名古屋市瑞穂区にて桟木に屋根瓦の再利用施工で屋根リフォーム完成！水切り板金などを使って雨漏り対策での止水作業も万全

2025年2月26日 2025年2月27日

ヤマムラ建装株式会社

屋根リフォームで瓦を再利用し葺き戻す工程！桟木取り付け、水切り・止水板金設置、瓦葺き、清掃を実施！

名古屋市瑞穂区にて実施した、築年数を経た屋根と中樋板金の修理を含む屋根リフォーム工事の様子をご紹介します。
前回は、作業範囲の瓦の取り外しと木製手摺の解体、そして外壁と屋根の接合部への水切り板金、雨水が流れやすいようにサイズアップした中樋板金の取り付けまでをご紹介しました。
今回のブログでは、取り外した瓦を再利用し、屋根を復旧していく工程をご紹介します。

前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて行った屋根リフォーム！雨漏り解決！中樋鉄板の交換作業と手摺解体で快適な住まいへ』
初動調査でもあるこちらの現場ブログの一番始まりはこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて築５０年超え住宅の雨漏り徹底調査！瓦・漆喰・中樋の劣化を目視による点検調査を行いました』

瓦再施工の前準備で桟木や水流れ板金を取付けて行きます

まず、瓦を再設置するための下準備として、屋根に桟木を規定の間隔で取り付けていきます。
桟木は瓦を固定するための重要な部材であり、一本あたり6～7本の釘でしっかりと固定します。

壁際と屋根の接地点には水流れ板金を取付けます

次に、外壁と屋根の接合部には、新たに水切り板金を取り付けます。
特に、瓦を土で固定する湿式工法ではなく、桟木と釘で固定する乾式工法の場合、複数の箇所に板金を取り付けることで、雨水の浸入を防ぎます。

新たに取り付けた中樋鉄板から瓦を再施工して行きます

そして、新しく取り付けた中樋板金に沿って、瓦の先端から順番に屋根全体へと瓦を葺き戻していきます。
特に、瓦の先端と中樋板金の接合部分は、雨漏りを防ぐために慎重に位置決めを行います。

瓦の先端を固定したら、縦方向に一段ずつ瓦を並べながら釘で固定していきます。
今回使用している和瓦（日本瓦）は、縦方向に並べて葺くのが特徴です。