名古屋市瑞穂区【谷鈑金交換】放置は危険!天井シミは屋根からのSOS!診断で原因の谷樋を特定!1990年以前の家は注意!

名古屋市瑞穂区の雨漏り修理!天井のシミの原因と修理費用、放置する危険性を解説

「天井のシミ、いつの間にか濃くなっている…」
名古屋市瑞穂区やその近郊で、そんな不安を感じていませんか?
そのシミは、お住まいが発する重大なSOSサインかもしれません。
実は、雨漏りは静かに建物の内部を蝕み、構造部分の腐食など深刻な事態を引き起こす危険性があります。

この記事では、実際の雨漏り修理事例をもとに、原因の特定から修理完了までの全工程をプロが徹底解説。
まずは無料診断で、お住まいの健康状態を確認しませんか?

【名古屋市瑞穂区の雨漏り】天井のシミ、放置は危険!プロの無料診断へ

01.名古屋市瑞穂区 谷部修理 天井板に雨漏りしている痕が発生しました。
02.名古屋市瑞穂区 谷修理 壁紙が雨水の湿気で剥がれ始めていました。

先日、名古屋市瑞穂区にお住まいのお客様から「雨漏りしているので見てほしい」と、ご不安な様子でご相談をいただきました。
天井に雨染みが広がり、壁紙もめくれ始めているとのことで、早速お伺いし調査を開始しました。

まず初めに、お部屋の中から被害状況を詳しく拝見します。
天井板には、屋根裏から浸入した雨水によるシミがはっきりと現れていました。
このような室内のシミは、屋根が発している危険信号です。
放置してしまうと、建物の構造部分まで腐食が進む可能性があり、大変危険です。

私たちは、この天井のシミの位置や広がり方から、屋根のどこに問題があるのかを推測し、原因となっている雨水の浸入口を特定していきます。
雨漏りは、原因を正確に突き止めることが最も重要です。
大切なお住まいを守るため、まずはプロによる徹底した点検から始めさせてください。

1990年代以前の家に多い「銅板の谷樋」の穴あきに要注意

03.名古屋市瑞穂区 谷修理 谷鉄板に経年劣化から穴があいていました。

室内の雨漏り状況を確認後、屋根に登り原因箇所の特定調査を行いました。
室内のシミの位置と屋根の形状から、雨水の浸入口は屋根の谷部分にあると推測していましたが、やはり原因はそこにありました。

屋根の谷に設置された「谷樋(たにどい)」と呼ばれる金属板に、経年劣化による小さな穴が開いていたのです。
これは1990年代前半以前の建物で多く使われていた銅板製の谷樋で、長年雨水が集中して流れることで酸性雨などの影響を受け、腐食して穴が開いてしまうという典型的な事例です。

もし、1990年代前半以前に建てられたお住まいで、屋根に谷部がある場合は、同じようなリスクを抱えている可能性が非常に高いです。

原因報告から谷樋交換工事までの流れを解説

04.名古屋市瑞穂区 谷修理 谷鉄板に重なっていた周辺の瓦を取り剥がします。
05.名古屋市瑞穂区 谷修理 他の箇所でも穴があき始めていたのが確認されました。

雨漏りの原因が谷樋の穴であることを特定し、点検時に撮影した写真をお見せしながらお客様に分かりやすくご説明しました。
修理のご提案として、劣化した谷樋を耐久性の高い新しいものへ交換する工事と、関連する棟の補修工事のお見積もりを提出し、後日、正式にご依頼をいただきました。

契約を取り交わし、日程調整を経ていよいよ工事開始です。
まず、問題の谷樋周りの屋根瓦を一枚ずつ丁寧に外していきます。

すると、原因箇所とは別の部分にも、経年劣化による新たな穴が開き始めているのを発見しました。
やはり部分的な補修ではなく、谷樋全体を交換するという私たちの判断が正しかったことが証明された瞬間です。

防水紙の下で進行していた屋根下地の腐食

06.名古屋市瑞穂区 谷修理 谷部に敷かれていたルーフィングに雨水の跡が!
07.名古屋市瑞穂区 谷修理 軒先部のルーフィングを剥がしたら雨漏りの原因が!

谷樋(たにどい)を取り外すと、その下の防水紙に、雨水が流れた跡がくっきりと残っていました。
これは、谷樋の穴から雨水が屋根の内部に侵入していた動かぬ証拠です。

さらに調査を進めるため防水紙を一部めくってみると、私たちが最も懸念していた事態が起きていました。
屋根の土台となる木材の「野地板(のじいた)」が、長年の雨水浸入によって黒く変色し、腐食し始めていたのです。

天井のシミという目に見える被害の裏側で、お住まいの構造を支える重要な部分が静かに蝕まれていました。
この状態を放置すれば、大規模な修繕が必要になる可能性もあります。
雨漏りは、表面的な修理だけでなく、隠れた被害まで徹底的に調査し、根本から解決することが、お住まいを長持ちさせるために不可欠です。

棟の解体作業と、瓦の再利用について

08.名古屋市瑞穂区 谷修理 谷部から近い隅棟部も仮解体していきます。
09.名古屋市瑞穂区 谷修理 積み上げた棟瓦を一枚ずつ取り外します。

谷樋(たにどい)を完全に入れ替えるため、隣接する隅棟(すみむね)も部分的に解体していきます。
この作業は、ただ壊すのではなく、後で美しく復元するための重要な工程です。

まず、棟を形成している「のし瓦」を、一段ずつ、一枚ずつ丁寧に手作業で取り外していきます。
取り外した瓦は、後の復旧作業で再び使用するため、破損しないよう安全な場所に大切に保管します。
再利用できる建材を活かすことは、質の高い修理を適正な価格でご提供するために不可欠です。

一方で、瓦の下から出てくる古い「屋根土」は、現代の工法では使用しません。
すべて綺麗に取り除き、土嚢袋にまとめて適切に処理します。
棟を復旧する際は、この屋根土の代わりに、より防水性と耐久性に優れた専用の漆喰を使用し、以前よりも強固な棟を再生します。

【屋根修理の品質を左右する】見えない部分へのこだわり、徹底した下地処理

10.名古屋市瑞穂区 谷修理 屋根漆喰が塗られた土台部も取り剥がします。

棟瓦を撤去した後、さらにその土台となっていた古い屋根土と漆喰を完全に除去していきます。
この作業は、新しく再生する棟の強度と寿命を左右する、非常に重要な工程です。

古い土を細かな塵ひとつ残さないよう、丁寧に清掃しながら土嚢袋に詰めて屋根から降ろします。
特に、棟の中心線となる部分は、後から塗り込む新しい漆喰がしっかりと密着するように、徹底的に綺麗にしなければなりません。

もし、この下地処理を疎かにして古い土が残っていると、新しい漆喰がうまく接着せず、せっかくの修理も長持ちしません。
美しく頑丈な仕上がりは、見えない部分の丁寧な下準備から生まれます。
私たちは、お客様に長期的な安心をお届けするため、この地道な作業にこそ全力を注いでいます。

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