半田市にて屋根の雨漏り点検で安心を!カラーベスト住宅で築10年以上で屋根に人が昇れないほどの急勾配の屋根必見!
建物の外壁塗装と同時に屋根の点検作業

先日、半田市のお客様邸を屋根の点検依頼でご訪問いたしました。
お客様との対話を通じて、屋根から落下した部材があるそうで、そちらを確認させていただきました。
落下した部材が、棟に被せる板金みたいだったので、雨漏りの可能性があることが判明いたしました。
屋根の点検を試みましたが、屋根の勾配が非常に急峻であったため、安全を考慮し、仮設足場を設置するまでは屋根に登ることができないと判断いたしました。
お客様には、屋根の状況を詳しくご説明し、ご理解いただきました。

後日、仮設足場が設置されたため、改めて屋根に登り、雨漏り箇所の特定作業を行いました。
カラーベストの塗膜の剥がれが目立ちましたが、こちらは塗装業者様にて屋根塗装を行うことが決定しております。
屋根の勾配が急なため、転落防止用の屋根上足場も設置されており、安全に点検作業を行うことができました。
仮設足場の設置と同時に点検調査を行うことで、お客様には足場設置の費用負担を一度に済ませることができ、ご負担を軽減することができました。
屋根の目視点検が出来ないこともありえます

雨漏り屋根点検は、全ての屋根に対して行えるわけではございません。
屋根の状況によっては、仮設足場が設置されていない場合、屋根に登ることができず、点検をお断りすることもございます。
雨漏り屋根点検が行えない条件
- 屋根勾配が4寸以上(約24.1度以上)
- コケや埃、汚れが付着したスレート系の屋根部材(カラーベストも含む)
- 3階建て以上の建物
ただし、以下の場合は例外となります。
屋上に出入り口がある場合、または1~2階に脚立を設置できるベランダがある場合は、3階建てでも点検可能な場合がございます。
いぶし屋根の場合、4.5寸勾配(約24.2度)まで点検可能です。
屋根から落下してきた棟板金が本来あった場所

今回の雨漏り屋根点検のきっかけとなったのは、落下した本体棟板金でした。
カラーベストの下には防水紙(ルーフィング)が施工されていたため、すぐに雨漏りには至らないと思われますが、早期の補修工事をご提案させていただきました。
棟板金が落下した原因

本体棟板金は、カラーベストを棟・頂点まで施工した後、高さ調整用の木材を各屋根面に取り付け、その上から挟み込むように取り付けます。
最後に、本体棟板金の側面から釘などを打ち込み固定します。
しかし、従来の施工では、打ち込んだ釘頭にコーキングボンドなどの処理が施されていないことが多く、経年劣化や強風などにより釘が抜け落ちてしまうことがあります。
釘が抜け落ちると、本体棟板金に隙間ができやすくなり、強風で落下する危険性も高まります。
築10年以上のカラーベスト住宅にお住まいのお客様は、一度屋根点検を実施されることをお勧めいたします。
ヤマムラ建装(株)では、ご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
固定が外れて屋根材でもあるカラーベストの破片が落ちていました

また、谷部周辺のカラーベストの破片が落下し、谷板鉄板の上を伝って屋根の先端まで落ちていた箇所や、別の谷部でもカラーベストの破片が取れかけている箇所も確認されました。

一通り雨漏り屋根点検を行った後、お客様には現状の屋根の状態を撮影した写真をご覧いただきました。
工事の内容としては、
- 剥がれ落ちていたカラーベストの破片は、割れや傷もなかったため、そのまま使用する。
- 落下した本体棟板金も、奇跡的に凹みもなくそのまま使用できそうである。
- 修復する取り付け作業の工賃と副資材代、諸経費としてお見積りを作成する。
という項目でお客様にお伝えし、工事のご依頼をされる場合は、仮設足場が残っている間までにご連絡をいただきたい旨をお伝えいたしました。
後日には、お見積りを持参し、金額をご確認いただいた後、お客様から修繕工事のご依頼をいただきました。
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『半田市にて外壁塗装と同時に経年劣化したカラーベストの屋根及び棟板金の修理!足場代を節約する賢いリフォーム術』
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