「近くで工事をしていて…」その言葉に要注意!不安を煽る訪問販売の罠と屋根の真実

01.名古屋市中区 屋根修理 ケラバ袖瓦の固定方法が針金での緊結でした。

「突然チャイムが鳴って、屋根が崩れそうだと言われたんです…」
名古屋市中区のお客様より、訪問業者に高額な契約を迫られているとご相談をいただきました。

提示されたのは、点検もそこそこに作られた50万円以上の見積もり。
私たちが改めて屋根に登ると、業者の言うこととは全く違う、「本当の危険箇所」が見つかりました。

大切なお金を騙し取られないために。
プロが見抜いた屋根の現状をお伝えします。

その屋根工事、本当に50万円?名古屋市であった高額請求の実例

02.名古屋市中区 屋根修理 軒先瓦も固定方法が針金縛りを選択されています。

先日ご相談をいただいた名古屋市のお客様のもとへ、屋根の無料診断にお伺いしました。
お話を伺うと、訪問業者が提示した見積もりは「漆喰の重ね塗りと、瓦をボンドで固定するラバーロック工法」という内容で、金額は50万円以上(足場設置工事を含まず)と非常に高額でした。
これは、一般的な相場から大きくかけ離れています。

お客様にご安心いただくため、まずは屋根の状態を正確に把握することが先決です。
ご了承を得て屋根に登り、早速点検を開始しました。
すると、訪問業者の見積もりとは全く別の場所に、本来修理すべき箇所が見つかりました。

築年数の経過により、瓦を固定している針金が劣化し、一部が固定されていない危険な状態だったのです。
専門家による点検がなければ、不要な高額工事に費用を払った上に、本当に危険な箇所は見過ごされてしまうところでした。
弊社では、まずはお客様の屋根を徹底的に調査し、本当に必要な工事を適正価格でご提案することをお約束します。

その瓦、大丈夫?名古屋市の屋根点検で見つかる見えない危険信号

03.名古屋市中区 屋根修理 瓦に二つの穴を開けて針金を通しています。

屋根の点検を進めていくと、築年数が経過したお住まいに潜む、特有の劣化症状が見つかりました。
それは瓦を固定している「針金」の問題です。

昔ながらの施工では、瓦にあけられた穴から針金を通し、屋根にしっかりと結びつけて固定する方法がとられていました。
しかし、この当時使われていた針金は、長年の雨風にさらされることで錆びて腐食したり、伸びて緩んでしまったりすることがあります。

お客様のお住まいでも、まさにこの針金が劣化し、瓦を固定する力を失っている状態でした。
この状態を放置してしまうと、大型の台風や地震が発生した際に、瓦がズレたり、最悪の場合は剥がれて落下したりする危険性が高まります。

また、瓦の隙間は雨漏りを引き起こす原因にもなりかねません。
このような重要な劣化は、地上から屋根を見上げるだけでは発見が困難です。

その漆喰工事、本当に必要?専門家が見極める補修の適切な時期

04.名古屋市中区 屋根修理 大棟下の屋根漆喰が経年劣化気味でした。

屋根の点検では、瓦の状態だけでなく、屋根のてっぺん(大棟)などに使われている「漆喰(しっくい)」の確認も非常に重要です。
漆喰は、瓦の隙間を埋めて固定し、内部への雨水の浸入を防ぐ大切な役割を担っています。

今回、名古屋市のお客様のお住まいを拝見したところ、この漆喰部分にも経年による劣化が見られました。
しかし、詳しく調査すると、ひび割れはあるものの、内部の土が流出したり、雨漏りに直結するような穴が開いたりしている状態ではありませんでした。

私たちは、お客様の不安を不必要に煽ることはいたしません。
この状態であれば、緊急で補修を行う必要はないと判断し、もう少し様子を見てからのメンテナンスをご提案しました。
もちろん、漆喰の剥がれを放置すれば雨漏りの原因となりますが、補修には適切なタイミングがあります。

屋根の土が見えたら要注意!雨漏り寸前の危険なサインかもしれません

05.名古屋市中区 屋根修理 鬼瓦の台座でもある巴瓦の屋根漆喰が消滅しています。

同じ漆喰の劣化でも、場所や進行度合いによっては、緊急の対応が必要なケースがあります。
先ほどの「経過観察」とした箇所とは対照的に、今回の名古屋市のお客様宅では、まさにそうした危険な状態が見つかりました。

屋根の端にある鬼瓦のすぐ下部分を確認したところ、本来あるべき漆喰が経年劣化によって完全に剥がれ落ちてしまっていました。
その結果、漆喰で保護されていた内部の屋根土がむき出しになり、雨水に対して全く無防備な状態になっていたのです。

このまま放置してしまうと、降った雨が直接屋根土に浸み込み、やがて屋根裏へと達して雨漏りを引き起こす可能性が非常に高くなります。
雨漏りは建物の構造材を腐らせる原因にも繋がります。
このように、漆喰の劣化は自己判断せず、専門家が危険度を正確に見極めることが重要です。

その屋根のズレ、原因は台風だけじゃない?プロが解明する強風のメカニズム

06.名古屋市中区 屋根漆喰 台風並みの強風により瓦が浮いていました。
07.名古屋市中区 屋根漆喰 屋根の先端付近の瓦も浮きズレしています。

屋根の点検を進めていく中で、私たちはさらに見過ごせない問題を発見しました。
それは、屋根瓦の一部が強風によって浮き上がってしまっていることでした。

大きな台風が最近通過したわけでもないのに、なぜ瓦が浮いてしまったのでしょうか。
私たちは、瓦の浮き方やズレの状態、そして建物の立地条件から総合的に原因を推測します。
今回のお客様のお住まいの場合、すぐ隣にあるお宅の外壁との位置関係が、強風被害の一因になったと考えられました。

建物と建物の間を通り抜ける風は、時に勢いを増し、壁にぶつかって渦を巻くように吹き上がることがあります。
その下から突き上げるような風圧が、瓦を押し上げてしまった可能性が高いのです。
このような瓦のわずかな浮きやズレは、雨漏りの原因になるだけでなく、次の強風で瓦が飛ばされる危険性も高めます。

お隣の建物が原因?屋根の瓦をズラす「複雑な風の流れ」とは

08.名古屋市中区 屋根漆喰 瓦が強風で押されて通りズレしています。

屋根全体の調査を進めると、瓦の浮きだけでなく、横方向にズレが生じている箇所も確認できました。
これもまた、周辺の建物環境が引き起こす特有の現象です。

隣家の外壁に強く当たった風は、行き場を失い、お互いにぶつかり合って複雑な渦を巻く乱気流となることがあります。
この予測不能な風の流れが、屋根瓦を下から持ち上げるだけでなく、横から強く押す力となって作用し、ズレを引き起こしていたのです。

このような現象は、いわゆる「ビル風」に似ており、特に隣に3階建て以上の高い建物があるご自宅では、台風などの際に発生しやすい事例です。
わずかな瓦のズレであっても、放置すれば雨漏りの直接的な原因となります。
私たちは屋根材の劣化だけでなく、こうした一軒一軒異なる立地条件まで考慮して診断を行っています。

【屋根診断のご報告】写真で納得。本当に必要な修理だけをご提案します

10.名古屋市中区 屋根漆喰 瓦が通りから外れて落下しかけていました。

すべての点検を終えた後、お客様に屋根の現状を正確にお伝えするためのご報告を行います。
私たちは、点検中に撮影した写真をお客様ご自身に見ていただきながら、専門用語を極力使わず、分かりやすくご説明することを何よりも大切にしています。

今回は、強風が原因で瓦に浮きやズレが生じていること、そして屋根の端の部分(軒先やケラバ)を固定している針金が緩んでいる危険な状態であることをお伝えしました。
その上で、これらの問題点を解決するために、瓦の手直し作業、緩んだ瓦のビスによる再固定、そして雨漏りの危険があった鬼瓦下の漆喰補修という、本当に必要な工事だけをご提案させていただきました。

これらの内容を基に詳細なお見積書を作成し、お客様にご納得いただけるよう丁寧にご説明いたします。
名古屋市近郊で屋根の状態にご不安な方は、ぜひ一度、弊社の無料診断をご利用ください。


突然、飛込みで来た業者を信じてもいいですか?

基本的に警戒してください。「親方に言われて来た」「無料で点検する」と言って屋根に登りたがる業者は、わざと瓦を割ったり、不要な工事(ラバーロック等)を高額で勧めるケースが多発しています。

提案された「ラバーロック工法」とは?

瓦同士を接着剤で固める工法ですが、雨水の逃げ道を塞いで雨漏りを引き起こしたり、将来の葺き替え費用が高額になったりするため、弊社では推奨していません。

その場で契約してしまったら?

訪問販売には「クーリング・オフ制度」があります。契約書面を受け取ってから8日以内なら無条件で解約可能です。まずは慌てずに、地元の専門業者にご相談ください。

次回の現場ブログ記事の内容は?

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writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔 「針金」から「ビス」へ!強風で瓦を飛ばさないための確実なアップグレード 前回の点検で見つかった、瓦を留める…


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