【塀修復作業】豊明市 点検で原因を特定!劣化した水道管の水漏れが原因?補修工事で壁の劣化を根本から解決!

その壁のひび割れ、原因は内部かも?プロの無料点検で真実解明

工事のきっかけ

今回ご相談いただいたのは、名古屋市近郊の豊明市にお住まいのお客様でした。
お問い合わせのきっかけは、庭の手入れをしていた際にふと目に留まった、お隣との境界に立つモルタル壁の異変でした。
以前から小さなヘアクラック(髪の毛のような細いひび割れ)があることには気づいていましたが、その日は明らかに亀裂が長く、そして深くなっているように感じたそうです。
指でなぞってみると、表面がザラザラと剥がれ落ち、ひび割れの両側で僅かな段差さえ感じられました。
「このまま放置していて、さらに悪化したり、大きな地震が来た時に崩れたりしないだろうか」という不安が日に日に大きくなっていったとのこと。
ご自身でインターネットを使い、「塀 ひび割れ 原因」「外壁 亀裂 補修 豊明市」といったキーワードで情報を集めるうちに、ひび割れの原因は単純な経年劣化だけでなく、内部構造や地中の問題など、目に見えない部分に潜んでいることが多いという事実を知ります。
そして、中途半端なDIY補修ではかえって状況を悪化させる危険性もあることから、「一度、専門家の目でしっかりと見てもらうべきだ」と決心されました。
数あるリフォーム会社の中から、施工実績が豊富な私たちにご興味を持ってくださり、お問い合わせフォームからご連絡をいただく運びとなりました。

建物の状況

築年数 ・・・ 約40年以上

工事費用・・・ 約40万円以上

施工期間・・・ 1週間ほど

建物種別・・・ 戸建て(木造)

ビフォーアフター

01.豊明市 外壁クラック 敷地境界の外壁に亀裂が入った原因探索。

13.豊明市 外壁クラック 後片付けを行い修復作業の完了となります。

名古屋市およびその近郊にお住まいの皆様、こんにちは。
地域に密着し、皆様の大切な住まいを守る住宅リフォーム会社です。

夏の厳しい日差しや、近年増加傾向にあるゲリラ豪雨、そして秋の台風シーズン。
私たちの住まいは、一年を通して過酷な自然環境に晒されています。

ふと、ご自宅の周りを見渡したとき、以前はなかったはずの外壁やブロック塀のひび割れ、塗装の剥がれに気づき、不安な気持ちになったことはありませんか。
「このくらいの傷ならまだ大丈夫だろう」と見過ごしてしまいがちですが、その小さな劣化サインこそ、建物の耐久性に関わる重大な問題が隠れている危険信号かもしれません。

この記事では、実際に「境界壁の劣化が気になる」というお問い合わせをいただいたお客様のお宅で実施した、無料の現地調査から原因特定、そして修復工事が完了するまでの一部始終を、プロの視点で詳しく解説していきます。
この記事を読めば、専門家がどのような視点で建物を診断するのか、そしてなぜ早期の対応が重要なのかをご理解いただけるはずです。

【住宅の無料点検】その塀の劣化、放置は危険?プロの目で見る現地調査の流れ

01.豊明市 外壁クラック 敷地境界の外壁に亀裂が入った原因探索。

夏の厳しい日差しや台風シーズンが過ぎ、過ごしやすい季節となりましたが、同時にお住まいの外壁や塀の傷みが気になり始める時期でもあります。
先日、愛知県内にお住まいのお客様から「敷地の境界にある壁の状態を一度見てほしい」とのお問い合わせを受け、早速ご都合の良い日時に現地調査へお伺いしました。

お客様にご挨拶し、現在どのような点でお悩みなのか、気になっている箇所などを丁寧にヒアリングさせていただきます。
お客様との対話の中から、最適な解決策へのヒントが見つかることも少なくありません。

その後、問題となっている敷地と道路の境界に立つ、モルタルと漆喰で仕上げられた壁の点検調査を開始しました。
ひび割れの有無やその深さ、塗膜の剥がれ、汚れの付着具合などを、専門家の目で多角的にチェックしていきます。
ただ劣化状況を確認するだけでなく、その根本的な原因がどこにあるのかを探ることが、適切な修繕計画を立てるための最も重要な第一歩となります。

その壁のひび割れ、原因は外からではない?プロが診断する劣化のサイン

02.豊明市 外壁クラック 縦と横に大きな亀裂が発生していました。
03.豊明市 外壁クラック 大きく裂けている所もありました。

境界壁の現地調査の様子をご報告します。お客様から事前にお話を伺っていた通り、モルタル壁には縦横に走る長い亀裂がはっきりと確認できました。
中には表面が裂けるほど大きく損傷している箇所もあり、建物の耐久性を考えると早急な対応が求められる状態です。

私たちはまず、ひび割れの形状を目で見て確認し、指で触れて段差や塗膜の浮きがないかを確かめる「目視・指触点検」を行います。この診断から、亀裂の原因をある程度推測することができます。
例えば、外部からの衝撃による傷であれば、一点を中心にくぼみや放射状のひびが入るのが一般的です。

しかし今回の亀裂にはそうした特徴が見られませんでした。
むしろ、ひび割れが壁の内側から表面に向かって押し出されるように発生している印象です。
これは、単なる表面の劣化ではなく、壁の内部構造や裏側の環境に何らかの原因が隠れている可能性を示唆しています。
この見えない原因を突き止めることが、再発を防ぐための重要な鍵となります。

壁のひび割れ、意外な原因は地中の排水管?プロが辿り着いた水漏れの可能性

04.豊明市 外壁クラック 敷地から伸びてきた排水管の先がありました。

境界壁のひび割れが内部からの要因で発生している可能性が高いと推測しました。
では、その根本原因は何か。さらに詳しく周辺を調べていくと、ひび割れが特に集中している壁の根元部分で、ある重要な手がかりを発見しました。
それは、地面から突き出していた一本の排水管です。

この排水管は、敷地内の雨水などを流すために、境界壁に沿って地中に埋設されているものと考えられます。
一見すると壁の劣化とは無関係に思えるかもしれませんが、豊富な経験から私たちは、この排水管が問題の引き金となっている可能性を考えました。

もし、地中で目に見えないこの排水管が経年劣化などによって破損し、常時水漏れを起こしていたとしたらどうでしょうか。
漏れ出た水は壁の基礎部分の土を常に湿らせ、モルタルを内側から脆くしてしまいます。
その結果として、壁の表面に深刻なひび割れを発生させた、という仮説が成り立ちます。
表面的な補修だけでなく、この水漏れを解決しない限り、問題は再発してしまうでしょう。

モルタル壁の意外な弱点とは?内側からの水分が引き起こす劣化のメカニズム

05.豊明市 外壁クラック 敷地内の外周付近を探索していきます。
06.豊明市 外壁クラック 水道のメーター機器らしきものがありました。

道路側からの調査で「地中の配管からの水漏れ」がひび割れの原因ではないかという仮説を立てた私たち専門スタッフは、次にお客様にご協力いただき、境界壁の裏側にあたるお庭からも点検調査を行いました。
すると、まさにひび割れが集中している壁の真裏に、水道管が埋設されていることを確認。
これにより、漏水の可能性はさらに高まりました。

ここで、モルタル壁が持つ重要な性質についてご説明します。
モルタルや漆喰で仕上げられた壁は、耐火性に優れ、表面は雨水を弾くため「外からの水」には非常に強い建材です。
しかしその一方で、「内側からの水分」にはとても弱いという弱点を持っています。

もし地中の水道管から漏れた水が壁の基礎に染み込み続けると、壁は内側から常に水分を吸い上げている状態になります。
すると素材の結合力が徐々に失われ、内部から脆く崩れるように劣化が進行してしまうのです。

原因特定から最適な修復プランのご提案へ|安心と納得の無料見積もり

07.豊明市 外壁クラック 水道管に沿って列が入っているかと予測しました。

これまでの多角的な調査の結果、境界壁に発生したひび割れ(クラック)が、地中に埋設されている水道管の位置に沿って伸びていることを突き止めました。
このことから、今回の劣化の根本原因は「水道管からの長期間にわたる漏水」であると最終的に判断いたしました。

今回の現地調査は、お客様にもお立ち会いいただきながら進めておりましたので、その場で写真などもお見せしながら、発見した事実と原因の特定に至った経緯を詳しくご説明しました。
そして、ただ表面のひび割れを補修するだけでなく、原因である水道管の修理も同時に行い、将来的な再発を防ぐための最適な修復プランをご提案させていただきました。

お客様にプランの概要をご理解いただいた後、速やかに詳細な内訳を明記したお見積書を作成し、お渡しいたしました。
私たちは、丁寧な調査と分かりやすいご説明、そしてご納得いただける透明性の高いお見積もりを大切にしています。

ひび割れ壁の補修工事|原因修理から塗装仕上げまでの流れ

01.豊明市 外壁クラック 敷地境界線のモルタル壁の修復作業。

09.豊明市 外壁クラック 内部の水道管を修理しておきました。

モルタル境界壁の本格的な修復工事に着手しました。
今回の工事は、ひび割れの根本原因である「水道管の漏水」を解決し、再発を防ぐことを最大の目的としています。

まず、ひび割れ(亀裂)に沿って専用の電動工具で壁を削り、劣化部分を徹底的に除去します。
同時に、原因である水道管が露出するまで慎重に作業を進め、漏水箇所の修理を最優先で行いました。
この見えない部分の確実な修繕が、壁の寿命を延ばすための要です。

原因の修理が完了したら、削り取った箇所に新しいモルタルを塗り込み、職人の手で元の平らな状態へと復元していきます。
そして最後の仕上げとして、壁全体を塗装します。
今回は、既存の壁と馴染むよう白色の塗料を選定し、補修跡が目立たない、統一感のある美しい外観に蘇らせました。

機能と美観を両立させるプロの工夫|排水管をスッキリ見せる

04.豊明市 外壁クラック 敷地から伸びてきた排水管の先がありました。
12.豊明市 外壁クラック 外壁の表面を同じようにサイズ変更。

住宅リフォームにおいて、私たちは主要な箇所の修繕だけでなく、お住まい全体の美観を高めるための細やかな配慮も大切にしています。
今回の境界壁の補修工事では、以前から壁の下から道路側へ突き出ていた排水管の見た目にも一工夫加えました。

機能としては問題ありませんでしたが、よりスッキリとした外観にするため、壁の仕上げ作業と同時にこの排水管の出口を綺麗に加工し直しました。
壁のラインに沿うようにスマートに収めることで、通路の安全性と景観が向上します。

もちろん、ただ見た目を整えるだけではありません。
敷地内の水がこれまで通りスムーズに道路側の排水溝へ流れるよう、勾配などを計算した上で確実に施工しています。
機能性を一切損なうことなく、美観を向上させる。

こうした細部へのこだわりが、お客様の満足に繋がると私たちは信じています。
「ここもついでに綺麗にしたい」といったご要望も、ぜひお気軽にお聞かせください。

お客様の「綺麗になった!」のひと言が私たちの誇りです

10.豊明市 外壁クラック 表面の凹凸が目立たないように作業。
13.豊明市 外壁クラック 後片付けを行い修復作業の完了となります。

愛知県豊明市内で進めておりました境界壁の修復工事が、全ての工程を終え、この度無事に完了いたしました。
今回の補修では、ひび割れの跡が可能な限り目立たなくなるよう、特に表面の仕上げにこだわりました。
壁面に不要な凹凸が出ないよう、職人が平滑さを意識して丁寧に作業を進めました。

もちろん、新品同様に傷跡を完全に消すことは難しいですが、日常生活で道路からご覧になる際にはほとんど気にならないレベルまで、美しく復元できたと自負しております。

全ての作業が完了した後、使用した道具を片付け、現場周辺を徹底的に清掃し、お客様に最終確認をしていただきました。
ひび割れだらけだった壁が見違えるように綺麗になったと、お客様から大変お喜びの声をいただくことができ、私たちにとっても感無量の瞬間でした。
このお客様の笑顔を励みに、これからも丁寧な仕事を心がけてまいります。
お住まいのことでお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

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