大府市にて悪質訪販による屋根リフォーム作業!工事後に雨漏りが止まらずに再発!手抜き工事に注意しましょう!

工事のきっかけ

「玄関屋根が雨漏りで崩れてきます!」
以前、大府市にお住いのお客様は、突然訪問してきた業者にそう言われ、不安に駆られて屋根のリフォーム工事を行うことにしました。
飛び込み訪問してくる業者に依頼するのは不安があったものの、屋根が崩れてしまうかもしれないという恐怖心から、高額な工事代金を支払って工事を依頼しました。
しかし、工事が終わってからしばらく経っても、雨漏りは一向に解消されませんでした。
それどころか、以前よりも雨漏りが酷くなったように感じるとのことでした。
「高額な工事代金を支払ったのに、雨漏りが全く良くならない。これって詐欺なんじゃないの?」
お客様は、業者に騙されたのではないかと疑心暗鬼になりながらも、誰に相談すれば良いか分からず、悩んでいました。
そんな時、たまたま弊社をお知りになり、屋根の点検調査を行っていることを知りました。
藁にもすがる思いでご連絡をいただき、屋根の点検調査をご依頼いただくことになりました。
後日、お客様宅にご訪問させていただき、屋根の状態を詳しく点検させていただきました。
屋根に上って写真撮影をしながら点検を進めていくと、様々な問題点が見つかりました。
お客様に現状の屋根の状態を詳しくご説明し、写真をご覧いただきながら問題点をご指摘させていただきました。
お客様は、「まさかこんなに酷い状態だったとは・・・」と、大変驚かれていました。
今回のケースでは、飛び込み訪問業者による悪質な手抜き工事が原因で、雨漏りが解消されなかったと考えられます。
手抜き工事の具体的な内容や、今後の対策について、お客様と詳しくご相談させていただきました。

建物の状況

築年数 ・・・ 築50年以上

工事費用・・・ 約30万円ほど

施工期間・・・ 約2日ほど

建物種別・・・ 木造戸建て

ビフォーアフター

穴があいた谷鉄板

新しい谷鈑金に交換

施工事例で引用した現場ブログのリンク先

初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています

目視による雨漏り点検を行っていきます

一部瓦の交換作業が行われていました

大府市にお住いのお客様から、以前リフォーム業者に依頼した屋根工事後の雨漏りについてご相談がありました。
お客様によると、庭で掃除をしていた際に飛び込みの営業マンが訪れ、「屋根瓦が浮いており、屋根の板金にも穴が開いている。このままでは崩れる」などと不安を煽られたそうです。

突然の訪問と、屋根が崩れるという危機感から、お客様は慌てて工事を依頼してしまったといいます。
しかし、屋根リフォーム工事が完了してから数ヶ月後、まとまった雨が降ると、以前よりもひどい雨漏りが室内で発生するようになりました。
営業マンに電話をしても「今度見に行きます」と言われただけで、その後全く連絡が取れなくなってしまったそうです。

飛び込み営業の99.99%以上は悪徳訪問リフォーム会社だと考えてください。
彼らは巧みな話術でお客様の不安を煽り、どこが悪いのか分かりづらい箇所を指摘して高額な工事契約を結ぼうとします。
このような訪問業者に声をかけられたら、話を聞かずにすぐに建物内へ避難してください。

今回のケースでは、屋根全体のリフォーム工事ではなく、玄関先の屋根リフォーム工事が行われたようでした。
そのため、既存の屋根とリフォーム後の屋根とでは、瓦の色合いが異なっていました。

やってはいけない谷鈑金の作業方法

既存の屋根瓦が干渉しているため、経年劣化している谷樋を取り外さずに、その上から加工されていない鉄板が挟み込まれていました。
水返し加工など何もしていない板金では、むしろ雨水を呼び込んでしまう可能性があります。
既存の谷樋は、屋根瓦との相性が悪い銅板製のものが使用されていました。
銅板製の谷樋は、経年劣化によって腐食しやすく、穴が開きやすいという特徴があります。

ブルーシートでの隠ぺい工作

ブルーシートの奥には漆喰壁があるのですが、工事を担当した作業者の技術不足のため、ブルーシートで隠されていました。
しかし、このブルーシートは水が染み込みやすい薄手のものであるため、雨水が壁内に染み込んでいる可能性も考えられます。

他の屋根面も同時に目視による点検調査を行いました

瓦から同じ場所へと雨水が落ちます
谷鈑金の真ん中にあながあいていました

今回問題になっている玄関屋根以外にも、銅板製の谷樋が何か所かあり、どれも経年劣化によって穴が開いていました。
お客様には、屋根リフォーム箇所における雨漏りの原因についてご報告させていただきました。
その他の屋根の谷樋の、交換工事についてお見積もりを作成させていただきました。
後日、お客様宅へお見積もりをお渡しに伺いました。

劣化した谷樋板金の交換作業を依頼されました

経年劣化から谷鈑金に穴があいています

小さな穴でも、室内への雨漏りの原因となることがあります。
1990年以前の建物には、このような銅板製の谷樋が設置されているケースが多いため、一度専門業者に屋根調査を依頼することをお勧めします。
弊社でも、屋根の谷樋の点検などに対応しております。お気軽にご連絡ください。
※ただし、一部屋根形状・状況によって対応できない場合がございます。

劣化して穴があいた谷樋板金を取り外します

劣化した谷板金を新しい物へと交換します
谷板金を取付ける前にルーフィングを貼ります

経年劣化した谷樋に干渉している瓦や屋根土、それに大棟部で積み上げられていた棟瓦を取り除きます。
雨水が浸入した場合を考えて、取り付け予定の新しい谷樋板金の前に防水紙(ルーフィング)を屋根谷部に貼っていきます。

谷鈑金の表面に水密材を取り付けます
谷鉄板に重ねるように瓦を施工します

新しい谷樋の上に、雨水のオーバーフローを防止する屋根材【水密材】を貼ります。
経年劣化した谷樋を取り外す際に取り除いた屋根瓦を、順番に屋根に取り付けていきます。

取り外された大棟部に再度棟瓦で積み上げ作業をします

大棟部では段違いに棟瓦を取り除きます
棟全体を御包み込むように針金を縛っていきます

取り外しておいた棟瓦も、順番に取り付けていきます。
棟の冠瓦まで取り付けたら、新しい針金で棟を固定します。

作業の完了報告をお伝えしました

棟尻にも漆喰を塗っていきます

棟の尻側に、雨水が侵入しないように漆喰などで塞ぐように塗ります。
漆喰以外にも、鉄板を加工して雨水が侵入しないように塞ぐ作業を行います。

屋根上にあった作業道具や材料などを降ろし、屋根全体をブロアーなどで清掃して、屋根瓦の修復作業が完了しました。
作業完了後、お客様に作業工程中に撮影した写真をご確認いただきました。
お客様は「写真で見ても綺麗になっていて嬉しい」と大変喜んでいらっしゃいました。

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