋根全体の詳細な点検と、適切な修繕計画をご提案させていただきます。
お客様の安全と建物の保護を最優先に、最適な解決策をご提示いたしますのでご安心ください。

調査を進めると、別の屋根面でも同様に、お客様がコーキング材で補修を試みた形跡が見られました。
しかし、瓦の割れは2箇所に及び、いずれも隅棟部分が関係していることが判明しました。
これらの箇所を適切に修理するためには、隅棟部分から解体する必要があります。
これは、割れた瓦が隅棟に覆われており、部分的な修理が困難であるためです。
今回の調査結果から、屋根の損傷は部分的な補修では解決しないことが明らかになりました。
隅棟からの解体と、それに伴う広範囲な修理が必要となるため、改めて詳細な修理計画とお見積もりをご提示させていただきます。
お客様には、状況を詳しくご説明し、ご納得いただけるよう努めてまいります。
同時の屋根点検で発見した部分

屋根の谷樋部分を調査したところ、使用されている谷樋鉄板の材質に問題がある可能性が示唆されました。
谷樋には、屋根瓦から流れ落ちる雨水を集めて排水する重要な役割がありますが、今回の調査では、雨水の跡が谷樋に顕著に残っており、材質の劣化が疑われます。
一般的に、質の低い谷樋板金は、雨水の腐食作用に弱く、早期の劣化や雨漏りの原因となり得ます。
雨水の跡が顕著に見られることは、谷樋が適切に機能していない可能性を示しており、早急な対策が必要です。
今回の調査結果を踏まえ、谷樋の材質について専門的な分析を行い、必要に応じて耐久性の高い材質への交換をご提案させていただきます。
お客様の住まいを雨水による被害から守るため、最適な解決策をご提供いたしますのでご安心ください。

屋根に設置されたトップライト(天窓)の調査では、ガラス面とカバー材の接合部にシーリング材が使用されていました。
しかし、新築以来一度も補修が行われていないため、シーリング材の劣化が懸念されます。
シーリング材は、トップライトに限らず、外壁サイディングなど様々な箇所で防水のために使用されますが、一般的に10年程度で劣化し、防水機能を失います。
特にトップライトは、雨水が直接当たりやすく、シーリング材の劣化が進みやすい箇所です。
シーリング材の劣化によるひび割れや剥がれは、雨漏りの主要な原因の一つです。
今回の調査で確認されたように、長期間メンテナンスが行われていないトップライトは、雨漏りのリスクが非常に高いため、早急な対策が必要です。
お客様の住まいを雨漏りから守るため、トップライトのシーリング材の打ち直しを含む、適切な修繕計画をご提案させていただきます。
天窓の下部に取り付けられている水下スカートの劣化

トップライト(天窓)の下部に取り付けられた水下スカート(水切りエプロン)も、経年劣化により状態が悪化していました。
水下スカート(水切りエプロン)は、雨水を効率的に排水し、建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を果たします。
しかし、長年の風雨や紫外線にさらされることで、変形や腐食が生じ、その機能が低下してしまいます。
水下スカート(水切りエプロン)の劣化は、雨漏りの原因となるだけでなく、建物の外観を損ねる可能性もあります。
特に、トップライト周辺は複雑な構造をしているため、一度雨漏りが発生すると、建物内部への被害が広範囲に及ぶことがあります。
今回の調査では、水下スカート(水切りエプロン)の劣化が確認されたため、早急な対策が必要です。
具体的には、劣化した水下スカート(水切りエプロン)の交換、および周辺の防水処理を行うことで、雨漏りのリスクを軽減し、建物を保護することができます。
お客様の住まいを長期にわたって守るため、水下スカート(水切りエプロン)の状態に合わせた最適な修繕計画をご提案させていただきます。

トップライト(天窓)の水下スカート(水切りエプロン)部分に、経年劣化による穴が見つかりました。
この部分は、雨水が溜まりやすく、穴から雨水が浸入すると、屋根裏へと流れ込み、雨漏りの原因となります。
特に、トップライト周辺は複雑な構造をしているため、一度雨漏りが発生すると、建物内部への被害が広範囲に及ぶ可能性があります。
水下スカート(水切りエプロン)の穴は、建物の構造体を腐食させ、耐久性を低下させるだけでなく、カビやシミの原因にもなり、住環境を悪化させる恐れがあります。
今回の調査で確認されたように、水下スカート(水切りエプロン)の劣化は、雨漏りのリスクを大きく高めます。
早期の修繕を行うことで、建物へのダメージを最小限に抑え、快適な住環境を維持することができます。

トップライト(天窓)の水下スカート(水切りエプロン)部にも、経年劣化による複数の問題が見つかりました。
特に、加工折れ曲げ部分の切れ込みは、雨漏りの大きな原因となり得ます。
トップライトのシーリング(コーキング)工事と同時に、水下スカート(水切りエプロン)部の交換も推奨されます。
これらの工事については、地域の信頼できる屋根工事店や専門業者にご相談いただくことをお勧めします。
もちろん、弊社でもご相談を承りますので、お気軽にご連絡ください。
屋根全体の調査結果を、スマートフォンで撮影した写真と共にお客様にご説明しました。
今後の工事について、まずは屋根瓦の差し替え工事のお見積もりをご提示し、谷樋の交換やトップライト関連の工事は別途お見積もりを作成することになりました。
お客様のご要望に合わせ、最適な修理プランをご提案させていただきます。
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『名古屋市昭和区 雨漏り解消!プロの技術で隅棟部の棟冠瓦と漆喰を取り剥がし屋根瓦の差し替え工事をおこないます!』
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