名古屋市南区【カラーベスト】カラーベスト1枚の交換費用は?安全な点検方法と見積もりの注意点!アスベスト含有屋根の価格
writer by ヤマムラ建装株式会社 代表取締役 山村康輔
名古屋市の屋根修理|カラーベスト交換の費用と安全な点検・修理の全知識
名古屋市でご自宅の屋根を見上げた時、「屋根材が1枚だけ割れている…」と気づいたことはありませんか?
「これくらいなら大丈夫」
「修理費用はいくらだろう?」
そんな疑問や不安をお持ちかもしれません。
実は、たった1枚の補修でも、場所や方法によって費用や工事内容は大きく変わります。
この記事では、屋根の専門家が、安全な点検方法から適正な修理費用、将来まで見据えた賢い直し方まで、後悔しないための知識を徹底解説します。
【名古屋市の屋根点検】私たちが安全を最優先する理由。足場がない屋根の調査方法とは

先日、名古屋市南区にて外壁塗装の足場を設置されたお客様から「足場があるうちに屋根も見てほしい」とご相談を受け、雨漏り調査とお見積もり作成をいたしました。
このように足場がある状態は、屋根を隅々まで安全に点検できる絶好の機会です。
実は、足場がない状態での屋根点検には大きな危険が伴います。
特に築10年以上が経過したカラーベストの屋根は、表面の苔や汚れで非常に滑りやすいため、専門家であっても安易に登ることはできません。
そのため当社では安全を最優先とし、急な勾配の屋根や2階建て以上のお住まいの場合は、原則として人が屋根に登らず、高所撮影用の専用カメラを使って調査を行います。
全ては、確実な安全管理のもとで正確な診断と質の高いサービスをご提供するためです。
状況によっては点検自体をお断りする場合もございますが、それも私たちの責任だと考えております。
大切なお住まいの点検だからこそ、安全を第一に考える専門家にお任せください。
前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『名古屋市南区【カラーベスト】外壁塗装の足場は絶好機!雨漏りの原因となるひび割れやズレ点検で見抜く施工不良!』
目次
カラーベスト1枚の交換でも費用が違う?見積もり確認の重要性

屋根にできた亀裂の補修として、破損したカラーベスト(スレート屋根材)を部分的に交換する修理はよく行われます。
しかし、同じ「1枚の交換」でも、破損した場所によって工事の規模や費用が大きく変わることをご存知でしょうか。
亀裂の入った屋根材を新しいものに交換する修理を行いました。
幸いこのケースは比較的簡単な作業で済みましたが、もし破損していたのが屋根のてっぺん(棟板金)のすぐ下の屋根材だった場合、話は大きく異なります。
その一枚を交換するためには、一度棟板金全体を取り外す必要があり、工事の手間と範囲が格段に広がってしまうのです。
このように、修理箇所によって作業内容が大きく変わるため、工事を依頼する前には見積書をよく確認することが非常に大切です。
少しでも分からない項目があれば、必ず事前に質問し、納得のいく説明を受けるようにしましょう。
見えない部分にこそ技術力。名古屋市の屋根専門家が解説するカラーベスト差し替え修理


屋根の修理、特にカラーベスト(スレート屋根材)の部分的な差し替えは、シンプルに見えて実は奥が深い作業です。
今回は、隅棟板金からの長年の圧力でひび割れてしまった屋根材の、専門的な修理方法をご紹介します。
まず、周辺の正常な屋根材を傷つけないよう、破損した部分だけを慎重に取り除きます。
そして、新しい屋根材をスムーズに差し込めるよう、丁寧に隙間を確保します。
ここからが職人の腕の見せ所です。
差し込んだ新しい屋根材は、構造上、上から釘を打って固定することができません。
そこで私たちは、まず落下防止用の特殊な板金を引っ掛けて物理的に屋根材を支え、その上で強力な専用のコーキングボンドを使い、屋根材を確実に接着固定します。
原因不明の屋根材飛散にも万全の対策を!再発防止修理


台風や強風の後、「屋根を見たらカラーベストが1枚だけ無くなっていた」というご相談を名古屋市のお客様から多くいただきます。
たった一枚でも、放置すればそこから雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす原因となりかねません。
強風で飛散したと思われる屋根材の補修工事を行いました。
突風によるものか、あるいは経年劣化による固定力の低下が重なったのか、飛散した明確な原因の特定が難しい場合もあります。
しかし、私たち専門家は、原因がどうであれ「二度と同じことが起きないように」万全の対策を施すことを重視しています。
新しいカラーベストを元の場所に差し込んだ後、再び強風で飛んだり落下したりしないよう、強力な専用コーキングボンドで周囲の屋根材ごと強固に接着固定しました。
割れた屋根材の放置は危険!隅棟まわりのカラーベスト交換事例

ご自宅の屋根材(カラーベスト)に、ひび割れや断裂はありませんか。
それは経年劣化による危険なサインかもしれません。
特に、屋根の斜めのラインを形成する「隅棟(すみむね)」付近の破損は、雨漏りに直結しやすいため早期の対応が重要です。
経年劣化で真っ二つに断裂してしまった古いカラーベストを、周辺を傷つけないよう慎重に取り外します。
次に、新しいカラーベストを準備し、隅棟の板金の内側にしっかりと滑り込ませるように差し込み、元の位置へと取り付けていきます。
最後に、差し替えた屋根材が動いたり、隙間から雨水が浸入したりしないよう、専用のコーキング材で防水処理と固定を確実に行い、作業は完了です。
なぜ多めに交換するの?将来を見据えた屋根修理の考え方


屋根のカラーベスト(スレート屋根材)が割れてしまった時、その一枚だけを交換すれば大丈夫だと思っていませんか。
もちろんそれも一つの修理方法ですが、私たちは長期的な安心のために、一歩進んだご提案をすることがあります。
経年劣化したカラーベストは、一枚が割れているということは、その周りの屋根材も同じように脆くなっている可能性が非常に高い状態です。
そのため、破損箇所を中心に少し広めの範囲で予防的に交換することで、将来起こりうる新たな破損のリスクを軽減します。
さらに、交換範囲が広い場合には、新しい屋根材を葺く前に、下にある防水層(ルーフィング防水紙)を上から重ね貼りして補強します。
雨漏りを防ぐ最後の砦を強化することで、屋根全体の安心感を格段に高めることができるのです。

「屋根材が数枚だけ割れているけれど、これくらいで業者さんに頼んでもいいのかな?」と迷われることはありませんか。
私たちは、こうした小さな修理こそ、お住まいを長持ちさせるために非常に重要だと考えています。
破損したカラーベスト(スレート屋根材)の交換修理を行いました。
周囲の屋根材の状態も考慮した上で、今回は破損箇所を中心に4枚の新しいカラーベストを丁寧に施工いたしました。
たった数枚の破損でも、そこから雨水が浸入すれば、屋根の下地である防水紙や野地板を傷めてしまいます。
小さなほころびが、気づかぬうちに雨漏りという大きなトラブルに発展するのです。
2004年以前の屋根は要注意!アスベスト含有カラーベストの修理と適正な費用解説


先日、外壁塗装の足場の土台が干渉して欠けてしまったカラーベストの交換修理を行いました。
足場を一時的に吊り上げた状態で、慎重に新しい屋根材へと差し替える専門的な作業です。
しかし、こうした古い屋根の修理には、技術とは別に知っておくべき重要な点があります。
それは、2004年頃までに製造されたスレート屋根材(カラーベストなど)の多くに、アスベスト(石綿)が含まれていることです。
アスベストを含んだ建材は法律に基づき特別な方法で処分する必要があるため、通常の廃材に比べて処分費用がかなり高額になります。
そのため、古い屋根の修理やリフォームの見積もりには、この高額な処分費が含まれる場合があり、これが「適正な価格」となります。
後々のトラブルを避けるためにも、お見積書の内容は細部までよくご確認いただき、不明な点は必ず事前にご質問ください。
費用に関わる大切なことですので、ご家族でしっかりご相談の上、信頼できる業者にご依頼されることを強くお勧めします。
初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
『【カラーベスト】名古屋市南区 屋根修理雨漏りの原因は施工不良かも?カラーベスト交換で足場利用で賢く点検!二重の防水対策を』
ヤマムラ建装 株式会社では

